もしも収益が0になったとしたら徳嶋ダイスケはこの世から消えてしまうのだろうか?

最近、いや一昨年くらいからYouTube界隈の収益激減問題が話題になっている。俺はYouTubeチャンネルを運営しているものの、条件を満たしていないため、YouTubeの収益に関する真実はまったくわからない。

けれども、週刊トクシマのほうでは一応Googleアドセンスによる収益化が完了しているため、わずかではあるけれども多少のお金が発生している。そのため、完全に「収益激減問題」が無関係というわけではないだろう。

友達や同志に聞かれることがある。

「仮にブログやYouTubeチャンネルの収益が0円になったらどうする?」

と。この手の質問には苦笑いするしかない。
そもそも俺の週刊トクシマが生み出すお金は、それこそ年間のサーバー代など必要最低限の運営費にすべて溶け去ってしまうほどしかない。つまり、トータルで見れば、サイト運営しはじめた7年ほど前から現在に至るまで絶えず赤字のまま続けてきたことになる。

ガソリン代をはじめとする車に関わるお金や、飲食代などに関しては本業で稼いだお金から使用しているため、俺は別にブログやYouTubeチャンネルによる収益の恩恵を受けている側の人間ではない。

俺のブログは月に1~10万PVとばらつきのある閲覧数であるが、テーマを徳島県に全振りしているサイトにしては、比較的見られている方だと自負している。だけど、収益の面でみれば正直お小遣い程度が関の山なのが現実で、一度たりとも「よしブログで食ってくぞ」とか「YouTubeで食ってくぞ」とか、そういう野心を抱いたことはない。

俺がブログをやったり、YouTubeへ上げる動画の編集をチマチマやったりしているのは、やってて面白いからだ。収益が目的なら、もっとわかりやすく稼げそうなテーマを模索するだろう。

収益はあるに越したことはないが、あてにしてはいない。

負け惜しみと捉えてもらっても構わない。ただブログやYouTubeを大切な日々に潤いを与える趣味として捉えているのが本音だ。目的は誰か1人でも読んでくれたり、観てくれたり、知ってくれたりすること。俺のサイトを読んで、動画を観て、「徳島県って面白いんちゃうか?」と1人でも思ってくれたら、俺の願いは成就する。

Wordpressでサイトを0から組み上げて運営したことのある人ならわかるだろう。1PVの重み。なかなかGoogle上位に反映されない苦労。企画記事がハネて1日5000PVを越えたときの衝撃と快感。突撃取材中に「徳嶋ダイスケさんですか?」と声をかけられる驚き。読者と現実で遭遇して言葉を交わす不思議な感覚。

Youtubeも同じか。自分で企画練って、台本考えて、動画や写真の素材を組み合わせて、テロップ入れて……。一応100本以上上げているが、そのうちのほとんどがブログをサポートするための動画であり、何の編集もせず、サムネすらないようなものが大半をしめる。

でも、最近は少しでも観てもらえるように素人なりに工夫をしはじめた。結果として1本だけだが、何故か再生回数2万に迫る動画が奇跡的に完成し、そのおかげで登録者数も1年で100人以上増やすことが出来た。

正直な話、もうすでに俺は楽しくて仕方なく、収益は頭の片隅に転がっている程度の存在だ。そもそも俺にそういうお金の稼ぎ方は向いていないと思っているからというのもあるだろう。お金は本業で真面目にコツコツ稼いで、ブログやYouTubeはあくまで趣味として続けて、楽しめばこっちのもんだと思っている。

考えてもみれば、この趣味、維持費がかかったり交通費がかかったりするものの、趣味というのはたいていの場合お金がかかるもので、色々な趣味と比較してみれば、むしろお金がかからない方の趣味といえるではないか。

アイデア次第では0円で多くの人が楽しめるような記事や動画を生み出せるわけだし、そう考えるとこんな自由でワクワク出来る趣味、俺は他に知らない。

なので、俺はブログやYouTubeチャンネルが今後1円たりとも生み出さないという状況になったとしても、「楽しいなあ」「面白いなあ」「徳島県を俺の手で盛り上げてやるぜ」と思っている限り活動を辞めるつもりはないと断言しておこう。

俺の目的は俺の力でどこまで多くの人たちに楽しんでもらえるか。1人でも読んでくれてたり、観てくれている限りギリギリまでは続けていこうと考えている。その1人のために続けられるメンタルとバイタリティーを持っていたいものだと思う。



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