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すべてわたしの考えすぎだった話。


杞憂というのはまさにこういうときに使う言葉だな。


ここ数日、
別れた意味はあったのか?
ほんとにわたしは別れたかったのか?
彼は今ほんとのとこどう思ってるのか?

また病み始めて、何をしていても彼のことを考えて泣きそうな日々を過ごしていたけど、まったくの杞憂だった!というお話。


最終的に自分から別れを切り出したわたし。
その後も譲歩の話し合いをしたけど、彼は、今はがんばれないと言った。
余裕ができたらちゃんとやり直そう、と。
でも今まで通り連絡は取ろうよという話だった。


しかし彼がほんとにわたしのことを追ってこなくて、
やっぱり自然消滅を狙ってたのかな…?とか
やっぱりもう他の女に気持ちが…?とか
もしこのままになって、これからほんとに何も一緒にできなくなったらそんなの嫌すぎる…とか
延々と考えてずっと泣きそうだった。


わたしは楽になるために別れることを提案したのに、結局自分の首をしめて、振られたかのように苦しんでしまう。
(一回は振られてるし似たようなもん)

自分から連絡するのはずるいよな、
と思いつつ、たまらずLINEしてしまった。
送ったはいいけど相変わらず返事なんてすぐ来ないし、また勝手につらくなる。

これを無視されたらもう諦めよ、と思ってたら、いつもぐらいのペースで返ってきた(と言っても翌日だけど)。



半月も声を聞かなかったのは、ここ3年半では初めて。
第一声の「もしもし」はちょっと知らない人みたいでドキドキした。
ずっと連絡してなくてごめんって言ってくれた。
別れてるからそれでいいはずなんだけどね。

わたしは一つ予定のことで聞きたいことがあったので、それは解決。
変わらず、わたしの誕生日をちょっとだけ一緒に過ごしてくれる予定らしい。よかった。
奢らせてよ!お祝いさせて!って言ってくれてた。
なんだ、この人全然わたしのこと好きじゃん!と、声を聞けば安心する。
いつもそう。話せない時間が長すぎると勝手に病んでしまう悪い癖。


さて、近況を聞くと、彼はさらに自堕落になっていた。
仕事が忙しい。
資格勉強も期日を過ぎかけているのにやる気がおきない。
やらなければならないことが山ほどあるのにずっと寝てしまう自分が嫌だ。
彼とわたしのこれからのことを考える余裕がない自分が嫌だ。
こんなに何もできない自分が嫌だ。

自己嫌悪のかたまりみたいな人になっていた。
さては彼、他の女に目移り〜とか、わたしに興味がなくて連絡してない〜とか、そんな次元にいないな!?


ほんとにこの人、一人じゃだめだなあと思う。
こういう弱い部分を見ると、わたしが死ぬまで面倒みてあげる!って毎回思うんだけど、彼が結婚にはまだ早い年齢なことと、付き合っていてもわたしに見返りがなさすぎることが苦しくて自爆してしまったんだよなあ。



ここで追ってほしいのが女心なんだけど、彼が言うには、わたしが完全にいなくなっても、もう反論しないらしい。
自分が悪すぎるし、俺だったらこんな奴嫌だもん(笑)と開き直っていた。


そこで前までだったら、
わたしのために頑張れないって、わたしってそんなに価値がないの……?
と憤りを感じていたけど、そう思わないぐらいにはメンタルをコントロールすることを覚えた。
ただこの人が頑張れなさすぎる男なだけだから!!



しかもこの男、友だちに旅行や遊びに誘われたLINEも2〜3ヶ月ずっと放置しているらしい。
俺はだめすぎる……と言いながら、それでもそのままにして自己嫌悪。
自分のことすらちゃんとできないんだから、そりゃあ人のことまで気が回らんよなあ、と。
でも、そうやって良くしてくれる友だちやわたしを蔑ろにしてると、いつか痛い目見ると思うよ、気をつけなよ。

でも彼、外面がめちゃくちゃいい。社会では仕事ができる人に擬態している。雰囲気だけ。そしてうまくやってるフリをするのに心底疲れて、家では屍と化している。
モテるんだよね。みんなこの人がこんなにダメンズなことを知らない。
いいよ、知ってるのはわたしだけで。



とにかく、わたしが悶々と悩んでいた数日、彼は何を考えるでもなく、ただ現実逃避しながら寝ていただけだった!!!!!



ほんとわたしの悩んでた時間なんだったの〜
というか、わたしがいい加減学習しろ!!(涙)


その後彼にお願いされた。
毎晩起こして、勉強する時間に付き合ってほしいと。
そんな面倒なこと頼まれても、喜んでしまう自分がいる。
だからここ数日、毎晩電話できる幸せな状況を噛みしめております。
でもすぐ、あと5分寝ていい?ほんとにやるからあと5分…!!(笑)って言う。
ベタなやり取りには呆れるけど、正直楽しんでる。


間違いない、この人、まだ子どもなんだ。
またお母さんな日々。
まったく関われなくなるぐらいなら、世話焼きながらしんどくても一緒にいたいと思ってしまう。



彼に余裕ができたときに、一緒にいられる未来が待っていることを願うばかり。

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