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shutter Vol.1 山本あゆみさん ~出会いの布石~

SNS時代の出会いは、

いとも簡単に、するりと私の世界に誰かを連れてくる。


今回、shutterでお伝えする女性、山本あゆみさんも、その一人。


いつごろからか、

「ひなたぱん」という名前とともに、彼女の名前が私のSNSに上がり始め


なんともあたたかくてぽかぽかで、

美味しそうなまんまるなパンをイメージさせるそのネーミングと

とても清らかな彼女の姿

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そして何より美味しそうな写真たちは

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私の中にぽこん、とその名をロックオンしてしまった。


どんな人なんだろう。

どんなパンなんだろう。

どんな、お教室なんだろう、ひなたぱんって。


優しくてあかるくて、おおらかなパンなんだろうな

どんな味なんだろうな。

このパン教室では、どんな物語が、生まれているんだろう。


なんだか、とても、素敵な場所な気がする。


でも、彼女の居場所はどうやら、神戸市須磨区。

  

千葉の木更津に住む私からは・・・・遠い。


手の届かぬ、どこかの素敵な人かな。

でも・・・・


会えてしまうような気がする、いつか。


根拠のない、でも、確かな、小さな予感。



そんな予感が叶って

一度、彼女とすれ違ったのは

昨年春の鎌倉、由比ガ浜。


私がプロフィール写真をお願いしているカメラマンさん

丸山嘉嗣さんの100人撮影の時


撮影を終えた私は、

「美味しいお蕎麦でも食べてから帰るといいよ」

という彼のすすめのままに、近くの名店に立ち寄り

その帰り道・・・・


これから撮影に入る、丸山さんと彼女と、すれ違った。



あぁ、きっと、あの、パンの彼女だ。


ふんわりやわらかな

それでいて、なにか「きゃっきゃ」と心がはしゃぐ何かを

持っているような人かもしれない。


だって、その時の彼女は

なんだか、とっても大きな袋を、もっていたから。


清らかなイメージだったその姿と

がさがさとたくさん荷物が入るだろう、

入っているだろうその大きな袋を抱えた姿の

アンバランスさが

彼女の存在をとても親しみある姿に変えてくれて


あぁ、やっぱり彼女とつながってみたい

次は会ってお話してみたい


そう思いながら

彼女と、すれ違い、帰路につき・・・


ほどなくして、彼女とFacebookでつながったのです。


お互いに、すでにSNSで存在を知り

お互いに、気になっていて。


あの日をきっかけに私たちはSNSでつながって

そして私は


生まれて初めて・・・・


酵母というものを、菌というものを

こんなにも慈しみ楽しみ、共存している人・・・


山本あゆみさんに、出会うのです。


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続きは、次号で。



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