【スト6】隠れ強デバイス、キーボードの魅力と設定
実は強くて手軽なデバイス、キーボードについて紹介していきたいと思います。使用人口は多くないですが、費用面において手軽で、それでいて優秀なデバイスです。先日キーボードJP(クラシック)でマスターになったのでその時の配置も後半で紹介したいと思います。
①メリット
②デメリット
③おすすめする人
④tips
➄配置
の順で紹介。
キーボードのメリット
疑似レバーレスとして機能する
レバーやスティックではなく、ボタン(キー)によるデジタル的な入力になるので、ボタンの形が小さいだけのレバーレスだと思ってもらうとわかりやすい。
強みも
・↓↓入力が早く、安定する。
・→→の前ステップが早く、安定する。
・レバーのようにジャンプが暴発することはない
・前と後ろを瞬時に切り替えて、歩きガードができる。
など、基本的なレバーレスが持つ強みは備えている。また、コマンドの運指もレバーレスとほぼ同様。
入手が容易
レバーレスも6ボタンpadもこのブームで品薄状態だが、キーボードならいろんなメーカーが出しているので、いつでも入手できる。加えてレバーレスは軒並み高額である傾向が強いが、キーボードはゲーミングであっても様々な価格帯が存在するので財布との相談がしやすい。なんなら元々FPSなどをプレイしていた人はタダで始められるのがお得。
ボタンを増設する必要はあまりない
元からいっぱい付いてるのでボタンの増設はいらない。僕はあんまりやらなかったけれど、同時押しボタンを他にも色々配置できるので、そういったカスタマイズが容易だ。
手が大きくない人にもおすすめ
キーの間隔がアケコンに比べるとかなり狭いので、手が小さい人でも問題なくキーに指を添えられる。必要なボタンに常に指を添えられるのは、padにも通ずる利点。僕自身男性にしてはあまり手が大きい方ではないので、レバーレスが合わずキーボードに移行した経緯がある。
キーボードのデメリット
steam(PC)版でしか対応していない
PS5では使えない。
もしオフライン大会で実績を残したいと思っているなら、ここが大きなネックになってしまう。スト6のオフライン大型大会はPS5版で行われることも多く、そういった大会には出場できない。
”キーボード勢VSキーボード勢の場合はオフ対戦が仕様上不可能”
上記の記事の通りです。先行研究があるとは….助かります泣
もしPCで開催される大会があったとしても、トーナメントの途中でキーボード使いと出会ってしまうとかなり面倒なことになる。
強いて言うなら、キーのデカいキーボードはあまりない
レバーレスやアケコンのようなボタンの大きさは期待できない。僕はボタンとその感覚の狭さが自分に合うからキーボードが好きだけど、それが合わない人ももちろんいるハズ。
おすすめする人
pcゲームでキーボードに慣れている人
WASDでのキャラクター操作ってなんだかんだ癖が強いので、もともとその操作に慣れている人にはおすすめ。僕も「overwatch」や「valorant」をプレイしていたので慣れていた(それはそれとして格ゲーの操作は難しかったが)。
レバーレスを使っていた人、レバーレスへ移行を検討している人
入力形式としてはほぼレバーレスなので、もともと使っていた人やこれから移行を検討している人にはおすすめ。
レバーレスを購入する覚悟がない人
レバーレスは格ゲーにしか使えないけど、キーボードは他にも用途がある。「レバーレスが合わなくて損はしたくない」って思う人はキーボードも妥協案としてアリ。
上記の記事では、「一旦レバーレス買う前に、キーボードで試した方が損はせーへんで!」と警鐘を鳴らして下さっている。
JPを使いたい人
JPは↓↓入力を多用するので、キーボードはおすすめ。他にも↓↓が重要なキャラを使っている人、使ってみたい人はいいかも。
その他のtips
ゲーミングキーボードがおすすめ
その辺の事務用のキーボードは複数キーボードを同時に押したときに認識しない奴があったりするので、ゲーミングがおすすめではある。あとはそもそもゲーミングじゃないやつは、キーがクッソ押し辛かったりする。
使っているキーボード
RazerのBlack Widow Lite。昔FPSをするために買ったやつです。
ラピッドトリガーはそんなに恩恵を感じなかった(個人的には)
ラピッドトリガーとはめっちゃ簡単にいうとすごく反応の速いキーボード。
以前はその機能のついたやつを使っていたが、キー自体のストロークがやばいほど短くてインパクトが暴発しまくった(そもそも僕のキーを押す力が強い)ので、ラピトリがついていないものに移行した。
僕個人が有用性を見出せなかった一方で、ネット上ではラピトリの方が操作しやすいっていう声も見かけた。持っているなら一考の価値あり。
使うキー以外を外すのもアリ
意外とこれギャグではなくて、キーボードでプレイし始めたころは「なんか1列ずれて押してた」が多発する。
じゃあどう解決するか….そりゃあもう
「使うキー以外全部外す」。
よかった、これで解決ですね!
