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苦しみと絶望こそすばらしいので、今すぐ苦しみなさい。快楽は思っていたよりもクソ。20231208

卒制よぉーーーーーーーこんなんじゃなくてチャイナドレスのお姉さんとか描きたいーーーーーーーーー

↑という下書きを書き残してnoteから立ち去っていきました。モボモボです。




卒制がやばい




最初に立てた構図の悪いところを大幅に直して昨日今日と描き進めていたんだけれど、直したやつもそれはそれでやっぱり構図が悪すぎるんです。ここを直したらあれが変になって、そこを解決したらあそこが辻褄合わなくなって…ってかんじ。そうして大事なことが言えなくなっていく
意味に囚われすぎなんだとおもう。絵を見る尺度がどんどん小さくなって小さくなってよく分からないところにこだわっているんだと思う。

なんかよーーー!先生は私を早熟だとか天才だとか言うけど、こんなにアホでバカで最悪な人間はいないし絵を描くたびに大抵自死したくなるくらい苦しんでいる。今私かなり絵下手だし。クソクソ!バカがよぉーーー!奇声を上げて喉を搔き切っていっぱい人がいる前で寝そべって足をじたばたしながら泣きたい!そしてすべてどうでもよくなって死ぬんだ………というか殺してくれ!!!!!

発狂しかけた時、ほいちゃんとチマブーエダンスを踊りました。その踊りの様子は筆舌に尽くし難いものであったため、みなさん想像してみて下さい。

チマブーエ「荘厳の聖母」1970
名前が変だからって理由だけで採用された。私はこの時期の宗教画の平面的で装飾的なかんじ、すごい好きです。


チマブーエの力も根本解決には至らず、ちょっと泣いてから家に帰りました。
そのとき自分のダメな絵の前で頭が沸騰したまま固まってしまっていたので、一旦落ち着いてクールダウンしてから勉強して全く新しい視点・概念を取り入れていこうという魂胆です。


家に帰ったら最近自分的にホットな本、フランシス・ベーコン・インタビュー「肉への慈悲」のまだ読んでないところを、気になった部分から読みました。

大学1年生のときに先生におすすめされて、4000円くらいで買った!かっこええ本。
ベーコン「吹き出す水」1979
今日印象に残った絵。工場のような風景を描いてから大量の絵の具をぶちまけて、風景の中に波打ち際を作ろうとしたが、波ではなく吹き出す水に見えてきてそのように描いた、らしい。
ベーコン「風景」1978

色々なことが印象に残った!肖像画では形が崩れているものの方が全体がモデルに近いものより似ることがあるとか、絶望の話とか。色々ありすぎ。

フランシス・ベーコンのアトリエでは好きな写真が散らかっていて、動物の写真や人体の連続写真、ボクサーの写真などを見ながら絵を描くことが多かったそう。

私はとりあえずこの、肉に対してただならぬ魅力を感じている男、ベーコンを模倣してみることにした。サバンナの動物の動画と、女子プロレスをYouTubeで観たんだけれどすごい良かった…!

アフリカって美しすぎる。こんなに広大でたくさんのシマウマがいて、夢のような色の美しい晴れの天気なのに雷が落ちてるのとか、神秘的すぎる。キリンの脚の動きは直感に反する。
動物たちの走る脚の動き、おなかのうねり、ヌーの大群のパワーを見ていると、「私はこのまま平和な日本で飼い慣らされていていいんだろうか…それは、館岡美波の宿命として、正しいものではないんじゃないだろうか」という近年の私を包み込む巨大な悩みが前に出て、そしてそれが「私は解き放たれてろくでもない人間として自由に生きる時のために、生きるのだ」という決意に変わっていくのが分かった。私の夢は、ちゃんと芯のある、ろくでもない人間として生きる事です。あらゆる呪縛を壊していかなければなりません。


女子プロレスは、はまってしまうかもしれない…。良すぎるかもしれん。私は女の子大好きだし、男子プロレスだと痛々しすぎるんじゃないか?と思って女子プロレス観てみたんだけれど、これは良い…!とおもった。

