自根(じこん)キュウリの収穫が始まりました
自根キュウリとは「自分の根で育ったキュウリ」のことです。
言い方を変えると、接ぎ木をしていない、昔ながらのキュウリです。
・・・何のことかわかりますか?
キュウリは地面を這って育つのが本来の姿ですが、蒸し暑い日本ではネットを使って空中に伸ばし、風通しをよくしています。
しかし、もともとのキュウリの根には高いところまで水を吸い上げる力がありません。そこでカボチャに接ぎ木をします。カボチャの根は水を吸い上げる力が強く病気にも強いので、カボチャに接ぎ木をすると大きくて形がいいキュウリがたくさん収穫することができます。
カボチャと同じように皮は硬くなり、結果的に保存性が高まります。
自根キュウリは、接ぎ木キュウリと比べると、水の吸い上げ力が弱く、病気にも弱いので収穫量が少ないです。また、皮が薄いので傷つきやすいです。
形はバラバラ、スラッとしていません。
また、ブルームと呼ばれる白い粉が表面につきます。ブルームはキュウリ自身から分泌される天然物質ですが、農薬と勘違いする方もいます。
そんなことから、スーパーで販売されているのは、ほとんどが接ぎ木キュウリです。
しかし、自根キュウリにはキュウリ本来の味と食感があります。
そもそも、キュウリにほのかな甘みがあることや、香りがあることを知らない人も多いようです。
サラダの味が野菜よりドレッシングで決まってしまうことが多いのですが、ぜひ、自根キュウリでキュウリ本来の味を楽しんでください。
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オーガニック農園 株式会社 しあわせ野菜畑
代表 大角昌巳
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