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Shutter Vol.3 野本由美子さん ~星とともに歩んできた8年、そして10年目へ~⑤

私が感じたあなたを切り取り、綴る Shutter 。

3人目は、東京都で先生術・・・「星詠み」とともに起業、メデル株式会社の代表取締役 野本由美子さんをご紹介します。

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1話目はこちらから

ご実家が理髪店を営む、まさに起業家の家に生まれ育ちながら

自身は大手企業の営業職のOLに就職、

仕事は好きだったものの、

女性というだけでキャリアが活かしきれない環境への疑問を抱き

お子さんの妊娠出産を経て、育休復帰するも退職。

そうしてとうとう選んだ、独立起業の道へ。


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妊娠時に出会った、産後ママのサポートを行うマドレボニータが、

「母になっても、女性でも

 自分らしくキャリアを気づいて生きることは出来るんだ!」と

由美子さんの世界を広げるきっかけになり

そこで出会った占星術にハマりながらも

当初は企業研修や傾聴の講師として活躍。

「占星術のワークショップやってみたら?」という一言をきっかけに始めたWSが人気となり、いよいよ、占星術・・・星詠みで生きていく、と決断した由美子さん。


ここだけ読むと、

すごーく、順調に、右肩上がりだけでやってこられたように感じる方も

少なくないかもしれませんが


あの日の由美子さんのお話は

決して、それだけではありませんでした。



星詠みでやって行くと決めたけど

なかなか覚悟が出来なくて

ビジネスコンサルを受けたのに言うことを聞かず

うだうだしてたらコンサルをクビになったとか(!)


だからこそ、やらないといけない!と覚悟して

動けたこともあった、とか

(それが、星詠み50人、写真撮影50人夏秋達成への起爆剤)


足踏みしたり、躓いたり

思い切って行ける時があったり

突き進んだり、止まったり。


そうやって、進んできた道。


そんな中でも、いつも由美子さんのそばにはホロスコープがあって


企画やプロジェクトの時期やスパンを決める参考にしたり

その月の星座のテーマをご自身のプロジェクトのテーマに取り入れてみたり


そうして、特別意識するでもなく

ごくごく自然に、空を見上げてその日の天気を確かめるように

でも確かに

由美子さんは、ホロスコープとともに

星とともに、時を読み、時の流れとともに

歩んでこられています。


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私との対談の間にも、幾度もスマホを手に取り

ホロスコープを見ていた由美子さん。


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星を詠み、時の流れに抗わず

立ち止まる時でさえも

「流れにそって立ち止まることを選ぶ」ということを

ごくごく、自然にされてきたんだろうなあと

あの日私は何度も、そんなことを感じました。


静も動も自然の流れとともに

調和しながら選んで生きる



だからなのか・・・・


いつも、ご自身のことを話される由美子さんの話しぶりは


落ち着いていて、時系列がとても滑らかで

淡々と、でも、確かにお話をされるのです。



一見それは、感情があまり揺れ動かないようにも感じるかもしれないけれど


冷静に、でも滑らかに

時系列に添って話す、ということは


ご自分を俯瞰して捉え

なおかつ、自分の歩みに確信をもつことが出来ていなければ

実はなかなかできないこと。


時の流れとご自身の流れを

常に確かめながら、歩んでこられたのだと

感じずにはいられませんでした。


由美子さんの言葉は、

冷静なのに、一言ひとことに確かな温度と色がある。

そんな、感じ。



星を味方につけるって、強いなぁ。


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そんな由美子さんが

この対談の中で、言葉に熱をもって

表情も大きく変われた瞬間が、幾度か、あって。


その一つが


独立起業してから上述の時代を経て


星詠みで起業家として生きていくことを

覚悟した時のお話、でした。



◆ただ自由になりたくて起業したわけじゃない


コンサルをクビになって


これじゃ、いけない!と本気になって

星詠みも撮影もそれぞれ50人を達成した、2016年の年末。


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今ではマーケティングの大御所としてだけではなく

「好きな事で徹底的に生きていく」ことを貫く

「ライブワーク」という言葉を提唱し

HPのプロフィール自身をビジネステロリストとも謳っている

原田翔太さん主催の合宿に参加。



出産して育児が始まると、授乳もあって

女性はなかなか飲んでたっぷり話す、という機会からは遠ざかるもの。


この時の合宿で、由美子さんは久しぶりに


「飲んだくれて夜通し思いのたけを語る」


という時間を過ごします。



このことを話されたときの、あの、力強く言い切った表情。


そうだよ!私はこういう時間が欲しかったんだよ!自分の思いをこうして誰かと話して共有できる時間。子どもを産んでから、飲みニケーションが私にはなかった。こういう時間が持ちたかったんだよ!って気づいたんですよね。


これ、これなんだ!って

とってもたくましく輝く目をされた、あの日の由美子さん。




このshutterは、筆者である私が感じたことを

そのまま綴らせていただく記事なので


誤解を恐れずにあの時感じたことを綴るならば



人は誰もがそれぞれに「生きていくうえで大切にしたいもの」

必ず、持っています。



もちろんそれは一つではないし

いろんなものがあって。


何より家族の笑顔を優先したい人

地位や名誉、そこから感じる「誇り」を大切にしたい人

お金や経済力

自己重要感や、誰かや何かに貢献すること

自分が楽しいと思えるかどうか


選んだものに優劣はなく

どれもが

「その人にとって、とても大切な優先事項」です。


しあわせの必須条件ともいえるでしょうか。


あの時の由美子さんを目の当たりにした私は


彼女の起業は、決して

自分の自立や、稼いで自由になること、だけが目的ではなく

むしろ・・・・・



想いを

自分の内なる本当の想いのたけを表現して

つながり合うこと

そして

ご自身と誰かの思いを掛け合わせて

ゆたかな世界をつくっていくこと


だったんじゃないかって

そんなことを、感じずにはいられませんでした。


それこそが、由美子さんの


「自分を突き動かすガソリン 原動力のひとつ」なんじゃないか、って。


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この合宿での一夜を経て

彼女は、新しい・・・・


起業家として生きていく決意をもって、2017年を迎え、

爆進していくのです。



続きは、次号で。




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