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Shutter Vol.1 山本あゆみさん⑥ ~ひなたぱんの今、そしてこれから~

私が切り取るあなたを綴る Shutter お一人目は、

神戸市須磨区で楽健寺酵母とともにパン教室「ひなたぱん」を主宰する 

山本あゆみさん。


1話目から読む方はこちらから

2017年、突然舞い降りた「ひなたぱん自立」というメッセージ。


それは、天の声だったのか、肚の声か、心の声か。


とにかく彼女は、感じたそのメッセージのままに

「ひなたぱん自立」に向かって、まい進します。


最初は数千円で始めた、パン教室。

  

「好き」「みんなに知ってもらいたい」で始まったそれは


自立する、という目標を持ったことで


「酵母と、パンとともに

 誰と、どんな時間を共有していきたいのか

 誰のために

 何のために貢献していきたいのか

 そして、どんな世界を、作りたいのか」


ひなたぱんとしての理念やミッションを明確にしながら

育ってゆきます。


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今日までの間に、ひなたぱんのレッスンメニューを次々に確立


現在のメニューは、以下の通り。


◆初めてさんの天然酵母と仲良くなる1day教室

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◆楽健寺酵母活用「季節のスィーツレッスン」

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◆世界の美味しいテーブルシリーズ

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◆天然酵母のパン教室5回継続コース(パン屋さんに並ぶパンがおうちでいつでも焼けるようになるコース)

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◆ぱんを極める2回エクストラコース

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◆ひなたぱん公認インストラクター養成講座

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パン作りの初心者コースから

パンを教えるプロになるインストラクター養成コースまで


誰もが、楽健寺酵母を楽しみながら使いこなせるようになるように

年間を通してレッスンを開催。


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どのレッスンでも彼女が大事にしているどまんなかは、おなじ。

彼女は、私にこんな言葉で、熱心に伝えてくれました。


発酵は水と塩、そして音が大事やねん。水で、発酵は変わる。それってな、つまり「水から変わる」やし、言い換えると「自ら変わる」ともいえるねんな。水が多いと、酵母の個性が花開いていい酵母になる。これって、人間もおんなじ。心の潤いが大事で、そして、他人は変えられない、だから、「自らが変わっていく」・・・幸せに生きるためには、誰かや何かを変えようとするんじゃなくて自分から、自ら、行動して、変わっていくことが、大事やねん。酵母とともに生きていくとな、それが、できていくんよ。


酵母は、次から次へとつないでいくもの。

スターターとなった酵母でさらに酵母を起こし、パンを焼く。

そうしてまた、起こした酵母をスターターにしてつなぎ、

次のパンを焼くための酵母を起こす。


酵母は発酵によって数多の微生物がぎっしりと存在する

「命そのもの」であり、まさに「生き物」


物でもなく、生き物である彼らから

あゆみさんがパン作りを通して教わったことは


酵母の様子を感じて、ぱんを作るように、自分自身のことも、たくさん感じて、心の声を聴いて、楽しみながら生きて命を輝かせること、自分を愛すること、そんな自分になっていくこと。そして、そういう人を増やしてつながっていくこと。


だから、ひなたぱんのパン教室で得られるものは


楽健寺酵母との付き合い方と

酵母つかった美味しいパンの作り方

そしてまた

楽しく幸せに生きるためのヒントやきっかけ

そんな、同じ志の道中にいる人とのたくさんの出会い。


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2019年からは、彼女は楽健寺酵母がつないだご縁で

日本全国もとより

フランス、韓国など世界に出てゆくまでに。




楽健寺酵母・・・菌が多くの人と、日本、果ては世界各地で

つながり、広がっていくということは


そのまま


楽しく生きる人がつながり、広がっていく、ということ




誰もが


今、どんな自分だったとしても


まっすぐ正直に

感性を開いて、自分を感じ信じ進んでいけば

きっと、命の花は開かれるから


そのために


彼女は


楽健寺酵母とともに

これからも、

パン作りの楽しさと奥深さを伝え広めていこうと

前を、向いています。


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6話にわたりお伝えしてきた

ひなたぱんと山本あゆみちゃんの、お話は

これで、おしまい。

いかがでしたでしょうか。


彼女の活動の詳細は、こちらのHPから、ご覧いただけます。



最後は、この連載を通して

山本あゆみさん、という存在を感じてきた

私がしたためる、編集後記 あゆみ総評 です。


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