見出し画像

【気付き】沖縄旅行感覚の東南アジアへのアクセスになった!

東南アジアの都市が沖縄感覚になるまで(長文)
東南アジアに行き始めの頃は、年に一回タイに行ったり、台湾に行ったりしていた。そうして1年毎に訪れると、外国に来た感じで日本じゃないんだと、ここは外国なんだと思っている自分が嬉しかった。
その後、年に4、5回行くにつれて、慣れのせいもあるが、飛行機の搭乗、現地での移動が体に染み付いてくる。そうすると、いつも国内旅行と変わらず、成田空港の国際線か国内線かの違いとパスポート携帯の有無だけになってくる。現地でやることは通信手段の確保のみ。
現金は向こうのATMでキャッシュカードと同じように引き出せばよい。
ん、まてよ そうすれば 国内と違いってあんまりないかもと考えるようになった。
そうすると、さらに感覚が鈍感になってきて、タイに行くとかベトナムに行くとかではなく、国境の概念が希薄になり、その国ではなく、その都市に行く感覚になる。
こうなるとしばらく沖縄に行ってないと、沖縄の方が珍しいと感じてしまう。まぁ国境というのは人間が作った民族、言語、風習を仕切る概念であって、たとえば東京を同心円上に、鹿児島→奄美→沖縄→台北→ハノイ→バンコク、なんて考えれば延長線上にある都市を結ぶだけである。ハノイは漢字で河内と書く。同じ漢字文化圏じゃないか、なんなら沖縄は繁体字で沖繩、中国人は沖縄をかつて大琉球、台湾を小琉球と呼んでいた。
バンコクなんて、日本の戦国時代に浅井長政がアユタヤ王朝に仕えて、日本人街もあった。こう地理歴史要因を考えると、東京から離れると、もちろん文化的距離は相対的に小さくなるが、ゼロにはならない。
まぁ小難しい話は置いといて、東南アジアの各国に旅行する感覚から各都市へのアクセス、なんなら日本の遠方の地方都市に移動する感覚になる。
こうなれば、さらに旅にゆとりが出来て来て、変に気を張る必要もなく、もちろんリュックを前で持つとか、パスポートはセキュリティボックスに入れるとかは、気をつけながら、もっとゆとりを持って、もっと周りが見えて、もっと深い旅行ができる。
もっと旅しよ!

タイのとあるフェリー乗り場

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?