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【不安】心配ごとと付き合うための3TIPS

日々の心配ごと=不安は、毎日尽きないものです。仕事の不安、生活面の不安、人間関係の不安、将来に対する不安など、普段生活していく中で、大小の不安は誰しも、抱えているものではないでしょうか。
そんな不安とうまく付き合い、毎日をちょっと前向きに過ごすための解消法を紹介します。

どうして「不安」という感情が起こるのか

不安は、自分自身を守るために必要な、身体の基本的な機能です。自分が危険にさらされている、あるいは、大切なものがおびやかされていると感じると、人の体は逃げるか闘うか、心身ともに準備を始めます。不安感は特に「まだ起きていないこと」に対して感じる、感情面の準備といえます。
不安にとらわれることは、悪いことではありません。危険から身を守るために、自然と体が反応するものだからです。
とはいえ、不安が積み重なっていくと、心身に良くない影響(例:うつ病、自律神経の不調など)も出てきます。そうなる前に、少しでも早く対処することで、これらの良くない影響を軽減することが大切です。
100%の不安解消は難しくても、心を軽くできる方法はあります。

不安の解消TIPS 3選

不安の解消のために、今から小さく始められることとして、次の3つの方法を紹介します。

1. 生活習慣の改善

生活習慣の改善は、直接関係ないように見えますが、不安解消には重要な要素のひとつです。
「幸せホルモン」とも言われる、脳内の神経伝達物質・セロトニンが不足すると、自律神経のバランスが崩れ、睡眠の質が落ちるといわれます。つまり、体はリラックスしている状態から緊張状態になり、それが持続することで、より不安感が増すのです。
セロトニンの材料となるトリプトファン(アミノ酸の一種)やビタミンB6は、主にたんぱく質を含む食品に含まれています。普段の食事に肉や魚、乳製品、大豆製品を取り入れることがおすすめです。鉄・マグネシウム・亜鉛など、ミネラルを含む食品(魚介類や海藻など)を加えることで、体内でトリプトファンの生成を助けます。
寝るときには、スマートフォンなどから発せられるブルーライトを避けたり、できるだけ部屋を暗くしたりするなど、ゆっくり休むことのできる空間づくりも欠かせません。
体を動かすこと(例:散歩・ジョギング・ヨガ・ストレッチなど)も、ストレス・不安感の軽減につながります。
どれか一つでも、取り入れられるところから始めてみることがおすすめです。

2. 信頼できる人と話す

不安なことや悩みごとを、信頼できる家族や親友に話すことで、解決の糸口がつかめるかもしれません。専門の相談窓口やカウンセラーを頼ることも、方法のひとつです。
話す相手がいない、話す相手はいるけれど、何を話していいかわからない。そんなときには、不安に思っていることや悩んでいることを、ノートに書くことも良いでしょう。自分の感情を書き留めていくことを「ジャーナリング」と呼びます。ジャーナリングは
書く→自分の思いを整理する→不安の正体を知る→不安感に対処する
という一連の流れによって、不安感の軽減を図る方法です。

ジュリア・キャメロン著『ずっと、やりたかったことを、やりなさい。』では、ジャーナリングの方法として「モーニングページ」が紹介されています。朝起きてすぐ、ノート3ページ分に今思っていることを書き出す、という方法です。
1ページ分だけでも書いていくと、頭の中の考えが整理されるため、挑戦しやすい方法といえます。

3. 自分のために時間とお金を使う

仕事や家事、育児に追われると、自分のための時間を確保するのが難しい、ということもあるかもしれません。ですが、一日一度は自分のための時間を、意識的に作ってみましょう。
運動する、瞑想で心を落ち着かせる、趣味に打ち込む、など、今できることでOKです。自分のための時間に没頭することで、不安から離れ、心の安定を図ることが可能です。
中国の言葉で、「三上(さんじょう)」という言葉があります。文章を思いつくのにもっとも良いとされる場所のことで、馬上(ばじょう/移動中)・枕上(ちんじょう/寝るとき)・厠上(しじょう/用を足すとき)の三つを指します。いずれも「自分のために使っている時間」といえるのではないでしょうか。
不安や悩みについてじっと考え込むより、動いているときに、不安解消の方法がひらめくことも、あるかもしれません。

SHElikesで学ぶこと

上記で挙げた不安の解消法について、筆者は女性向けキャリアスクール・SHElikes(シーライクス)で学びました。

SHElikesの学びは、先に挙げた不安の解消TIPSが、数多く散りばめられています。

1.スキルを学ぶ

SHElikesでは、Webデザインやマーケティング、ライティングなど38種類(2023年6月現在)の講座で、さまざまなスキルを学ぶことができます。
自分のために学ぶ時間を作り、スキルを身につけることで、新たな自分と出会う可能性が広がります。自分のために集中する時間が、不安を忘れさせ、知的好奇心を刺激してくれます。

2.受講生やコーチと交流する

TwitterやnoteなどのSNSを通して、受講生(SHEメイト)が学びの進捗や悩みごとを発信しています。みんなで頑張れると実感できることは、孤独感を軽減するとともに「ひとりで学ぶ」不安感も軽減されます。
また、月1回のグループコーチングに参加することで、自分が立てた目標に対しての振り返りを行います。コーチとの対話で、不安や悩みに対する打開策を見つけたり、他のSHEメイトから刺激を受けたりすることが可能です。

3.イベントで生きた学びを得る

SHElikesでは、有識者のナレッジシェア(体験談や知識の共有)を、イベントで発信しています。通常の講座だけでは学べない、生きた学びを体感できます。
他にも、SHEメイトが中心となり、さまざまなコミュニティを立ち上げています。デザインやライティングなどの学習分野別コミュニティをはじめとして、年代別、行動の時間別(朝活・夜活)といったように、目的に合わせたコミュニティが数多くあります。
コミュニティイベントでは、イベントで行われるワークやナレッジシェアによる学びとあわせて、コミュニティメンバーやイベント参加者との交流も生まれています。

不安と上手に付き合おう

「危険回避で起こる反応」という不安の特性上、不安を完全に解消することは、難しいことかもしれません。しかし、不安にとらわれすぎず、不安と上手に付き合うことで、人生をより軽やかに、前向きに、歩んでいくことができるのではないでしょうか。
「自分なりにできることから始めていく」ことが、不安解消への第一歩であり、近道なのです。

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