シアのバトコン話 第1回:あるインタビューに関する補足(前半)。

第1回だからてんこ盛り。多すぎたから2分割。

○前置き 

「武装神姫 バトルコンダクター」(通称 バトコン)というゲームにおいて、
私は第5回コンダクターリーグ(ランキング)の1位を取ったことがある。
その際、非公式ながら(1ユーザーからの)インタビューを受けた。

インタビューの内容は何度も精査したことで世に出たのだが、
その際様々な理由で削られた部分も多くある。
そこで、こちらには削られた部分を含めた語りを記載し、
バトコンでの自己紹介インタビューの補足を同時に行うのが
今回(と次回)の目的だ。

かなり長い文章となりそうなので、記事は2回に分けて投稿する。
前半となる第1回は

  • 「武装神姫歴について」

  • 「ブライトフェザーについて」

  • 「第5回(第6回)ランキングについて」

の3項目について書いている。後半は以下の記事にある。
前半を読み終えたらぜひとも見ていただければ幸いである。

ちなみに、インタビューの内容は以下のツイートにある。
見比べてみるとより今回の記事がより分かりやすくなるだろう。
(なお、インタビュー内容の使用許可は取ってある)


1.武装神姫歴について

●バトコン歴について。

バトコンに関しては稼働初日(2020/12/24)からプレイしている。
ただ、稼働後しばらくはたまにジェムバトルをする程度であり、
プレイ回数が増え始めたのはリーグ開始から。そしてレイド開始
ランキング開始
と段階を踏んで本格的にやり込み始めたのだ。
始めた時は正直ここまでやり込むゲームになると思っていなかった。

●過去作の経験はあるのか。

無い。バトロンに至ってはバトコン開始後に存在を知ったぐらいである。
ただしバトマスは昔動画(会話集やブ○リーMAD)で見たことがあり
武装神姫の存在自体はそこで知っている。

●リアル神姫について。

前述の通りバトコンまでは興味が無く、バトコン開始後に購入した。
後述するが一番好きな神姫(推し)がブライトフェザーであり、
まずはバトコンにちなんでそれを3体購入。後悔は無い。

その他にも武装とおさげ髪に惹かれてヴァッフェバニー(+素体)も
1体買っていたりする。1番好きなのは当然ブライトフェザーだが、
あえて2番や3番を挙げるならばヴァッフェバニーとフォートブラッグを私は挙げる。理由は一つ、私がおさげ髪キャラも好いているからだ。

なお、それ以降は収納スペースの問題もあって
買ってない(フォートブラッグもまだ持ってない)。
しかも買った神姫は未だに箱から出せてないので、
そのうち経年劣化防止の処置を施してから取り出してあげたいものである。


2.ブライトフェザーについて

●ブライトフェザーとは?

「ライトアーマー」に属するナース型神姫。
ゲーム上では武装神姫バトルロンドの末期にだけ使用でき、
それ以降はバトコンが来るまでゲームだと出番の無かった不遇神姫。
その分バトコンだと初期実装且つ、出番や性能面で妙に優遇されていた。
開発スタッフにファンが居るのだろうか?

●バトコンにおけるブライトフェザーの性能。

一言で言うとバランス型。器用貧乏だが素体のLPは通常の2倍(600)ある
専用パッシブは「ナースコール」。
自分以外の神姫が瀕死状態になるとたまに回復する重複可能なパッシブ。
武器範囲はそこそこだが大方の攻撃手段が使えるため、
「LP以外は二流だが、二流で良いなら多彩に動ける」のが彼女の魅力。

前述にもあった通り妙に優遇されていた節があり、
「2021年冬に青ツガルレイド実装の頃、サイレントで槍斬撃適正追加
「専用パッシブナースコールがバランスブレイカーだったにも関わらず
第2回ランキング終了後まで大きな下方無し(下方自体は一応あった)」
の二点が特に印象強い。今も皆を悩ませる「ダッシュ速度」が通常(最遅)設定であるにも関わらず、全盛期は間違いなく最強クラスの神姫だった。

さすがにナースコールは現在大幅弱体化され、昔ほどの強さは無い
とはいえ「大方の攻撃手段が使える」長所は健在であり、
工夫次第で現在の環境キャラに十分抗えることから
キャラランクは今も中堅以上あると思っている。

