風0091 ファッションは「たかが外見」ではない

ご訪問ありがとうございます!
田中 風行(Tanaka Kazeyuki)です。

オシャレな方ってメンタル強いのかも
と思い始めました。


本格的に寒い冬の気温となっていき、
クリスマスムードにもなってきました。

年末に向けて今年の振り返りなども
徐々に始められている頃でしょうか?

世間が一週間単位で動いていることもあり、
基本的には一週間ごとに

頭の整理を行う時間を取ることを
オススメしていますが、

慣れないうちや、忙しい場合は、

GWや年末など、
まとまった時間が取りやすい時期に、

カフェなど落ち着ける場所で
行うだけでもだいぶ変わるかと思います。


この一年間に達成したことや、
現状、どんな成果が当たり前に出続けているか、
あるいは今後達成していきたいことなど、

紙とペンを用意して、
リラックスできる音楽を聴きながら、
深呼吸や瞑想なども併用しつつ、

あとは脳に任せて、
手が動くがままに書き出す感覚です。

慣れると短時間で集中状態に入り、
15分以内に30項目は書き出せるようになります。

これら書き出した項目の中には、
今すぐ実行できるような行動アイデアも含まれ、
カレンダーに書き移していきます。

そうしてスマホ内でもどこでも
カレンダーに書き込まれた予定というものは、
気付いた頃には達成されていきます。


予定通りに進める必要はありません。

適当にやるつもりでいれば、
生活の中でふと気付いたときに、
勝手に予定を消化し始めたりします。

脳というものは思ったよりも
柔軟に動いてくれるものだと確信しています。

とりあえず脳ミソさんに
インプットなり指示なりをしておけば、

そのうちに脳内ネットワークに紐付けされ、
ふとしたときに頭に浮かびやすくなります。

普段、何気なく脳に入れている情報の
威力というものは思いの外、大きいです。

普段目にしている映像情報からでも、
簡単に価値観が変わっていくのも分かります。

映像情報と活字情報を組み合わせ、
納得度を高めると、

さらに強力に、関連情報が入ってきて、
現実の行動に落とし込まれていきます。

その影響を相変わらず
実感しまくっている今日この頃となります。


にしても数年前の段階、
いや、数ヵ月前の段階でもまさか、

自分がファッション情報を
習慣的に仕入れるようになるとは
夢にも思っていませんでした。

まして、求める服やアイテムを探して
街中を奔走するとも思っていませんでした。

そんなのはお金持ちでオシャレ気取りの
女々しい男子の行為だとすら思っていました。

男は最低限の服装で、
見た目よりもまずは中身、能力、体力、
そして世間で闘っていく、

などと本気で考えていた若い頃がありました。

どんな考えや信念に支配され、
また幼少期にどのような価値観を
刷り込まれていたのだ?と今では思います。

それはそれで楽しかったですが、
一方で随分勿体無い過ごし方をしてきたなとも
今となっては思います。


といっても過去を悔いる気持ちは無いです。

そもそも昔の自分は今の自分に比べて
遥かに視野が狭くて、頭がガチガチに固くて、
そのせいか勿体無いこともたくさんしてきて、

そんな自分が今の自分に辿り着けたことだけでも、
過去最高の状態であり、有り難いことです。

自分の人生って大体こんなもんだろうなと、
何となく周りと比較したときの
自分のレベルというものは薄々気付いていて、

そのレベルの中で、ここまで来れたのだから、
まぁ自分なりにはひとまず満足なのかなと。

そういう自分基準の
捉え方をするようになってからは、
とにかくストレスから無縁になりました。

周りや世間の動向に振り回されて
行動だけではなく思考や感情まで右往左往
させられるようなことも随分減りました。

代わりに、周りや世間の動向を観察して、
自分から観て圧倒的にレベルが高い方から
ドンドン吸収しようという考えに変わりました。

ファッションもその一つになりました。


正直、ファッションや
いわゆるトレンドというものは、

自分にとって全くといって良いほど
興味が無く、そもそも自分の軸はあるわけで、
センスで何とかなる分野だと思ってきました。

それでもそこそこ満足する状態になれてきて、
