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【初代ポケモン】ポケモン大吟醸さんとポケモンバトルした話【蘇るポケモン熱、爆発】

仲良くさせていただいているフォロワーさんがいる。

ポケモン大吟醸さんである。

https://www.youtube.com/channel/UCOIJLwXoJb3DuiXC7mn00YA

初代ポケットモンスターをこよなく愛している方で、たまたまYouTubeでアップされている動画「芸人ピッピ」などを観たのをきっかけに知った方だ。

世界に凄まじい人数が存在するであろう、ポケモン系YouTuber。でも、その中でもとりわけ独特の空気感と世界観を放っているのが、ポケモン大吟醸さんなのである。初代ポケモン~金銀にかけてドンピシャ世代としてはたまらないコンテンツを頻発しており、大ファンだ。

そんなポケモン大吟醸さんとは、Twitterでも交流させていただいている。

ある日、仕事上がりに自宅でTwitterをいじっていると、ポケモン大吟醸さんからDMが届いた。「ポケモン対戦してみませんか?」

この瞬間の俺の表情は、おそらく満面の笑みだったに違いない。

今のご時世、なんとも便利になったものだ。俺が、それを最も実感したのはケータイやスマホの普及ではなく、ポケモンだった。何しろ我々が小学生の頃は、ポケモンで交換や対戦をしようと思ったら、通信ケーブルなるものが必要だった。

しかし、現在においてはケーブルがなくても、世界中どこにいても、ネット環境さえあればいつでも誰とでも交換が楽しめるし、対戦も楽しめる。何とも面白い時代になった。

そう。徳島県でボケーっとしている俺と、日本のどこかにいる、ポケモン愛が止まらないポケモン大吟醸さんとが互いにまったく別々の場所にいながらでも対戦が出来るのだ。

そんなわけで俺は勝手に徳島県代表を背負って、ポケモン大吟醸さんとの対戦を受けたのである。

まずルールはニンテンドーカップ97ルールを採用。このあたりは俺の知識では説明し切れないが、とにかく互いに6匹ずつポケモンを用意し、バトル直前に戦うポケモンを3匹ずつ選択する。

俺は子どもの頃からの相棒・ピクシーを軸にパーティを組んだ。技の設定も

ところで今回の対戦には、ひとつ大きな縛りがあり、それが良い味を出す。

その大きな縛りとは……「英語表記」。ポケモンの名前も、技名も、効果の説明書きもすべて英語表記で行うというもの。これには、鷲巣麻雀のような衝撃を受けた。

そして、レベルや技を細かく設定できる状況においてのポケモンバトル。

つまり、設定の段階から英語という壁が大きく立ちはだかるのだ。しかも、俺は世界でもトップクラスの面倒くさがり。調べない。技の威力や何となくの単語力で、「多分こうだろう」「これは『はかいこうせん』だな。威力的に」と設定していく。

ポケモン大吟醸さんが「何でも聞いてください」と親切で言ってくれたにもかかわらず笑

というのも、心のどっかで「こういう技構成出来たか!」と驚いてもらいたいなというスケベ心が働いたんだな。

やっぱり普段楽しませてもらっている側からすると、こういう機会でもないと、おんがえしできないじゃないか。だからこそ、俺はあえて、あえてポケモン大吟醸さんのご厚意に背を向け、自分の「かもしれない」設定にすべてをかけたのである。

そう、あえて!!!

そして、「たしか俺のピクシーは、フラッシュでひとつ技の枠を無駄にしてたっけな」とか「これ多分どくどくやな。一番好きな技やったかもしれん」とか「へえゲンガーってかえんほうしゃ覚えたっけ?」とか「あっ、ゲンガー使ったことなかったな」とかアレコレ悩みながら、6匹のポケモンをチョイス。

いざ尋常に勝負!

とスムーズにはいかなかった。ちゃんと教えてもらった通りに進めていたはずなんだが、やはり俺は何かが欠落しているようで、40分くらいかかってようやくバトル開始となった。(そこらへんの七転八倒はポケモン大吟醸さんと俺だけの秘密である笑)

まずは選んだ6匹の中から3匹を選ぶのだが、ここでも俺の凡ミスが発覚。なんと、6匹中ほとんどレベル55で設定していたため、戦えないのがわかったのだ。このあたりに対戦初心者(ポケモン歴20年以上でありながら、対人バトルはおそらく3,4回目)な面が際立ってしまった笑

しかし、これをポケモン大吟醸さんに悟られるわけにはいかない。あくまでも「あえて」そうしたかのような顔で、ピクシー、フシギバナ、ゲンガーを選んだ。(まあお互いの顔は見えないわけだが)

そして、ようやくバトル!!!!

まずはピクシーを送り込む。

一方のポケモン大吟醸さんは、スターミーを送り込んできた。瞬く間にピクシーのHPはガンガンに削られていく。こ、これが噂に聞くスターミーの強さ……。英語なので何をされているのかは皆目見当もつかないが、とにかく我が相棒がぼこぼこになっているのだけはわかった。

「まずい!」と思った俺は、「よし、水タイプには草タイプだ!」程度の理由でフシギバナにチェンジ。フシギバナもかなり長い付き合いで、20年以上の関係性である。

かなりの深手を負いながらも、はっぱカッターの一辺倒で辛うじてスターミーを撃破。しかし、続くサンダースの「はかいこうせん」に一撃で容易く葬り去られてしまう。



ここでゲンガーを投入。

「そうだ、このゲンガーにはコイツがあったな。おそらくポケモン大吟醸さんもビックリな、コイツが……( ̄ー ̄)ニヤリ」

やぶれかぶれな投入だったが、なんと「EXPLOSION」一撃で大ダメージを与えた。しかし、何故かゲンガーが倒れた。

「ど、どういうことだ!?」

わけのわからないままバトルは続く。

結局、最後に残った我がエース・ピクシーもサンダースの10万ボルトで倒されてしまうのだった。

唖然!
呆然!

説明しよう。

俺が「かえんほうしゃ」だと勘違いしていた「EXPLOSION」。これは「だいばくはつ」だったのである。こんなことなら中高で英語をもっと勉強しておくんだった……。

つまり、俺は初ゲンガーを自爆要員として扱ってしまったのだ……すまぬ、すまぬ。ゆるせ、ゲンガー。祟っても良い、祟っても良いから泣

そんなこんなでポケモン大吟醸さんとのファーストバトルはわずか10ターンで終了した。完膚なきまでに叩きのめしていただいた笑

念のため言っておくならば、バトル前にポケモン大吟醸さんは「もしよかったらハンデとしてレベル55は使わないでおきましょうか?」と言ってくれていた。が、俺が断った笑

「いやいや叩きのめしてやってください」と。

その結果、見事な惨敗を喫したというわけである。

「ゴリ押しって通用しないなあ」と当たり前のことを再確認しつつも、やっぱりポケモンは面白いなあということも再確認できた。正直、めちゃくちゃな大敗なんやけど、めちゃくちゃ面白くてたまらなかった。

その後、もう一戦ポケモン大吟醸さんとやらせていただき、これまた15ターンで完封負けし、さらにポケモン大吟醸さんのお友達さんとも対戦。これも完膚なきまでに倒され、連敗連敗。

もっとポケモン大吟醸さんの動画を観て、ポケモンを研究しないといかんなと思った。



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