「じゃあついてくわー」超軽いノリで社員の帰省(東京から電車で4時間)についてきたベンチャーキャピタルの代表
こんにちは。Skyland Venturesというベンチャーキャピタル(VC)でキャピタリストをしています、しゅうとです。
フットワークの軽いベンチャーキャピタリスト No.1 木下慶彦
先日、我が社の代表、Skyland Ventures三重県遠征ツアーが開催されました。
元はと言えば、木下さんに僕が結婚式出席のために帰省することを伝えたことから始まりました。
「帰省するの??じゃあついてくわー、しゅうとの実家行ってみたいし。」
最初は、本当に来るのか信じれなくて、何度か木下さんに聞き直しました。だって僕の実家は、三重県の伊勢志摩地方、めちゃくちゃ田舎なんです。
いつも色んなイベントに顔を出してるし、木下さんがフッ軽なのは認識していましたが、まさかVCの代表が、わざわざ社員の実家(ど田舎)に来るのは流石にびっくりしました。僕からしたら、なんで??という感じです。
そして、そうこうしているうちに帰省の日はやってきて、気づけばスカイランドインターンの愛川さん、ゆずちゃん、そして投資先Pictoriaの代表明渡さんも同行。
こうやってなんでも興味関心を持ってフッ軽にどんどんアクションしていく木下さんは凄いなとやっぱり思います。
都会から地元に来てくれるのが超嬉しい。だからめちゃくちゃおもてなしする
伊勢神宮に参拝し、いよいよ僕の実家へ。僕の実家のある三重県志摩市は伊勢からさらに南下すること約50分。志摩市という場所にあります。
Skyland Ventures一行は、僕の父方の実家、そして母方の実家を両方訪問。
頑張ってLINEを覚えて、頻繁に連絡を取ってくれるおじいちゃん、いつも美味しい料理を作ってくれるおばあちゃん、自慢の家族を紹介できてよかったです。いつも心配かけてる家族に少しは安心してもらえたかな。
全然いつもの感じで良いよとはおばあちゃんに伝えていたのですが、案の定料理はめちゃくちゃ豪華でした。僕としても地元の海の幸を食べてもらえたのは良かったです。あと、僕が帰省するたびに毎回リクエストする地元の鰻屋、東山物産のうなぎも。これはみなさんに一度食べに来てほしい!
やっぱり僕、自分が田舎出身だという認識があるので、都会の人が自分の地元に来てくれるのはめちゃくちゃ嬉しいし、旅程など超真剣に考えてエスコートするし、心の底から楽しんで欲しいと思ってます。多分、今回僕の家族もそう思っていたはず。
今回の帰省後、家族からは素敵な会社だね、職場の人たちに恵まれ、楽しく仕事してる様子が分かり安心しましたと連絡をもらいました。木下さんきっかけを作って頂きありがとうございます!フッ軽さが凄すぎます。愛川さん、ゆずちゃん、明渡さん来てくれて大感謝です!
物理的にも心理的にもハードルが高い地方から見た"TOKYO"
今回気づいたことがあります。
志摩から東京遠すぎ!
今まで神戸に住んでいた時は1ヶ月に1回くらい帰省するくらい地元、そして家族が好きで頻繁に帰省してたのですが、今回初めて東京から帰省してみて、想像以上に大変だなと改めて認識しました。
東京から電車で繋がってはいますが、東京から名古屋まで新幹線で1時間30分、さらにそこから近鉄電車で2時間30分と乗り換えも含めて4時間以上かかるんです。
僕は、縁もあり今は東京でベンチャーキャピタリストとして、スタートアップに関わる仕事をしています。でも、高校まで伊勢志摩から旅行以外でほとんど外に出ることがなかった僕は、スタートアップという言葉を知りませんでした。少なくとも東京に出る機会があれば、スタートアップというものにふれる機会があれば、また違った大学選択をしたかもしれませんが、高校時代にそういうことを考える機会自体がありませんでした。
今振り返ってみると、高校時代は学力で行こうとする大学を決めていたから、最初に比較する軸は、偏差値です。当時の学力的に進学先として考えていたのは、大阪大学、神戸大学、名古屋大学あたりだったでしょうか。(結果、進学したのは神戸大学)
同じくらいの学力レベルの大学は関東圏にもたくさんありますが、そもそも東京の大学に行くという選択肢を考えていませんでした。
僕にとっては、大阪(神戸)も名古屋も東京も一括りに'都会'というイメージで捉えていて、それなら近い方で良いじゃんという感じでそもそも東京に行く選択肢はなかったんだと思います。
高校1年生の時に1度だけプログラムで東京に行ったのを今でも覚えています。東京駅は迷宮ダンジョン、美味しそうな匂いが充満していた横浜中華街、おしゃれな赤レンガ倉庫、外国に来たみたいでした。それくらい当時の僕にとっては規格外だったし非日常過ぎたんです。心理的にも東京はあまりに遠い存在だったのかなと思います。
たくさんの人と話したい!
そんな環境の中、こうして僕がSkyland Venturesで働けていることは、僕がなにか特別優秀だったというわけではないし、大学に入るまでは普通に大企業に入ることが人生のゴールだと思っていたので、本当に運が良かったとしか言いようがないんです。
今回、その奇跡に育ててくれた家族に感謝しなきゃなと思いましたし、一方でこれは三重県に限らずですが、地方の人でも中高時代から、スタートアップ、もっと言うと東京に接点を少しでも持てたら才能を発揮できるチャンスがたくさんあるのになとおも思います。
もちろんポジショントークもありつつですが、キャリアの選択肢としてスタートアップがもっと普通に選ばれるようになれば良いなと再認識しました。もちろん、キャリアの多様性があって良いという前提です!
2023年、Skyland Venturesは、徳島の阿波おどりのネーミングライツスポンサーをしたり、トビタテ留学JAPANや政策ファンド、社会起業カンファレンスへのサポート、さらには山陰合同銀行さんと新ファンド設立などスタートアップの裾野を広げる活動にもチャレンジしてきました。
これからもキャピタリストとしてファンドとして投資でのリターンを出すことに貢献するためにまだまだ成長していくことが一番であることに変わりはありませんが、スタートアップに関わる人が増えて欲しい思いも今回でまた一段強くなりました。
VCに興味がある、スタートアップに興味関心がある、事業相談などいつでもDMください!色んな人と話したいです!あと、伊勢志摩に旅行で来るという人もおすすめ教えます!
Twitterこちらから。
https://twitter.com/shutollen
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?