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人並みにできない自分は価値がない?

私は人が普通にできることがなかなかできなくて、
自分でどうしようもなくなってよくキーーーーってなっちゃうんですが。
そんな自分ってほんと、社会不適合者だわ〜。ってなった話。


こんにちは。irodori Branding アートディレクターの安間祥子です。
個人ビジネスから始まったirodori Bradingに1人目のデザイナーとして2019年に参画。

「違いに誇りを。らしさに愛を。」を企業のミッションに掲げ自分らしくいる事で、誰かの役に立つ。
自分らしさを活かすことで、笑顔になってくれる人がいる。
そんなことを感じながら過ごせる幸せな社会をブランディングを通して創っていきたい!と、楽しい仲間たちとオンラインで繋がりながら一緒にあーでもないこーでもないと、日々試行錯誤しながら楽しく働いています。

ある朝の出来事

・仕事でのミスコミュニケーション
・ワクチン接種の予約資料が解読できない
・娘が髪を結ばせてくれない
・連絡帳を書き忘れていた

などなど
ほんの小さな「うまくできない」出来事が積み重なって


お前は何も出来ない。
いなくてもいい。

みたいなメッセージを勝手に受信しては
(PMSだったのもある)
自分で自分の殻を厚くし


「かーちゃん、ベーコン焼き過ぎ!」
という息子の本当にどうでもいい一言に
気持ちが決壊。

「どうせ何やったってダメですよ😡」
と半泣きですねました。38years old。

最悪な朝です。

気が晴れないので

子供たちを保育園に送った帰り、
ふと、神社に寄りたくなって参拝。

普段は静かで大好きな神社だけど
なぜか今日はスーツを着たおじさんたちがわらわらいて落ち着かない。


集中してお祈りしてみたけど
まだふわふわしていたので

神社の隣の梅園を初めて散歩してみた。

なんの花も咲いていない時期のど平日。
誰もいない。最高。


榊や紅葉、シダの緑が力強く茂る中を進んでいくと
この数日の雨で湿った土が太陽であっためられて、もわっと匂い立つ。


この匂い、なんか好き。


ふと、小学生の時に放課後木登りにはまっていたことを思い出す。

友達が一緒に行かない日も、木に登るのは一人で行った。

いつもよりちょっと高いところで風を感じたり
葉っぱが擦れる音を聞くのが好きだった。



そんなことを思い出してたら

道の向こうから人懐こい猫ちゃんが寄ってきてゴロゴロ。


かわええ……🐈



「無価値って思われたくない。」


これはずっと私の中に深く焦げ付いている感情。
価値のある人でいたい。

でもこれって、
自分自身は変わってなくても、
どの相手がどう感じるかで答えは変わる。

とても他人軸の判断基準。



ゴロゴロしてる猫も
木登りする幼い自分も

そうしている自分に価値があるとかないとか
どうでもよかったはず。

自分の心地よさを探して、好きにしてるだけ。
それで満たされている。





猫ちゃんに見送られながら、
ああ、そうだよな〜。と、ちょっと気持ちが軽くなる。



自分の心地よさまで他人軸で手放してはいけない。
人様の価値観の上に自分の心地よさを築くのはたぶん違う



うっかりしてると
すぐそうなっちゃう。

誰々にどう思われてる(かもしれない)とか、
これがうまくできない自分はダメなやつだとか。


誰と比べてるんだろう?



今日だって、私は

ちゃんと朝起きて
子供の準備手伝って
朝ごはん作って
洗濯して
仕事してる

なんならお参りも行けた。
散歩もできた。

息子だって、なんだかんだ言いながら
焼きすぎたベーコンの乗ったチーズトーストを残さず食べた。
(私は焼きすぎだとは思ってない。むしろ私が食べたい。)


やるじゃん自分。
いい日じゃん。今日。



普通のことをギリなんとかできてる自分。
それが私の基準値・デフォルト。

ごくたまに気が乗ったことは人よりいい感じでできたり、
気が乗らない時はひたすらにダメ人間だったりするけど、

デフォルトはやっぱり

「普通のことをギリなんとかできてる自分」
なのだ。


自分のデフォルトは自分にしかわからないし 
他の人の能力や評価は関係ない。



「違い」に誇りを。
「らしさ」に愛を。

をミッションに掲げるブランディングの会社で仲間と働く私ですが、
そこに向かうための第一歩の「自己受容」は毎日をこれはどうだ?あれはどうだ?と課題を持って遊びにやってきます😂修行か。



ながーくなっちゃったけど、ぬっこ🐈に癒されたよという話でした。笑

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