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人と人は目に見えない線で繋がっている №146

人と人って目に見えない線で繋がっているんです。

よく、恋人同士が『赤い糸で結ばれる』と言ったり、『ご縁を結ぶ』と言ったり。
目には見えませんが、それぞれ長かったり短かったり、太かったり細かったりなど人によって様々に結びついているんです。

その中でも夫婦の線が最も太く、親子はその次、兄弟や叔父、甥、従兄弟、友人などの順に細くなっている。

私自身も、距離が離れているけど何かあると連絡を取り、話すと長くなる関係の友達と何年も何年もつながっている。
また、すごく近くにいて一時は多くの時間を過ごすことはあっても、その後なかなか会う機会がなく疎遠になってしまっている友人もたくさんいる。

会った瞬間馬が合う人もいれば、どれだけ時間をかけてもあまり近くに入っていけない人もいる。

またその線はご先祖様とも同様に繋がっている。
その繋がりがあるが故にご先祖様に感謝し手を合わせることを日本人は古来より大切にしてきた。

脳科学者の第一人者である方が、「運を上げるためには自分達の物語(ストーリー)を大切にしなさい」ということをおっしゃった。(目に見えない『運』というものを引き寄せるために必要が科学でわかってきているんです!)


そのストーリーとは、個人のレベルで言えば両親であり祖父母でありご先祖様である。
仏壇やお墓参りをしてご先祖様に手を合わせるという行動を先人たちは我々にとって当たり前の行動として刷り込んでくれた。

またもっと大きなことで言えば、日本人のルーツとして『古事記』というものを私たちに与えてくれた。
天皇陛下が生まれるまでの軌跡が記載されている古事記はまさしく我々日本人のストーリーである。神様が日本を生み出し、あらゆる神様が生まれたのち、初代天皇陛下である神武天皇が生まれた。我々日本国民のルーツを辿ると、どこかで天皇陛下に結びつき、その先の神様につながるというストーリーをあえて作ってくださったのではないかと私は考えている。

また、私の尊敬する経営者さんは、組織を団結させようとするなら、「その会社の歴史を語りなさい。」ということを教わった。これもストーリーを大切にするということに変わりはない。

目に見えない神様は、少なくとも私は見たことがないし今後も見ることはできないと思う。
二千年以上前の人達はこの様なストーリを我々日本人に与えてくれて、生きるための柱としてくれたとすれば、現代の科学で解明されつつある人間の力を二千年以上前の人たちはわかっていたのかも知れないと思うととても神秘的である。

人とのご縁を大切にし、ご先祖様を敬い生きる事が人生を豊かに生きる事だと考えると誰も損する事なく幸せになれるのではないかとこの歳になってようやく思える様になってきた。

全ては目に見えない世界の話ではあるが、世の中には目に見える世界と目に目ない世界の両方でできているとすれば、もっともっと私達は先人たちが大切にしてきた目に見えない神仏の世界を取り戻していかなければいけないと思う。


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