ストリップを観に行ったことがあって、魅せるために踊る人間たちの美しくて強い肉体を見るのがすごい好きだな!ってなったんだけれど、それに近いかんじ、いやもしかしたらそれ以上に好きかも。プロレスとなるとほんとに肉体が強くて、強い肉体同士がぶつかり合い、絡み合い、気絶するかしないか、人体の極限状態に達する。
しかも演出が派手で魅せるかんじだからテンション上がる!衣装やキャラにコンセプトがしっかりしてて、モボみたいなオタク君はこういうの弱いです()派手で強くて美しくてかっこよくてかわいい女の人たち。肉と肉がぶつかり、美しい強い人達がたくさん見られるのすばらしすぎる。
COSMIC ANGELSは3人ともキャラが立っててそれぞれめっちゃかっこいい!協力技が息ぴったりですごい。パイレーツモチーフのKAIRIさんもかっこいい…悪役的なキャラなのにいい人そうで良い!とにかく選手がみんな魅力的で、もっとみたくなる…!私の求める「良さ」が詰まっている…!
昔の試合もみたんですが、めっちゃ辛そうだったけれど強くて強くて美しくてかっこよかった!

クロッキーするなど

ひっさしぶりにクロッキーした!クロッキーするのが久しぶりという事実がやばすぎる。もっと描けや!バカが!
描いたことないポーズが描けて楽しい…。自分のクロッキー力はまだまだ低い。ちょくちょくやっていこう。

女子プロレス、これはすごい会場で観に行ってみたい。でもほんとにすごい痛そうだし辛そうだし、無法地帯なかんじの競技だから行くの怖いな、でも行こうと思えばすぐに行けそうだし、観にいきたい!!



プロレス見てたらいてもたってもいられなくなって体動かしたくなっちゃって、久しぶりに走った!深夜23時、気温1℃。日中も暖かかったし気温は大したことなかったけれど風が強くて、着てるものを貫通して寒かった。
後で数えたら3kmくらい走ってた。風で古い建物から変な音が鳴ったり、雪が降ってきたりして、怖くなってきて、帰るために必死に走った。日中は走ってても足におもりがついてるみたいだし長続きしないのに、夜になると追い風が吹いているかのようにすいすい走れるのはなんでなんだろう。朝や昼より夜が好きだ。


寒い日に長時間走ると頭が痛くなるのでよくないです。爆発みたいに行動する自分を呪った。ギャーーー!!!!!って必死になって、なんでも7秒くらいで飽きる!or疲れる!爆発的行動をしている時以外は大体感情が死んでるし、この世の全てがどうでもいいという自己破壊的な考えに身を任せている。極端なんだよ。
でも、この爆発的感情を出して本質に近づけるっていうのが私の才能なのかもしれないね。いつでも出せるわけじゃなくてコントロールできずにランダムに出てくるし、弊害がでかすぎるし、苦しみだけど。

でもよぉ、その「苦しみ」「絶望」ってやつが実はすっごくすっごく大事なんじゃないか…!?って思い始めた!ベーコンもそういうこと言ってた。不意に来る快楽よりも、苦しみを感じることを何よりも喜んだ方が良い、って。私の直感がそう言った。そうすることが、世間に飼い慣らされることを嫌ったベーコンのように生き生きと生きることに繋がると思うから…それに、最近読んでるARuFaの日記を読んでも伝わってくる。これが。


ドMこそが、王…。


私は苦しみを避けて楽な道に行きがちだ。でも、そういう時の私のおなかはおもりがついてるみたいに重いし、頭は単純な快楽のことしか考えない。単純な快楽って、ワンパターンだ。それって楽しいか…!?そう生きていて、満足か………!??
否!もっと苦しみを喜べる人間になった方がいい。

今日も苦しかったけど、真剣に苦しめる自分が戻ってきてうれしいよ…うれしいよ、グズン…………………絵、どうしよ。


破裂しちゃう!

おわり

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