1列ずれるのを防ぎたいだけなら、別に全部外さなくても使うキーの周りだけ外すのも手。
キーを外すようになってから列ずれによる誤入力は起こったことがない。
「キーを外すと文字が打てなくなりませんか」って?
気合でキースイッチを押して文字を打つんだよ。
この記事もキーを外したキーボードで執筆しています。
別でキーボードを所持している方は普通にそっちで文字打つようにしましょう。
キー配置
左手側
WASD→各方向の移動。
Wがジャンプ。FPSなどの一般的なWASD配置を採用。
左shift→通常投げ。
以前は小P小Kだったが、同時押しが成立しない場面が多くあり左shiftに。これにより右手で小パン暴れをいつでもできるようにしながら、左手で遅らせグラップを入れ続けられるため便利。(右手側のリソースを削減できる)
右手側
YUI→弱中強P
HJK→弱中強K
一般的な6ボタン配置と同じ、パンチ3つの真下にキック3つが並んでいる。弱P &Kを人差し指、中P &Kを中指、大P &Kを薬指が担当する。
基本的にはパンチ横一列のキー下半分に指を置き、必要な時に真下のキックボタンに指を動かす。この指の配置にしておくことで、相手が前飛びした際に咄嗟に薬指で何かを押せば、しゃがみ強Pによる対空ができるようになっている。
L→ドライブパリィ
小指。小指は指の中でも一番思い通りに動かすのが難しい部分なので、正直練習は必要。
space→ドライブインパクト
ここが一番重要。本作において、ドライブインパクトだけは指の中で最強の指に担当させたいと個人的には思っている。
画面端のドライブインパクトは返さない限り、ひたすらにコンボを叩き込まる。返せなければどんな試合でも負けるし、一方で返しさえすればどんな試合でも勝ててしまうのがインパクト。
特にランクではみんな勝ちたいので画面端でインパクトを撃ちまくってくる。生当てもそうだし、ランクが上がると打撃技からのキャンセルで飛んでくることも増えるので、とりあえず画面端を背負った時はspaceキーに指を添えていることに助けられることが多かった。
なのでインパクトだけは
・常に指を添えられる
・思い通りに動きやすい
この条件を満たす指、つまり親指に配置したい。(と個人的には思う)
僕自身どう考えてもHPで大きく不利を取っていたのにも関わらず、インパクトを返したことで勝ててしまった試合や、相手がインパクトを返せなかったせいで簡単に勝ててしまった試合でかなりランクを盛れた。
その他の配置例
同じくキーボードでマスターの友人の配置も載せておきます。
案1
WASD→各方向の移動
左shift→インパクト
UIO→弱中強P
JKL→弱中強K
H→投げ
space→パリィ
小指で左shiftを押し、インパクトを入力する配置。
案2
ASD→各方向移動
space→ジャンプ
左shift→インパクト
UIO→弱中強P
JKL→弱中強k
Y→パリィ
H→投げ
左右どちらかの親指でジャンプを押す、一般的なレバーレスコントローラーに近い配置。もともとレバーレスやアケコンに慣れているような人が移行する場合は、この配置を参考にしてもいいかも。
まとめ
てなわけでキーボードは
・疑似レバーレスである
・そもそも汎用性が高い機器
・価格帯を選びやすい
ことが強みのデバイス。steamでスト6を始めようって方はぜひキーボードも視野に入れてみて下さい。
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