ポケモン用語集
ポケモンでは、様々な用語が出てくる。
ポケモンバトルの実況や
ポケモンバトルの場では もちろん、
「育成論」でも、
それが顕著になる傾向にある。
なんとなくは理解してても、
ちゃんと理解していない場合も少なくない。
ここでは、そんな用語たちを一部のみ、
紹介していく。
※随時更新
1.よく使われるポケモン用語
三値
個体値、努力値、種族値の3つの総称。
|実数値《じっすうち》ではない。
強いポケモンを育てるためには、
知っておくと良い。
努力値
ゲームでは
「 基礎ポイント」と呼ばれている
隠しステータス。
ポケモン対戦をする上では必須。
取得方法は簡単で、ポケモンを倒すだけ。
レベル100で経験値がもらえなくても、
努力値を得てない場合は取得可能。
合計510(508)振ることが可能。
詳細は、後で書く予定。
種族値
ポケモンの秘めている
ポテンシャルのことで
各ポケモンごとにあらかじめ決められた
基礎的な数値、ステータスのこと。
そのステータスが高いポケモンは
とにかく強い場合が多い。
それが、合計600になるポケモンは
俗に「600族」と呼ばれていて、
シリーズごとに
1種類のポケモンが存在する。
種族値配分
種族値の振り分けられ方のこと。
これを いろんなポケモンと
比較することで、
そのポケモンの特徴や特技、
苦手なことがわかってくるため、
実は 重要になる。
理想的な(美しい)種族値配分の例として、
ガブリアスやナットレイが有名。
個体値
ポケモンの個体ごとによる
隠しステータスのひとつ。
同じポケモンでも強さが異なるのは、
この数値が個体ごとに異なるから。
0~31の数値で振り分けられており、
最高は31(これを、Vと呼ぶ)、30はU。
すばやさが31の場合、「最速」と
呼ぶ場合もある。
逆に最低値の 0 の場合は「逆V」
「○0」と呼ばれる。
○に入るのは、その逆Vのステータスの
アルファベットである。
攻撃が逆Vの場合は「A0」と表記される。
すばやさのが最低の場合は「最遅」
防御や特防が最低の場合は「最脆」
と、言う人もいる。
HP、攻撃、防御、特攻、特防、すばやさが
全て、31(最高)の個体の場合は「6V」、
または「理想個体」と呼ぶ。
実数値
実際に、ゲーム画面に映し出されてる
ステータスの数値。
実際の強さ、というイメージ。
種族値、個体値、努力値によって、
この実数値が変わってくる。
ダメージ計算をする際は、
この数値を使用する。
性格
ポケモンが持つ特徴。性格ごとに
特定の1ステータスに補正がかかり、
1ステータスに下降補正がかかる。
補正がかからない性格も 存在する。
性格は ポケモンバトルで
とても重要になる要素となる。
すばやさ操作
「S操作」とも言う。
すばやさのランクが変化する技を使用し
「すばやさ」の値を操作(調整)すること。
それをするにはまず、
素早さの実数値を調整する、
「すばやさ(S)調整」が必須となる。
火力
ダメージ量や、技の威力の事。
火力指数
ダメージ量を数値で示したもので、
これが高いと、火力が高い……つまり、
ダメージ量は多いと考えられる。
「 攻撃(特攻)×(技の威力×タイプ補正)
×その他補正 」で計算する。
これだけでは、
正確なダメージ量はわからないものの、
火力を他のポケモンの場合と比較したり、
数値を相手の「防御」か「特防」で割って
相手に与えるダメージを(大まかに だが)
導いたりすることが可能となる。
正確なダメージを知りたい場合は、
ダメージ計算ツールを使うことを
強く、推奨する。
乱数
相手に攻撃した際、
ランダムに0.85倍~1倍の16パターンで
ダメージに補正が かかる。
(ゲームの内部で勝手に行われている)
これが、乱数である。
同じ個体の同じ攻撃する技なのに、
違うダメージが出ることがあるのは、
乱数が原因。
1/16の確率で
ダメージ量が最低の 0.85倍になるが
同じく1/16の確率で 最高の1倍になる。
相性
一般的には、タイプの強弱を表す言葉。
(例 : ほのおの相性は
くさには良いが、みずには悪い)
「タイプ相性」とも言う。
ゲーム中では、
わざマシンを覚えられるか否かを
表す言葉としても使われる。
