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孤独力を上げたら世界が変わった

いろんな飲み会に参加して、たくさんの人と会う。それが一番の幸せだと思っていました。

今回はそんなぼくが、一人でも幸せだと思えるようになったきっかけについてお話します。

元々旅行会社で働いていて、昨年4月の緊急事態宣言の際にはかなりのダメージを受けました。
仕事も休みになり、時間はあるのにどこにも行けない。家に篭る毎日でした。
家族以外の人と会えない、それがぼく自身にとってキツかったのを覚えています。

そんなある日に一冊の本に出会いました。

それがこちらの本です。
午堂登紀雄さんの孤独のたのしむ力という本です。この本では、孤独な時間というのは悪いことではなく人生に必要な時間であるということ、そしてその時間こそが人生の質を上げるとお話していました。

孤独な時間が人生の質を上げる?

そんなわけない。
多くの人と出会い、話すからこそ人生の質が上がるんだと思っている自分にとって、読む前はそんなことを思っていました。

ところが、読み進めていくうちにその考え方は変わっていきました。
そもそも、人は疲労しきっている時に一人になる傾向があります。これを自己回復機能といいます。ぼく自身も本当にしんどい時には誰とも話すことなく、ひとりで音楽を聴くことがよくある事に気付きました。

あ、これ自分もやってるじゃん

ここで、人と会うことが大好きな自分に突き刺さった部分をピックアップしてみました。
・誰かと一緒にいるのをやめて自分と対話する
・予定を詰め込み過ぎず1人の時間を作る
 →内省の時間を作り、人としての質を上げる

・無理に会わず、心から会いたいと思う人に会う
 → 人間関係を整理し、無駄な出費と時間を無くす

・常識大切にするのをやめる
 →自分自身の考えが生まれて、自信が付く

この本を読んで感じたことは、ぼくって自分の意見を全然持っていないということです。もっと自分の心と向き合い、本当にやりたい事は何なのか。折角この世界に生まれたのだから多少周りを振り回してでも突き進んでみよう。そう感じました。

この本を読んでから、飲み会があんなに好きだったぼくが家に篭ってひたすら読書したり、自分と向き合ってみたりすることができるようになりました。
しかも、2021年3月にはより自分の時間を作るために実家を出て、仕事を辞めちゃいました笑

もし、コロナ禍で人と会うことが出来ずに苦しんでいる方がいたらオススメの一冊ですので、購入してみてはいかがでしょうか。

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