ますます己のその考えが強化されていきました。

そうして人生色々進んでいくうちに、
どうしても超えられない、理解すらできない、
そんな壁にぶち当たるようになっていき、

色々と情報収集や試行錯誤でもって
解決策を模索する中で辿り着いたものの一つが、

ファッションやトレンドに関して
当たり前のように入ってくる仕組みを作る、
そうした概念でありました。

やはり頭が固いせいか、興味も薄いせいか、
最初は特にテンションが上がるわけでもなく、
必要だからまずは習慣化してみよう、

そんな程度のノリで粛々と進めていました。


実は新しいことを始めるのに、
この、感情を捨てて、淡々と進める、
というのがかなり効果的なのです。

特に興味が無い分野に関しては、
モチベーションなんか上がりようが無いので、

最初はいかに淡々ながらストレス無く
進められる仕組みを作るかが肝心となります。

そうしてひとたび習慣化されていくうちに、
気付いた頃には脳内ネットワークが変わり、

あれまあれまと、快感にまで変わっていき、
その分野でさらに上を目指すようになります。

実際にやってみて初めて楽しさが分かります。

理屈で納得してから始めるタイプの方は、
恐らく、こうしたアプローチが良いです。

最初は理屈で【やるべき理由】を見出だし、
ひとたび動機が明確になったら、あとは習慣化、

脳内情報がオーバーフローするまで、
情報収集や試行錯誤を繰り返していきます。

そうしてある基準を超えた頃から、
その世界にどっぷり浸かっている己を自覚し、
その中でより上を目指したくもなります。


新たに始めた物事の楽しさというものは、
小さな【感動】の積み重ねで
醸成されていくものだなと実感します。

ファッションに関して言いますと、
オシャレな方の発信を閲覧する度に、
「この人本当にオシャレだなぁ」と、

脳内が心地良くなっているのが分かります。

それは発信者が男女を問わず、
パッと見て美しいと思えたら、
それはもう美しいの一言で感動となります。

これまで自分的にオシャレだと思ってきた
価値観がことごとく崩れ去るのを実感します。

理屈ではなく、より美しい対象を観てしまうと、
それまでの絶対的に美しいと思われた対象が
途端に意識から離れていくのが分かります。

そうして、己の美意識がアップデートされ、
やがて身に付けるファッションも
徐々に変更せざるを得なくなります。

身体が自然と服探しに出向くことになります。


以前はたかがファッションだと思っていましたが、
こうしたアプローチはファッションに留まらず、

それまでの己の情報収集の仕方を
活字中心から映像中心に変えてしまいました。

左脳から右脳へ、とも言えるのかもしれません。

活字で表現される内容云々以前に、
まずはパラパラとページをめくっていき、

「これは!」という対象が出てきたら
反射的に関連情報を深掘りしていきます。

周辺に書かれている記載を読み込んだり、
あるいは関連キーワードを検索したり、

これをやると入ってくる情報や
己の脳内での情報同士の連結のされ方が
まるで変わったものになってきます。


副次的効果として、これは仕事にも使えます。

理解や納得を経ないと動けなかったのが、
とりあえずパラパラとページをめくったり、
全体や関連箇所を軽いノリで把握しようとし、

その中で気になった部分に出くわしたら、
ピックアップして関連情報を辿っていき、

そのときはピンと来なかったとしても、
ふとしたときに「これだ!」と、

過去に閲覧・実行してきた何らかの断片的な
視覚情報なり活字情報、試行錯誤経験から

目の前の課題への解決策を見出だせたりします。

それはハズレかもしれませんが、
当たりの可能性があるアイデアを何度も試し、
ようやく当たりに辿り着けたりもします。

このプロセスは、単に繰り返すだけで
いつか必ず当たりに辿り着けるだろうという
確信が持てるやり方ですのでオススメです。

もちろん、絶対に無理な場合は、
途中でどこかおかしいなと薄々感じますので、
そのあたりも安心して使える考え方です。


こうして新たに手にした服装を
実際に着て、普段の生活に溶け込ませます。

それまでの自分からして
なかなか攻めた部類に入る服装だと、
(それでも世間的にはトレンドみたいな)

