見出し画像

ハッピーしかない!トルコでWorkaway in Kas

トルコの南端Kasという小さな港町にやってきました。

赤の所です。画像をクリックするとGoogleMapが開きます。


ここに来た理由は一つ、Workawayというのをやってみること。

Workawayとは、年会費3000円くらいで、旅人と、現地ホストを繋ぐサービスです。旅人はボランティアで家のことをお手伝いし、ホストはその代わりに宿と食事を提供するというもの。詳しくはワークアウェイのサイトhttps://www.workaway.info/をご確認ください。

日本では、まだあまり知られていないサービスですが、世界170カ国3万人以上のホストがいるサービスです。

これからの日本社会はますます少子高齢会の一途を辿り、農村部などでは農業の担い手や、労働者の不足の問題が顕著であるが、このサービスを使えば、ボランティアの意欲の高い外国人を比較的安全かつ低コストで迎え入れる事ができる。そして、旅をしていて外国人と話す機会があると必ず「日本は物価が高いね」という話になるが、外国人もお金をかけずに、日本文化を学ぶ事が出来る。

日本でのホストの登録状況を調べてみると、約半数の県で登録件数が数件もしくは0件という状況であり、需要がありそうな田舎ほど、workawayのホストがいないのである。これから日本に沢山広がることで、外国人も気軽に日本の文化を楽しめて、日本人の方にも外国人の文化に触れてもらいたいと願っています。


前置きが少々長くなったのですが、トルコのKasという所で、はじめてworkawayを体験しました。

迎えてくれたのはイギリス生まれでKasに移り住んだ夫婦KateとGerardです。


庭とプール付き一軒家を家賃3万ほどで借りて住んでいるのだとか。ここでは退職金と年金で、十分やっていけるそうだ。

3階のバルコニーからは、洗濯を干しながらきれいな海も見える。

そして家には可愛い犬が3匹と、猫が4匹いて、ペット好きにはたまらない環境である。


ここで、お仕事としてお手伝いしたことは、ペットのお散歩のお手伝い、ガーデニング、庭のオリーブの実の収集、お皿洗い、片付けやお部屋のメンテナンス等々。


それぞれの仕事もがっつり労働っていう感じのものではなく、普通に暮らす中であたりまえのようにやるような、本当に軽作業でした。


お部屋もお風呂もプライベートな個室を与えてもらえて、Wifiも使える。まさに、何も不自由なく、逆にハッピーでしかない1週間の滞在が始まりました。

Kateは明日は、犬を連れて海へ連れて行ってあげるとか、マーケットに行こうとか、ちょっと留守番している間庭のお手入れしていてねーとか、いつも僕たちが退屈しないように色々と気を使って、予定をたてて考えてくれていました。


海が近く自然が豊かなため、きれいな場所がいっぱい。

Kateはよく、夕日がきれいに見える所に車で連れて行ってくれました。

僕たちがお邪魔したのが12月上旬でしたが、なんと2回も海に入りました。そのくらい、日中は暖かな気候に包まれるKas。


僕たちはまるで、二人の息子、娘になったような気分でした。

本当に家族の一員のように暮らしました。KateやGerardもそう接してくれました。


そして、1日のなによりも楽しみだったのが、Kateが作る豪華なディナーです。オーブンやスパイスを使った料理が得意です。

生絞りフレッシュジュース。

お肉たっぷりのトマト煮込み。

写真をみるだけでも、当時の味を思い出すような感じがします。


僕たちがお世話になったホストの方には、気持ちを込めた作品を、文具屋に売っているアートボードを使って手作りしてプレゼントすることにしています。


今回、こちらのホストの方と接して浮かんだイメージは「めぐり愛」

広い地球の中で、偶然タイミングよく巡り逢えたこと。

Kateは、人間や動物への愛だけではなく、海に行ったらタバコの捨て殻なんかも拾っていたり、近所に暮らすシリアの難民の方のサポートもしていたり、本当に愛に溢れて、愛に囲まれた暮らしをしていて、それを色んな所に循環をさせていた所。そして、僕たち自身も沢山の愛を受け取り、僕たちの幸せも交換しあえたことなどから、めぐり愛という言葉が浮かび、二人でお庭の草花などを使って背景を染めて、筆文字で仕上げました。

とっても、とっても喜んでくれて本当に嬉しかったです。


そして、先日KateとGerardの結婚記念日と誕生日だったので、後日思い出の写真や動画をまとめたムービーを作ってプレゼントしました♪

ブログで紹介しきれない写真やムービーを詰め込んだので、ぜひご覧下さい。


Kate & Gerard沢山の愛と、学びを頂いてありがとうございました。


もっともっと、僕ら自身も旅をしながら、色んな国でWorkawayにチャレンジしつつ、Workawayの良さを広めて、世界中の沢山の人と文化交流をすることが出来たなら。

世界中の人同士が、文化、宗教、肌の色や国籍を超えて、友達や家族と呼べるような人を作りあえたなら。

きっと、戦争や、差別なんかも今より少し少なくなるんじゃないかなと思っています。


これからも、まだまだ世界の幸せを探検していきます!


世界幸せ探検隊 だいご


いつも記事を読んで頂きありがとうございます。頂いたサポートは活動費として大切に使わせて頂きます。