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S33 筋肉系ミュウツー 最高レート1850 最終爆死

はじめに

 はじめましての方ははじめまして。sia(シア)という者です。今回はS33で使用していた構築を紹介します。今期はあまり時間が取れなかったため使ってみたかったポケモンを採用しただけの構築ですが、最後の禁止伝説2体環境なので記録として残します。

構築経緯

 今期はあまり潜る予定がなかったためTwitterで「オススメのポケモン」を募集した結果、ミュウツーが話題に上がったため軸としてミュウツーを採用しました。最初はアタッカーで使うつもりでしたが、普通のミュウツーを使っても勝てる気がしなかった(ことよりどちらかといえばおもしろ味が欠けていると感じた)ため、要塞型ミュウツーを軸にしました。
 次にミュウツーがアシストパワー以外攻撃技を採用出来なかったため悪タイプに強いポケモンとしてザシアンを採用しました。
 3匹目のポケモンは

・(ミュウツーがDMしても弱い型のため)DMを使う機会が多い
・ミュウツーの積みのサポートが出来る
・ザシアンと相性も良い

という理由からラプラスを採用しました。
 4匹目のポケモンはミュウツーの選出回数を出来るだけ増やしたいと考えていたためして悪タイプ入りの構築にもミュウツーを選出できる方法として毒菱という技に注目しました。ですが、それだけではミュウツー以外と組ませることが難しくなってしまうため、ザシアン等の起点作成も出来るポケモンを採用したいと考えました。最終的には毒菱以外に電磁波やステルスロックが出来るウツロイドを採用しました。
 5匹目はミュウツーを起点に相手に積まれ続けると不利になる可能性があったため相手の積みを抑制できる(もし積まれてもこちらが有利になる)メタモンを採用しました。
 最後の枠はこのままではバドレックス(黒)軸の構築に安定して勝てなかったため条件として

・バドレックス(黒)と組まれていることが多いザシアンとホウオウにも強い
・相手のメタモン対策として投げられるガオガエンやバンギラス、ポリゴン2に弱くない
・(ラプラスが出せないときのため)DMを使っても強い

を探した結果マルヤクデやキングラー等迷走していたのですが、最終的にはエンテイになりました。

コンセプト

「ラプラスやウツロイドでサポートをしてザシアンかミュウツーを通す」

個体解説

ミュウツー

・性格:臆病
・特性:プレッシャー
・持ち物:食べ残し
・努力値:H220 B36 S252

H:16n+1 S:最速

ビルドアップ/瞑想/自己再生/アシストパワー

 どこから説明するべきわからない本構築の軸となったポケモンです。イベルタルやウーラオスのような高火力悪タイプ、バドレックス(黒)以外の構築に基本的選出していました。
 似たような動きが出来る禁止伝説ポケモンとしてネクロズマ(日)がいますが、ミュウツーのメリットは

1.回復技がPPが多く天候によって変化しないため安定している
2.特性プレッシャーがあるため相手の技のPPが速く枯らせる=急所の負け筋を少なくできる
3.C種族値が154と高いためアシストパワーのための積み回数が少なく済む
4.Sが高いため相手より先に積むことが出来る
5.ネクロズマ(日)以上に読まれることが少ない

これらのメリットがあります。一方でネクロズマ(日)と比較して耐久が低いことや弱点が多く半減タイプが少ないというデメリットもあります。
 この型のミュウツーは1度成功すると相手の3匹を倒すことできますが、安全に積める状況を作るため最低でも1体起点作りを選出しないといけない(大体2体選出でした)ため、どちらかといえばミュウツーで2,3匹倒せないと負けという印象です。
 ネクロズマ(日)と別の強みがあることは間違いないですが、①苦手なバドレックス(黒)が多い。②バドレックス(黒)の対策がミュウツーの対策になってしまう。という2点で現環境では扱いが難しいと感じました。

