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音読のススメ

今回は音読について。

前回・前々回であげた教材の問題が解けないとき、
設問を「音読」して「読み聞かせ」たり、
自分で設問を「音読」させたりするだけで
問題が解けることがよくあります。

それは、設問を目で追っているだけ、
つまり、見ているだけで読んではいなかったためです。

解けなかったのは、問題の難易度が高いからではなく、
設問の「問いかけの部分」や答え方などの「解答の条件」を
読み落としていたせいです。

音読というと、物語文・小説や説明文の本文、
いわゆる文章の音読をイメージされることが多いのではと思いますが、
設問も音読することが重要です。

問題を解くことよりも、
まず、出題されている文章や設問を音読する習慣が大切です。

理科や社会の暗記学習の場合も、覚えるべきことがらの
設問と解答をくり返し音読し、自分に「読み聞かせ」るほうが
覚えやすいため、音読して覚えることを勧めています。

すぐに実施することができ、効果が高い学習方法です。

ご家庭で音読する場合も、
一人ではなく聞いてもらいながら、
聞き取りやすいように、
しっかりと大きい声で、
読み飛ばしに注意して、
句読点を意識しながら読むことが重要です。

そうすることで、読めない漢字・意味の分からない言葉に対して
意識が向くようにもなっていきます。

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