見出し画像

コロナ禍アメリカ紀行⑤ ハケ、というにはデカ過ぎる ホースシュー・ベンド

前回はこちら

モアブからアリゾナ州ホースシュー・ベンドへ。ひたすら赤い土地を走る。この赤色は岩に含まれる鉄分が酸化したもの。
ひたすら荒涼とした砂漠が広がる。広すぎる。アメリカはこんなに広いのか。

ひたすらに続く赤い荒野
衛星写真にもこの剝き出しの赤い大地がみえる
ホームセンターのイラスト。この土地の典型的な風景だ
車にも粒子の細かい赤い土がこびりつく


ようやっと着いたホースシュー・ベンド。
ロッキー山脈から流れるコロラド川が台地を抉り、蹄鉄(horseshoe)の形に蛇行している。数万年かけて削り取られ、深さは300m、川幅は500mにもなる。
ハケ、というにはでかすぎる。

馬の蹄鉄のような形をした川
途方もない年月をかけ、川が台地を抉ってできた風景
武蔵野のハケとはスケールが違う。武蔵野はその細やかさ(=ヒューマンスケール)だからこそ人の営みと繋がるのかもしれない

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?