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日本にいながら中国語力を維持するには?

中国留学経験者によくあるのが「留学を終えて日本に帰国後、中国語のレベルが落ちた感じがする」ということ。

僕の中国語力も北京にいたときがピークだった気がします。

なぜレベルが落ちてしまうのか

なぜこうなるかを考えてみると、いくつかの理由がありそうです。

①中国語を聞いたり話したりする機会が少ない
よく「脳は使わなければ衰える」と言います。
日常生活で中国語に触れる機会が少ないと、中国語を司る脳が衰え、忘れていってしまいます。

周りに中国語を使う環境がない
中国語を使う環境がなければ、当然使う機会も減ります。
それでも生きるには困らないので、中国語は無意識に「あってもなくてもいいもの」と判断され、時間とともに忘れていきます。

上記の理由で、日本にいながら中国語のレベルをキープするのは意外と難しいものです。

しかし、それは「何も対策しなければ」の話。
この問題についての対策方法はいくつかあります。

おすすめの対策は「中国語を聞く」こと

僕がおすすめなのは、「中国語を毎日聞くこと」です。
たとえば、中国語のラジオ番組やポッドキャストを毎日聞く。中国のドラマや映画を楽しむのもいいでしょう。

中国語を毎日聞くことによって、脳が中国語を忘れにくくなります。

感覚としては、脳の回路に「中国語の音」という名の電気を通し、回路を活性化させるイメージ。

中国語を聞いている時間は、脳の中の「中国語を理解するための部位」を使うことになります。
脳は使わなければ衰えると言いましたが、こうして定期的に使うことで、忘れることなくレベルを維持しやすくなります。

レベル「キープ」だけでなく「アップ」も狙える

中国語を毎日聞くことは、単語や表現の定着においても効果的。

ポイントは「聞くことで音から覚えることができる」という点で、音から覚えた単語や表現は、会話の場面で自然に使えるようになります。

しっかり集中して聞ければ最高ですが、聞き流しでも構いません。

中国語の音源は何でもいい

音源はドラマでも映画でも何でも大丈夫。
毎日だって聞けるような、自分に合った音源を探してみましょう。

僕が好きなのはラジオ番組とポッドキャスト。
MCは基本的にずっと喋ってるので、音と内容の密度が高いです。
また、画面を見なくてもいいので、満員電車の中でも周りの迷惑になりません。

まとめです。

・日本にいながら中国語のレベルを維持するためには、中国語に毎日触れることが大事。
・中でもおすすめは「聞く」こと。
・中国語の音を聞くことで、脳の中国語回路を活性化させ、衰えを防ぎやすくなる。

せっかく身に付けた中国語、何もせずに忘れてしまうのはもったいない。
中国語を使う機会が少ない中であっても、工夫しつつレベルキープしていきましょう。

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