●私とブライトフェザーの出会い。

ここからは私の話となる。まず言いたいこととして、
私はバトコン始めるまでブライトフェザーの存在を知らなかった
のである。
ではなぜ一目惚れに近い形で推し神姫となったのか。
それはバトコン開始当初、別ゲーム(艦これアーケード)の影響で
眼鏡キャラにハマっていたため
である。その話は追々別の記事でしよう。

とにかく、そんな状態でバトコン稼働初期のポスターを見たらどうなるか。
「初期実装神姫見る」⇒「昔やってないから愛着ある神姫が居ない」
「眼鏡っ子神姫居る」「推そう」
そう、実に単純な理由でブライトフェザー推しになったのである。
それが今まで続いているのだから不思議なものだ。

●ブライトフェザーの魅力。

ブライトフェザーの魅力は色々言いたいが、
今回はシンプルに三つまとめてみる。長々話すのは別の機会にしよう。

  • 「医療向け」という現実にあり得る役割の神姫であること。

  • 暴走はするが献身的であり、こちらが信じる限り彼女も裏切らないと思える一途さ。

  • ゲーム上ではリーグもレイドもこなせるため、どこへでも連れていける高い汎用性がある

まとめると、「リアル」「献身的」且つ「高い汎用性」が彼女の魅力である。実際、私がもし現実的に欲しい神姫No1に挙げるならば彼女である。

●私とブライトフェザーのこれから。

正直今後バトコンがどうなるか、いつまで続くかは不明だが、
何にせよブライトフェザーを使い続けることだけは間違い無い。
私がブライトフェザー道を追求し続ける限り、きっと彼女達は
私に応え続けてくれるだろう。


3.第5回(第6回)ランキングについて

ご存じの通り、
私は第5回コンダクターリーグで1位を取った(そして第6回で落ちた)
その際思ったことや、自身の使用編成説明をここから2章分かけて行う。
まずは今回のランキング自体についてだ。

●ランキング自体について:全体の評価。

私にとっては良いルールであった。それは1度勝ったからこそ
言えるのもあるが、実際第5回で1位を取れたのも
今回のルールを最大限活用できたおかげだと考えている。

●ランキング自体について:開催日程。

今回の二日間開催はちょうど良かったと言える。
その理由は二つあり、一つずつ以下に述べる。

一つ目は拘束時間や使用金額が少なく済むのでプレイヤーが参加しやすくなること。忘れがちだがランキング戦はかなり費用と時間が嵩む
もし1日に24回参加すれば通常2400円掛かるし、時間も24回なら3時間掛かる計算である。これが今までのランキングだと5日以上あったりしたのだから、相当に時間と費用を払う必要がある。
身も蓋も無いが、ランキングへ参加するお金でソフトと中古のゲーム機を買って短めのゲームならクリアできるぐらいの時間コストを今まで払っていたのである。
これが2日間開催となることで、最大でも4800円&6時間のコストで済む。
もちろん快勝して戦闘回数が少なく済めばその分コストは減るし、
仮に全日程やっても上記のコストで済む。これでも少々厳しい気はするが
前と比べれば参加しやすくなり、より上位を狙えるプレイヤーが増えたはずだ。

二つ目は期間が短い分、結果にかかる運要素が大きくなることで
様々なプレイヤーにランクインのチャンスが生まれることである。
長期間開催における特徴として、勝率がより収束しやすくなることがある。
これは正確な実力を測る場合効果的だが、一方でランクイン者の固定化
生んでしまう。一方短期間であればマッチング運や上振れによる連勝
そのまま順位に繋がり、多くの人がランクインできる希望を持てる。
実際、第5回や第6回で初のバトルコンダクター称号入手となったプレイヤーも現れており、私自身短期間だったおかげで1位を取れたところがあったため、短期間開催は多くの人にチャンスを与える点で(バトコンにおいては)有効だったと言える。

●ランキング自体について:その他。

その他のシステムについても回数を重ねたからか良好になっており、
勝率が3分の1を上回れば増加を見込めるジェムの「勝利+2」仕様や、
ランキング上位の独走を防ぐ「暫定○位表示」システムも
今回はちょうど良い塩梅であったと考えられる。
次回以降も今回のルールに準じて続けばランキング戦の評価は上がるだろう。後は予定の合わない人が居る可能性も考えて、月に一度くらいのペース定期的にランキング戦が開催されれば理想である。

