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深谷の藍問屋の息子 渋沢栄一

埼玉の最北西部にある深谷市。ここの名物といえば、深谷ねぎと渋沢栄一だ。

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幕末期、藍問屋の子として生まれる。一度は討幕に熱をあげるものの、留学を機に明治政府の役人になる。が、しかし、程なく飛び出してしまう。その後、留学で学んだ株式会社や銀行の仕組みを存分に活かし、明治黎明期の経済発展に大いに貢献した。数年後には福沢諭吉に代わって一万円札の顔になる予定だ。

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深谷にある渋沢栄一記念館には、『アンドロイド渋沢栄一』なるコンテンツがあり、有名な「論語と算盤」についての講演を一通りしていただいた。意外とかわいいおじいちゃん声をしてるし、動作も何だかコミカルで、急に親近感が湧いてしまった。
それにしても、論語と算盤、仕事でまさに日々考えさせられているテーマだ、、。うーん。

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深谷には、辰野金吾建築にも使われている巨大なレンガ製造所のほか、近くの富岡にも大規模な製糸工場を建設するなど、地域経済にも寄与してる。深谷や富岡の人たちも、この事業誘致によって救われた人も多いだろう。

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生家近くの食堂で、渋沢の好物だったという「煮ぼうとう」を食べる。これは山梨の名物のほうとうとほぼ同じ。中山道経由で伝わった(伝えた)ものなのかしら。
この日はむちゃくちゃ暑かったけど、美味しかったなぁ。

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