最初は「こんな服装して大丈夫か?」
「痛く見えないか?」などと不安が生まれます。

新しいことを始めるときの感情です。

単に新しい服を着て人目に晒される、
それだけでもかなりの
メンタルブロックがかかるものだなと、

自分がやる段になってようやく実感します。

そうした服を買いに行くだけでも
最初はかなり躊躇がありました。

「いやいや、俺はこんなオシャレなのは」

「まだこういうところに
来るような段階では無いだろ」などと、

ネガティブセルフトークが始まります。

まして、そうした服装をして
普段の生活環境で人目に晒されるなんて、

どんなフィードバックを受けるか
分かったものではありません。


幸い、メンタルブロックに関しては、
過去にナンパやら営業やらで
人目に晒される経験はしてきたので、

今さらでも感じはするのですが、
そこから抜け出して当たり前にしていく、
そのプロセスは身に付いていました。

そうして、当たり前のように、
それまでの自分に無い服装で、
そのあたりに繰り出すようになりました。

もちろん、正しいフィードバックを
受けることは大事です。

周りの反応が変わることに
右往左往するのは良くないですが、

周りの反応を観察することは大切です。

今の時代、SNSにコーデを発信して、
「いいね!」の数を測定できる時代です。

良いフィードバックが多いコーデは、
徐々に良いコーデとして己に認識されていき、
そうした方向性での追求が当たり前になります。

ダサかったり、痛かったりしたら、
何らかの負のフィードバックが得られます。

身近な人から言われることもあるでしょうし、
見知らぬ他者から良からぬリアクションを
受けることもあるのかもしれません。

それがあまりにも多かったとしたら、
そこで初めて今の方向性はおかしいのでは?
と改善活動に入ろうという気にもなります。


今既にオシャレな男女の方々がたくさんいます。

そうした方々も、
最初からそうではなかったかもしれませんし、

最初は勇気を振り絞ったり、
どこかで開き直ったり、
色々と葛藤があったのかもしれません。

この周りの目に晒されることへの
葛藤という内面のプロセスをより多く
経験されてきたと思われるオシャレな方々は、

実は相当メンタル鍛えられてきたのでは?
と思わされるようにもなりました。

もちろん、生まれ育った環境、交遊環境、
最初からそれが当たり前だと思ってきて、
当たり前に自己表現しているだけかもしれません。

ですが、そうでない方々も多いかと思います。

どこかで目覚めて、最初は色々経験して、
その積み重ねで今のオシャレさがある、
そういう側面もあるのかなと勝手に思いました。

自分が片足突っ込んでみて
ようやく気付いた世界であります。

ファッションって外面に過ぎない
と思ってきましたが、

なかなかの内面世界の奥深さなのかもしれません。

内面は外面に現れるとか
巷ではよく言われることかもしれませんが、
なるほど、こういうことなのかと。


ひとまず、こうした日々を過ごすようになり、
普段の行動パターンも変わってきています。

自分を今の自分よりもより良く見せるであったり、

視覚情報としてトレンドを脳内注入していったり、

それまでの習慣群はコンパクトになり、
筋トレに関しては自宅や公園で回せるようになり、

あとはそれまでよくやっていた、
特定ジャンルの趣味嗜好に偏った情報収集
なるものからは、とにかく離脱してきました。

自分が本来好きなジャンルですので、
たまに気が向いたときに
脳を休める目的もあって閲覧するぐらいで、

意識して取り入れる情報では
無くなってきたのかなと。

情報収集のジャンルが色々と変わりました。


まして、数年前まではメイン課題であった、

己のパフォーマンス平均値を上げるための
エネルギー上昇活動に関する
情報収集や試行錯誤の時間は、

最近ではほとんど無くなりました。

過去に重要課題だった項目は徐々に習慣化され、
今では意識の隅っこ程度の力の入れ方でも
十分に回せるようになってしまいました。

習慣化の威力、恐るべしです。

いったん身に付けてからは、
その都度、必要な分野で習慣化を行い、
新たなスキルを満足水準まで身に付けます。

この繰り返しで、興味関心の幅も広がります。

最初はゆっくりとした進み具合でしたが、
年々、加速してきている実感があります。

今後どうなっていくか楽しみであります。


ファッションも一通り満足する水準まで来たら、
あとは程々にして、他の分野にも満遍なく
意識を巡らせていき、

より全体的に良い結果に繋がるよう、
脳ミソを柔軟に使っていこうと思います。

今のところは服装改善活動が非常に楽しく、
このまましばらく進んでみようと思います。


それでは今回はここまでになります。

最後までお読みいただき
ありがとうございます!

田中 風行
Tanaka Kazeyuki

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