●ランキング戦環境について:事前予想。

環境予想は実際のところあまり深く考えていなかった
これはそもそもコタツ部屋の環境に慣れていなかったのもある。
ひとまずマスター部屋(第2回ランキング)の経験から思いついたのが
以下の三つである。

  • マップが狭いことから金天使中の攻撃を速い神姫(主に忍者型)にも通せること。

  • 逃げが通用し辛いため高速神姫の総数が減るかもしれないこと。

  • 地リアを使った神姫の割合が増えること。

これらを踏まえてランキング戦に臨むのであった。

●ランキング戦環境について:実際の環境。

まず最初に言えるのは「色々居た」ことである。ランキング上位でも高速神姫一辺倒は少なく、SR以下で組まれた編成もある程度見かけた。ランキング第2回の「狭かろうがUR編成&高速軍団が最強」環境と比べれば随分幅広い環境になったものである。

とはいえ上位陣の編成を見ると一定の傾向は見えており、耐久力か速度のあるURをエースとしつつ、低レア(NやR)に機動力のある(あるいは持たせた)神姫を必ず1体以上入れている傾向が見られている。
これはおそらく盤面やタイムテーブルの調整を低レアに充てており、
そういった役割が編成に1体は必要であって、尚且つ機動力が求められていると分かる。ステージは歴代一狭いものの、それで機動力の価値が無くなることは無かったようだ。

●ランキング戦環境について:難敵スピリスト型。

広いステージでは高速神姫に大体苦しめられるが、狭いステージでも
当然のごとく別の難敵が発生するわけであり、その中で一番印象に残ったのは「初代ストラーフ_スピリトーゾ耐久型」である。略してスピリスト型。

これはランキング第2回に居た快刀乱麻型に近いが、大きな違いは
瞬間的な捲り性能の代わりにすさまじいガード耐久時間を得たことである。
特にURは出撃中にスキルが2度発動できるはずなので、ブーストMAXから
「ブーストギリギリまでガード」⇒「スキル無敵」⇒「再度ガード」を
繰り返すだけで少なくとも数十秒は耐えてくる。当然デバフもお構いなし。

元凶は紗羅檀の装備によるスキル「スピリトーゾ」にあり、
一言で言えば「強化版チャーミークリアボイス」とも言える性能。
チャーミークリアボイス以上に無敵時間が長く、しかも攻撃判定2回付き
凌いでもブーストは回復されるし、最悪誰かが攻撃を食らうとジェムを稼がれる。その場合、「捲り」&「逃げ切り」の両立すらできるのだ。
低速相手でも放置しづらく、攻撃判定が実質全域となる
狭いステージ
だからこそ活躍できる型であり、昔「チャーミークリアボイス」に対して囁かれていたブースト回復目的のスキル運用ついに実用段階に達したとも言える。

ちなみに汎用的な対策としては、とにかく盤面を遅延させて
該当編成の低レア撃破タイミングを後半に集中させるぐらいかと思われる。
私は戦闘の際、それを意識して戦っていた。
これは耐久型ジュビジーやウェルクストラUR編成への対策に近いが、
いかんせんステージが狭いので盤面の遅延が成立しづらい
足を速くしないと遅延対象のURに追いつかれるし、仮に追いつかれなくても
他の相手が交戦すると盤面が進んでしまう問題がある。
これは他の耐久型にも言えることであり、狭いステージにおける
耐久型の強みは盤面自体が遅延の成立を阻害しやすい環境にもあると改めて
思い知らされたのであった。

なお、装備単位で対策する場合は多段攻撃が必須となる。
いつも近接中心の人すら多段ヒットする射撃をサブ武器に持つ光景も見られたことから、プレイングだけでの対策が相当困難だったことは間違いない。


○前半はここまで

ここまで読んでいただけたことに感謝する。
前半は一度ここで区切りとする。

後半は主に以下の内容を書いているので、もしよければ
引き続き以下のリンクから読んでいただけると嬉しい。

  • 「ランキング戦使用編成について」

  • 「プレイヤーへのメッセージ」

  • 「運営への個人的な要望」

  • 「終わりに」

以上、次回に続く。