フルアタ構成
技4つ全てが、
攻撃技(物理技および特殊技)のみの構成と
なっていること。
もちものが とつげきチョッキ型や
高い種族値のポケモンであれば
案外、よくある。
遺伝
育て屋・預かり屋に預けたポケモンから
タマゴから生まれてくるポケモンに
データが受け継がれる現象。
♀のポケモンが生まれてくる。
(※相方がメタモンの場合は、
例外的に♂もしくは性別不明の
ポケモンが生まれてくる)
厳選作業
ポケモンのタマゴを孵化して、
個体を厳選する作業のこと。
「孵化作業」ともいう。
その作業の際に、
ずっと走り続ける(自転車をこぎ続ける)
道(道路や街)は
「廃人ロード」と呼ばれている。
パーティ
公式では 「チーム」と呼んでいる。
(人が育てたパーティを借りれるシステムで
レンタルチームと表記してあることから)。
3体、4体、もしくは6体からなる
ポケモンバトルのチーム。
タイプ相性を考えて構成する場合が多い。
バトルボックスで 登録していると楽。
隠れ特性
「夢特性」とも。
特殊な手段で手に入れたポケモンが
所持していることがある特性。
強力なものも 多いが、
イマイチ噛み合わないものもある。
通常の手段で手に入れたポケモンは
「通常特性」と呼ばれる。
ポケルス
努力値が2倍、
取得できるポケモンのウイルスで、
戦闘終了後に「3/65536」の確率で
ポケモンに感染する。
色違いに出会う確率は 通常だと
「1/4096」なので とてもレア。
数日経つと確実に治療するため、
感染したらボックスに預けるか、
感染したポケモンと
ポケルスを感染させたいポケモンを連れて
野生のポケモンに会うことを推奨する。
戦闘後に手持ちの上下のポケモンに
1/3の確率で感染する。
治療しても、努力値2倍の効果は続く。
感染したポケモンを
ボックスに預けると 治療しない。
2.対戦とは関係ない用語
オシャボ
そのポケモンに合うボールのこと。
人によって異なる。
そういう オシャレという概念。
ガンテツボールと
呼ばれるレアなボールから
200円のモンスターボールまで
様々なオシャボが存在する。
その人がオシャボです! と言えば
それは、オシャボです。
オシャボに入っているのは、
色違いのポケモンが多いイメージがあるが
トレーナーのお気に入りポケモンを
入れることも多い。
大抵は、そのポケモンのイメージや
色が近いボールに入れる。
○○ボール入り
ポケモンが入っているボール。
○○にはボールの名前が入る。
例:ウルトラボール入りピカチュウ
→ ウルトラボールで捕まえたピカチュウ
裏ID
通常では 見ることの出来ない、隠しID。
同じIDで被ることがないようにするため、
存在する。
通常では、知るよしもない。
乱数調整のツールや
色違い厳選で 有用に働くらしい。
海外産ポケモン
「海外ポケモン」とも呼ばれる
海外のロムで捕まえた、
もしくは孵化させたポケモンの総称。
交換でのみ、入手が可能であり、
交換したポケモンの図鑑説明は
交換した先の言語で読める。
御三家
ゲームの最初に手に入れるポケモン。
ほのお、みず、くさタイプの3タイプ
いずれかという法則性がある。
御三家しか覚えられない特別な技がある。
また、御三家を最終進化させて
最大までなつかせていると、
究極の技を覚えてくれる。
ほのおタイプだと「ブラストバーン」、
みずタイプだと「ハイドロカノン」、
くさタイプだと「ハードプラント」。
旅パ
ゲーム内のストーリーを進めるための
ポケモンによるパーティ。
厳密に努力値を振られていなかったり、
ひでん技ばかり覚えている
「秘伝要員」がいたり、
フルアタ構成だったりする事が多々ある。
増田 順一さん
言わずと知れた
ポケモンを製作している人の一人。
たぶん、一番 有名。
増田ァ!と呼び捨てされがち。
プロデューサーやディレクターをしつつ、
作曲することも多い。
好きなポケモンは コダックとニンフィア。
アニポケのサトシの名前の由来、
田尻 智さんや
ゲームフリーク代表取締役の
杉森 建さんなども有名。
3.実際の対戦で使われる用語
動く、行動する
ポケモンが技を出すことを
「動く」または「行動する」と言う。
