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食器洗乾燥機の選び方

今回は、ビルトインタイプの食器洗乾燥機のご紹介致します。

ビルトインタイプには、浅型と深型(ディープタイプ)、フロントオープンの3タイプあります。家族構成や使うお皿の種類によって、サイズを決めて頂いた方が後悔は少なくなります。

そこで今回は、それぞれのメリット・デメリットをご紹介致します。

1.浅型のメリット

・様々な種類があり、将来、交換する際も様々な選択肢の中から選べる

・浅い為、底に溜まる食べかす等が取りやすい

・使う水の量や乾燥時間が短い為、水道代や電気代が若干安くなる

2.浅型のデメリット

・最大、約25cmまでしか入らない

※大皿やフライパンの取手が引っかかる可能性が高いです。

・お皿を入れてしまうとお鍋やフライパンが入らない

・まな板や水筒など、背が高い物は入らない

3.深型のメリット

・お皿とお鍋を一緒に洗える

・最大、30cmの大きさまで入れる事が可能

・水筒や菜箸など、背が高い物が入れやすい

4.深型のデメリット

・底に溜まった食べかすが奥にあるので、取りにくい

・マンションや鉄筋コンクリートの場合、排水管の位置によっては深型を入れる事が出来ない

・浅型に比べ、水道代や電気代が掛かる

5.フロントオープンのメリット

・大容量の為、多くの食器やお鍋など入れる事が出来る

・引き出しタイプ(浅型・深型)に比べ、パズルのように入れる事がないので、入れやすい

・フロントオープンは海外メーカーが多く、洗浄力が強い

6.フロントオープンのデメリット

・仮洗いをして食洗機に入れる場合や扉を開け閉めする際に、床に水滴が落ちやすい

・下のかごから食器を出す際に腰を屈める必要があり、腰に負担がかかりやすい

・食洗機下の足元収納が無くなる

7.どう選べば良いのか

食器洗乾燥機はメーカーによって、入る食器点数が異なる為、選ぶ際に悩む事が多いと思います。

選び方の目安として下記を参考にして頂ければと思います。

□小皿をメインで使う→浅型

□食器以外は手洗い→浅型

□機器代やランニングコストを抑えたい→浅型

□乾燥は使わず食洗機として使いたい→浅型・深型

□家族が4人以上→深型・フロントオープン

□25cm以上の食器を使う事が多い→深型・フロントオープン

□洗浄力を重視したい→海外メーカーのフロントオープン

□キッチンの収納力を落としたくないが、食器洗乾燥機の容量も重視→深型

上記の選び方は、一例です。

こんな場合はどうしたら・・・という事があればコメント下さい。返信させて頂きます。

因みに・・・お鍋やフライパンも一緒に洗いたいと言われることが多くありますが、今、人気のフッ素加工のフライパン等は、食器洗乾燥機で洗うとフッ素が剥げてしまう事があるので、注意して下さい。

食器洗乾燥機を選ぶ際は、使う食器やお鍋等、食器洗乾燥機で使えるか確認して選ぶ方がおすすめです。

8.その他

食器洗乾燥機は45cm幅がほとんどですが、60cmタイプもあります。

深さは浅型と同じですが、幅が15cm広いので、食器の量は45cmより多く入ります。深型まで高さは必要ないが、点数を多く入れたい方は60cmがおすすめです。

ただ、引き出しタイプの60cmだと、選べるキッチンメーカーが少なかったり、食器洗乾燥機の種類も少ないです。

また、金額も深型と変わらない場合もありますので、機能性等重視であれば、深型やフロントオープンをおすすめです。


以上、浅型・深型・フロントオープン食器洗乾燥機のメリット・デメリットでした。

今回は、箇条書きで簡単な紹介でしたので、詳しくと言う方はコメント頂ければと思います。調べて回答したいと思います。

来週は、各メーカーの食器洗乾燥機をご紹介致します。

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