アウェイチームサポの広島新スタ見学記②
前回に続きその②の記事。こちらではスタグルやスタジアムへのアクセスなど周りのことを。
その①はこちら
スタグル
常設売店がコンコース沿いに設置されているスタイルだった。試合見ながら食べられるフードが揃っている印象。ちなみに販売するビールはホーム側はアサヒスーパードライ、アウェイ側はキリン一番搾りの模様。
タコス屋は店内で食べられる形の模様。エスコンフィールドの写真でこういうタイプは見た事あるけど、たぶんサッカースタジアムでは初めてかな?
【追記】
このタコス屋は試合日以外も営業する方針で作られたようです。故にこのスタイルなんですね。
ちょうど見学コースの最後にあるお店がこの日唯一営業していた。ちなみにここはちょうどアウェーゴール裏のお店。アウェイ参戦したらお世話になる確率は高そう。
食事スペースはアウェイゴール裏になる場所が開放されていた。ということで食べつつピッチがどんな風に見えるのかもチェック。やっぱりすごい近い。この日はほど良い風で10度くらいの気温だったので、気持ちのいい場所だった。
なお自販機がコンコースの色々な所にあったので、さっと買えるのは便利。なお現金のみでICカードなどは非対応だった。
アクセス
このスタジアムの売りは広島の中心部にある街中スタジアムということ。
JR、路面電車、バスと色々なアクセス手段があり、しかも1kmも歩けば着くという最高の立地だ。
アクセスまとめがnoteにあったので、時間や道のりの情報はこちらがおすすめ。
ちなみに新幹線を利用するサポで健脚の人は、広島駅から歩くのもありかもしれない。距離は2kmくらいなので、アクセス難のスタジアム含めて遠征豊富なサポなら余裕かと。街中だから寄り道もしやすいし。
自分は前日街中に泊まってスタジアムまで歩いていったけど、前泊や後泊のホテルが至る所にあるので、泊まり遠征にも便利。(ただし観光都市でインバウンド需要も多いだろうから、週末はホテル代高くなりそうな予感)
個人的には、原爆ドーム前駅を経由するのが心理的に一番楽かもしれないと帰り道に使って感じた。
なぜならスタジアムから南方向にペデストリアンデッキが整備されていて、真っ直ぐ進むと広島市民球場跡地に整備されたゲートパークプラザに出られ、プラザに面した道路に出ればもう駅だからだ。
(開業に合わせて周辺のデッキも整備され始めており、南側は上述の通り既に完成。東側は夏に完成の予定とのこと。)
ヴェルディサポなので味スタから飛田給駅との距離を比較してしまうが、両者とも500〜700mなのでほとんど差はなかった。ただし信号がないのとほぼ歩行者専用の道のりだからか、こちらの方が断然近く感じる。
最後2枚は原爆ドームと、そこからスタジアム方向を撮った写真。ここからスタジアムの一部が見える。新スタはそれくらいの距離なのです。
行き帰りに原爆ドームや平和記念公園へ寄る事はおそらくスタジアムに関わる人が建設段階から望んでいたことだと思うので、時間がある人は行った方が良いと思います。
(余談だが、今回は行けてない平和記念資料館は2015年に行ってまして。思った以上に容赦ない展示の数々で圧倒されたことを改めて思い出した。資料館の最後に、70年は草木が生えないと言われた・・・と書かれていて、ちょうど今年がその70年かあ・・・とタイミングが重なったこともあり非常に印象的だった)
感想
本当に素晴らしいスタジアムだった。見学に90分くらいかかったけど、あっという間に時間が過ぎた感覚。それくらい最初から最後まで見どころが多く本当に感動した。
ここは観戦者目線でよく考えて作られたスタジアムだ。観客席の豊富さやアクセスの良さ、周辺の整備と利便性の高いスタジアムを妥協せずに作り上げたのが伝わってくる。
国立の立地に専スタを作ったようなものと言っても大袈裟では無いと思う。
スタジアムで稼ぐ、周りの街に経済効果をもたらすという面では日本最高のスタジアムではないか。
そして初年度でもあるからアウェイサポも多数来ると思うし、特にJ1常連チームにとっては必ずしも席数豊富とは言えないので、チケットは争奪戦を覚悟しないといけないだろう。
我がヴェルディの広島での試合は6月15日の18時半キックオフ。土曜夜の試合でみんな行くだろうから、チケット争奪戦の準備をしっかりとしないと。