相手より先に「動く」(技を出す)
「上から行動する」
(相手より先に技を出す)
と言った感じで使われる。
また、行動するは、自分の選択や
相手の選択のことを指すことも。
抜く(抜いている)
ポケモンのすばやさが 相手より速いこと。
自分のポケモンよりも
相手のポケモンの方が
速い場合は「抜かれている」と言う。
ランク補正
バトル中に演出によって明確に示される
ステータスの上がり下がりのこと。
技だけでなく、
持ち物によって変動することも。
こだわる(こだわっている)
こだわりスカーフやこだわりメガネなど
技が最初に選んだ技で固定される持ち物を
持っているポケモンに使われる用語。
トリルパ (○○パ)
技「トリックルーム」を使うパーティ。
最遅(もしくはすばやさ調整されている)
個体が大半で構成されている。
遅いポケモンは大抵、耐久が高く、
攻撃力もそこそこあるので侮れない。
役割
パーティ内で、そのポケモンに
課せられた使命のようなもの。
倒してほしい相手がいる場合や、
対策としてパーティに入れた(連れてきた)
ポケモンは○○するのが役割。
と、いったように使う言葉。
仕事
意味は、役割に近い。
パーティのサポートをしたり、
最低限の場を整えるなどをして、
役割を果たすことを「仕事はした」
と言ったりする。
3タテ
対戦相手のポケモン3体を、
自分のポケモン1体で倒しきること。
立て続けに倒す、という意味。
確率を引く
ポケモンバトルは、
状態異常や技外し(回避)など、
様々な運要素が絡むことがある。
それらは、確率が決められている。
その状況になること、逆に
その状況にならないことを指す言葉。
確率という言葉を除去して、
「○○を引いた」と言うことも。
透かす
読み合いによって「効果のない技」を
相手のポケモンに使わせること。
これにより、1ターンの猶予ができる。
逆に、使わされた場合は、
「透かされた」と言う。
読み合い
ポケモンバトルは戦う際に自然と
「相手が選択してくる行動」の可能性を
考えている。
例えば、どんな技を撃ってくるか、
交換はするのか、ダイマックスをするのか
などである。
これは、相手も考えていることである。
これを、読み合いという。
安全に着地
効果のない技や、攻撃を受けられる
(大したダメージにはならない)技を
相手が選択することを想定して、
(または、選択したことによって)
ポケモンを交換し、
有利対面にすることを指す。
運ゲー
名前の通り、
運に頼るプレイスタイルのこと。
命中率不安定な技を使ったり、
状態異常にして行動不能にさせるプレイ。
一撃必殺技や 特性ムラっけなど、
勝負の行方が運に関わる戦術のこと。
その運が、都合の悪い方向、
もしくは自分の良い方向に片寄ると
「不正」と言うこともある、
※ネタの一種なので
リアルの対戦相手に使うのは やめよう。
サイクル
ポケモンの交換のこと。
「サイクルを回す」というと、
有利になるような対面を狙いつつ
相手を削りながら、
ポケモンを交換することを指す。
その戦いのことを「サイクル戦」という。
上手いトレーナーのポケモンバトルは、
頻繁に相手の行動を考えて技を指示、
もしくはポケモンを交換する
「読み合い」が発生する。
有利対面
相手のポケモンに対して、
こちらのポケモンの方が強く出れる
(有利な)対面のこと。
逆に、苦手なポケモンだと、
「不利対面」という。
ポケモンバトルでは
この有利対面を作ることが重要。
立ち回り
そのポケモンをどう動かすか、
交換したり技を出すタイミング、
有利対面などの動き。
アタッカー
基本的に、
攻撃する役割のポケモンのこと。
ランクをあげて攻撃するポケモンは
「積みアタッカー」と呼ばれる。
攻撃することを
「殴る」と言うこともある。
受けポケモン
所謂、耐久勝負に強いポケモン。
「受けポケ」とも。
攻撃されることを「受け」と言う。
攻撃を耐え、耐久力のランクをあげつつ、
回復して攻撃を受けきる「要塞化」、
「受けループ」と呼ばれる
耐久力の高いポケモンのパーティで、
サイクルを回しながらステルスロックで
ダメージ数を蓄積させたり、
ちきゅうなげやゴツゴツメットなどの
定数ダメージで
ジワジワと削り競り勝つなど、
