2022年東京ヴェルディ選手雑感4(番外編)

移籍していった選手とかを触れる番外編的な回です。監督については次回で・・・

新井 瑞希

戦術兵器。去年永井監督に干されてたのを堀監督が重用するようになって輝いた。今年は更に凄みが増し、試合中はほぼ相手が止められないドリブル突破からのカットインシュートやクロスの雨あられ状態。更に前よりも左足も使えるようになり、完全に助っ人外国人レベルだった。意外と途中出場も多かったが、杉本が下がって新井が出てくるスイッチは相手にとっては嫌がらせみたいなもんだったと思う。それだけに突然リリースのあった夏のジルヴィセンテへの移籍発表は動揺した。海外移籍は応援するタイプだけど、明確な戦力ダウンだったので。移籍先では控えメンバーには入っているようで、カップ戦ではゴール決めた模様。このレンタル期間にアピール出来るかどうか。今はマジで応援してます。

山本 理仁

課題の守備面が大幅に向上して、中盤の要に成長。ゴールも決めるし万能MFに成長を遂げた。ただU-20の招集や負傷もあり夏以降はそんなに試合出てなかった。負傷してる間にガンバへの移籍リリース。推定1億円の移籍金なのでまあ仕方ないという気持ち(+怪我のまま送ってすまんなという気持ち)で落ち着いたけど、若手の夏の流出は大ダメージでしか無いのでもう少しなんとかならないものか。ガンバは降格圏を彷徨ってるけど、流石に来年再会はちょっとやだ。

松橋 優安

相模原へのレンタル延長で奮闘中だけどあまり見てない。開幕戦でゴール決めたのはしっかり見た。4ゴール決めててゴール前で落ち着いてプレー出来てるからきっと日々成長してるんだと思う(適当な感想)左のSH足りないからレンタルから復帰あるかなという気がしている。

持井 響太

もっと見てない。相模原でも夏以降殆ど出てない状況。去年のヴェルディではドリブルが上手いけどゴールやアシストまではもう一歩という印象だったけど、J3で試合出れてないとなると厳しい。

阿野 真拓

西谷と同期なので実質プロ1年目。年々ゴツくなってきてプロの当たりに慣れつつあるけど、決定的なプレーを見せれてないのが難しい。夏に藤吉監督の福井に移籍して奮闘中。小山のメッシなんて呼ばれて飛び級昇格した選手だから掴んで戻ってくるのを期待したい。

端戸 仁

怪我との戦いが続きようやく出てきたのは夏。前線で体張れるプレーヤーだったけど、河村や染野が台頭してきたことで出場機会を失い鹿児島へレンタル。鹿児島では途中出場で出続けていてゴールも決めた模様。移籍コメントからも片道感が漂う感じ。

藤本 寛也

今年までレンタルだったから触れますよ。ジルヴィセンテで完全にレギュラー定着し、2年のレンタル期間を経て完全移籍を勝ち取った。移籍金を億とかじゃないけどもたらしてくれたし、何よりヴェルディから直接海外挑戦して成功したのが素晴らしい。彼の欧州での活躍をこれからも心から応援したい。やっぱりヴェルディを出るなら直接海外行きしか認めん(極論)。帰国のタイミングで移籍時には出来なかったチャントでの送り出しも出来て良かった。