ラプラス

・性格:控え目
・特性:貯水
・持ち物:光の粘土
・努力値:H140 B68 C124 D4 S172

HB:16n−1且つA特化+1ザシアンの巨獣斬15/16耐え
S:麻痺状態の最速130族抜き抜きより速い
C:余り

渦潮/フリーズドライ/守る/滅びの歌
 本構築のDM枠です。今までほとんどラプラスをつかったことがなかったのですが、巨大旋律という技がとても強くこの技を1ターン撃っただけでミュウツーに交代することも多かったです。渦潮と滅びの歌は相手の受けポケモン等を倒すことに貢献してくれました。守るは滅びの歌のターン稼ぎ、相手のDM枯らしや様子見と予想以上に活躍してくれることが多かったです。壁下で滅びの歌→守る→交代→守る等の動かし方もとても強かったです。
 ラプラスというポケモンは強かったですが、3連続麻痺や壁下で急所に当たって突破される等自覚があるとは言えないポケモンでした。
 この調整と技構成は他の方の構築記事のものをそのまま使わせていただきました。

ウツロイド

・性格:陽気
・特性:ビーストブースト
・持ち物:気合の襷
・努力値:H252 B4 S252
・電磁波/毒菱/ステルスロック/イカサマ
 気が付けば少しメジャーな型から外れてしまったウツロイドです。ミュウツーのサポートは勿論ですが、ザシアンのサポートも出来るのでとても便利でした。バドレックス(黒)対面は電磁波が予想以上に読まれ、ダイフェアリーを撃たれることがありました。そのため基本的にはイカサマで削り裏のポケモンに任せます。
 ラプラスも構築に採用している関係なのか初手にザシアンを投げられることが多かったため改善するべき点は多かったと思います。
 このウツロイドはなまさんから頂いた個体です。

メタモン

・性格:生意気(S個体値は妥協しています)
・特性:変わり者
・持ち物:拘りスカーフ
・努力値:H252
・変身
 何故か変身のPPが増やされている不思議なメタモンです。あまり解説することはありませんが、ミュウツーがビルドアップ等を積む際に相手の積み技を抑制or積まれても切り返す手段として使いました。

ザシアン

・性格:意地っ張り
・特性:不撓の剣
・持ち物:朽ちた剣
・努力値:H140 A228 B52 D4 S84

HB:ステルスロック+特化ザシアンの巨獣斬耐え
S:最速ルギア抜き
A:余り

・ワイルドボルト/じゃれつく/炎の牙/巨獣斬
 イベルタルやバドレックス(黒)が多かったのでおそらくミュウツーより選出していました。炎の牙はあまり打つことが多くなかったですが、この技がなければ負けていた状況もあったため最後まで採用しました。
 ヌオーでザシアンを対策している構築はウツロイドの毒菱、ホウオウナットレイの並びはワイルドボルトと炎の牙の技範囲で対応出来たため様々な場面で活躍してくれました。


エンテイ

・性格:意地っ張り
・特性:精神力
・持ち物:突撃チョッキ
・努力値:H4 A252 S252
ソーラービーム/嚙み砕く/聖なる炎/ストーンエッジ
 構築の最後に採用されたポケモンです。ザシアンバドレックス(黒)の並びやホウオウバドレックス(黒)の並び対策です。相手の裏のヌオーやガマゲロゲの打点となるソーラービーム、バドレックス(黒)の打点となる嚙み砕く、サンダーやホウオウへの有効打としてストーンエッジを採用しています。
 特性は相手のランドロス(霊獣)の威嚇で受けられることを防ぐため精神力にしました(プレッシャーが活きる場面もなかったため問題ないと思います)。
 役割対象に仕事はしてくれましたが、結局裏のポケモンに切り返されることが多く、活躍はしてるけど試合には負けている印象でした。間違いなく私の技量不足のためですが、他にも安定するポケモンがいたのではないかと考えてもいます。

振り返り

 今期はあまり対戦時間を稼ぐことが出来なかったため最後の禁止伝説2体ルールでしたが、残念な結果に終わってしまいました。
 ミュウツー自体は強いと感じたのですが、環境と時間、私自身の力の全てが足りなかったことが残念です。今期の敗因は間違いなくラッキーを採用していなかったことなので、来期からの禁止伝説幻ルールではラッキーを採用します。

最後に

 次のルールではラッキーがあまり活躍できないと思いますが、構築に採用しているだけで運とモチベーションが(私の場合)安定するため採用します。個人的に禁止伝説2体ルールは苦手だったので、S34からのルールはとても楽しみです。
 質問などがあれば、Twitterの@sia45995105までお願いします。

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