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天空の花畑がある志々島へ行こう。

香川県丸亀市の島、志々島。
ここでは、天空の花畑や大楠(おおすく)を見ることができる。

天空のお花畑

このお花畑を作っているのは、高島孝子さんとその息子さんご夫婦。2年前に一度枯れてしまったが、再度植え直し、今年の春は満開になっている(2022年取材時)。島の外からでもみえるピンク色がよくみえ、ピンク色に見えている部分は全て「芝桜」である。
しかしながら、実際に近づいてみるとマーガレット、きんせんか、ラベンダーやチューリップも咲き誇っている。6月になると紫陽花が咲き、春から初夏にかけて、さまざまな花を楽しむことができる島だ。
ハートの穴が空いたベンチ型ブランコや港を上から見下ろすことができるブランコもあり、カメラを持って出かけてもらいたい。

自然の息吹を感じる大楠(おおくす)

樹齢は1200年ともいわれ、周囲12メートル、高さは23メートル、この島のシンボルとなっている。この大楠をみて、島への移住を決めたという人もいるそうだ。実はこの大楠、左の枝は折れており、木の皮一枚でつながっているのだ。折れているのにも関わらず、新たな植物が生えており、生命の力強さを感じさせる。

楠の倉展望台

大楠からさらに上に上がると楠の倉展望台が見えてくる。展望台は島民の手作りで、瀬戸内海を一望できる。高見島を挟んで手前が東行き、奥側が西行きの航路だそうだ。

お食事処は「休憩所 くすくす」

船までの待ち時間、かつては屋根と椅子があるだけの簡素なものだったが、暑い夏、寒い冬、島民や観光客向けにオープンしたのが始まりだそう。メニューは週替わりで、この日はカレーだった。ご飯が食べられるのはもちろん、島の人達の憩いの場となっており、タイミングがあえば島民の方と話すことができるかもしれない。ここを運営している方は、つい最近東京から移住してきたのだという。

2階の飲食スペースは最近オープン

突然の出会い「ヤギ」

島を歩いているとヤギの親子に遭遇。過去に移住者の仕事となるようヤギで産業を起こし、その名残で今では6頭が残っているそうだ。元気いっぱいの子ヤギ達もあなたの来島を迎え入れてくれることに違いない。

持続可能な島へ

色んな人が移住してくるからこそ、島の産業の基盤は大切になってくる。移住者も多いこの島では、島民が一丸となってさまざまな取り組みを行なっていく。大切なのは、失敗しても取り組んでいく姿勢だ島を案内してくれた山地さんは語ってくれた。

楠の倉展望台で山地さんに話を伺う

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