相手の精神的に負担をかける戦術がある。
これも立派な戦術のひとつ。
○○型
ポケモンの型は、そのポケモンの種族値や
トレーナーの戦い方、作戦によって
変わってくる場合が多い。
攻撃とすばやさが高いとアタッカー型
防御もしくは特防か高いと、
要塞化などを狙う耐久型など 様々。
与ダメージ / 被ダメージ
与ダメージは、
相手に与えられる(与えた)ダメージ。
「与ダメ」ともいう。
被ダメージは、
相手に与えられるであろう(与えられた)
ダメージのこと。「被ダメ」とも言う。
確定1発
ダメージ計算で よく見かける言葉。
また、きあいのタスキのようなもちものや
特性がんじょうなどを除き、
攻撃を一撃出すだけで倒せるのを
「確定1発(確1)」と言ったりする。
2発、必要な場合は「確定2発(確2)」。
1撃で出すダメージ量が100%を越えるが、
このダメージ量が99%以下になる乱数が
存在する(乱数が絡む)場合は「乱数1発」
と、表記(表現)する。
相性補完
パーティのコンセプトとなるポケモンの
相性や技などによって
苦手とするポケモンの
攻撃を引き受けて倒せることができる
コンセプトとは 別のポケモン。
相棒(相方)となって
コンビを組む場合が多い。
壁
リフレクターやひかりのかべ、
オーロラベールなど、
攻撃を半減する変化技のこと。
壁を貼る役割のポケモンを
「壁貼り要員」と呼んだりすることも。
クリティカル率
急所に当たる確率のこと。
「急所にあたりやすい」
と表記されている技は
「急所技」と呼ぶ。
必中技
必ず攻撃が当たる技のこと。
つばめがえし や だましうちなどがある。
回避率がいくら上がってても当たるため
有用性はある。
特性ノーガードは すべての技が
必中となる。
めざパ
「めざめるパワー」の略。
威力不定だった第5世代までは、
「めざ炎70」と言ったように
めざめるパワーのタイプだけではなく
威力をあわせて表記する。
めざめるパワーは、「氷」など
持っていると便利なタイプを厳選し、
対戦で使うこともある。
ソード・シールドでは、
廃止された技のひとつ。
優先度
素早さに関係なく、
優先して技の出す順番を決める要素。
なお、優先度が同じ技を
自分のポケモンと相手のポケモンが
同時に出した場合、
素早さが高い方から 技を出す。
技範囲
色んなタイプの攻撃技を覚えるので、
どんなポケモンにも対応可能なポケモンは
「技範囲が広い」という。
技範囲が広いポケモン = 強い
というわけではない。
ダブルバトル もしくは
トリプルバトルでの
「技の範囲」は、別の言葉。
こちらは、
技にはそれぞれ当たる相手、
選べる相手が決まっているという意味。
「範囲攻撃」は、ダブルバトルや
トリプルバトルなどにて
2体以上に攻撃できるかどうか、
その広さを指す言葉である。
ものすごく、紛らわしい。
◇各世代まとめ
第一世代(初代)
赤・緑・青・ピカチュウ
略称はRGBP
赤・緑がRG 青はB ピカチュウはP
第二世代
金・銀・クリスタル
略称はGSC GSは金・銀
第三世代
ルビー・サファイア・エメラルド
略称はRSE RSはルビー・サファイア
ファイアレッド・リーフグリーン
略称はFRLG
第四世代
ダイヤモンド・パール
略称はダイパもしくはDP
プラチナ 略称はPt
第五世代
ブラック・ホワイト 略称はBW
ブラック2・ホワイト2 略称はBW2
第六世代
X・Y
オメガルビー・アルファサファイア
略称はORAS
第七世代
サン・ムーン 略称はSM
ウルトラサン・ウルトラムーン
略称はUSUM
第八世代
ソード・シールド 略称は剣盾
詳しい内容は、この記事を参照してね!
ポケモン用語/早引き
さくっと調べたい場合は こちらから!
あ行~な行
は行~わ
ポケモン用語を使う理由と注意点
ポケモンの用語は、
「状況説明の簡略化」のために
使用しているケースが多い。
ポケモンは、短い制限時間の間に
対戦相手の選択肢(行動)を考えて、
ポケモンたちに
指示を出す必要があるため、
用語は 頻繁に使われる。
公式では使われていない用語も多く、
ポケモン用語を知らない人や
嫌がる人もいるので 用語を使う際は、
それを肝に銘じておこう。