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2023年7月〜2024年6月のお仕事

タイトルにあるように昨年7月-今年6月のお仕事の振り返りnoteです
7月8日というものすごく奇妙なタイミングではありますが振り返ります。

ざっくりいうと、企画/演出/脚本などのお仕事をしている僕ですが
昨年から演出まで担当させていただく機会がとても多かったです。

特に年始に担当したNHK「あたらしいテレビ」は総合演出を担当させていただき、それはそれは大変勉強になりました。
放送作家として番組に携わる時と視点がまるで違って、会議が終わるたびに「テレビ作るのって難しいなぁ」と、いちいち感じていました。
(詳しくは後記します)

あまり前段が長くなると、どんどんと体力が奪われて書く気が失せていくのですぐ本題にいきます。noteってそういうもんなので。
文章を書くことは嫌いじゃないし、なんなら一応生業だったりするけど、相当ご機嫌な時に、相当気持ちが乗らないと書けない。なんなんだnoteって。
なので、お仕事の内容も担当したものを全部書くわけではありませんのでご了承ください。

ではみなさん、noteを読んでお仕事に興味を持っていただけたら、
ぜひ一緒にお仕事しましょう。
お仕事📩:shusei.nagasaki@chubby.work

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※追記
各お仕事2,3行くらいでまとめようと思っていましたが、
6200文字書いてました、noteの魔力。
興味あるところだけ読んでもらって大丈夫です
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NHK「まやまやぽん」2023.07OA

あのちゃん&トムブラウンみちおさんがMCの「古代メキシコ文明」を学ぶ番組

情報解禁と同時に、SNSでドッキリ番組だと疑われていましたがちゃんと放送しました。まやまやぽん!は東京国立博物館にて開催中の特別展「古代メキシコ -マヤ、アステカ、テオティワカン」に関連した番組です。元々はこの展示会のPRとして古代メキシコ文明を学ぶ番組をつくろう!という話でしたが、会議を重ねていくうちに、歌を歌ったり、お絵描きしたり、球技をしたりしていました。
共同作詞した「まやまやぽん体操第一」は1200万回くらい再生されたり、「テレビの前に集まらないと長袖引きちぎって半袖にしちゃうぞ」がTiktokでミーム化したり、、。いろんな意味で反響があった番組です。音大出身の番組ディレクターのHさんが編集だけでなく、作曲もしていて多才すぎていました。特別展の番組なので、可能性は極めて低いですがまたやりたいですねこれは。いくらでもアイディアを出したいと思える番組でした

NYでGoogleの新製品発表会2023.10

NYで発表されたGooglepixel新製品発表会にピンクジャケと。

NYのgoogle社で行われた新製品発表会「Made by Google」にフワちゃんと行ってきました。副社長が新製品をTEDみたいにプレゼンする、アレです。
NYは5年前にフワちゃんと行って以来でした。その時は「NYで綾部を見つけるまで帰れません」という誰も得しない企画を自分たちで企てて、必死に綾部さんをNY中探し回りました。(綾部さんいなかったけど渡辺直美さんには奇跡的に会えた。なんでやねん)なのでまたこうやってGoogleさんお仕事でこれたのは少しエモかったです。

撮っちゃうよねこういうの


取材いろいろ(POPEYE、リアルサウンドなど)

POPEYE2024Jun号に掲載。

仕事というか怪しいラインですが、この時期取材をちらほらして頂きました。特にPOPEYEでDos MonosのTaiTanくんがやってる「お金何に使ってる?」という対談連載に呼んでもらって話したのは楽しかったです。
かなり絶望的な金銭感覚の持ち主だと自覚してるのですが、それを面白がってくれて、かつ僕ららしい結論をひとつ出せたのもよかったなぁ。
リアルサウンドテックさんでは企画の打順の話とかAUNの話とか。

全国の中学校の図書館などに置いてある「仕事ファイル」という本に掲載してもらってます
「放送作家」という職業の存在を学生時代に知れる本

Eテレ「ロッチと子羊」出演2023.12

ロッチさんと哲学者の方が「放送作家の悩みを聞く」について聞く回

大前提、自分が出演するのは本当に苦手で(演者としての自分がかなりイケてないと思ってる)めちゃくちゃ悩んだのですが、チャビーについて取りあげていただけるとのことだったので引き受けさせて頂きました。
結果的にとても丁寧に取材していただけたので、内容的には満足でした。スタジオでのロッチさんとのトークは恥ずかしすぎて記憶から完全に消えています。収録終わって、秋元康さんにご挨拶しました。

イチローさんMC特番「イチ問一答」2023.12

イチローさんが視聴者のお悩みに答える番組

この機会が無かったら一生お会いできなかったはず。(お仕事の領域的に)
レジェンドでありながら、気さくで聡明な方でした。
元野球少年の澤井くんに作家として入ってもらった。

「LUMINE Christmas」2023.12

全国のルミネ各店舗で実施されたクリスマスキャンペーン

こちらはがっつり広告のお仕事。プランナーとしてチャビーチーム(長崎、堤、西村、堀)で参加しました。コロナが鎮静化してから、初めてのクリスマス。どんな気持ちでクリスマスを迎えるのだろう、ということを夏前から企画を考えてひとつひとつ形になっていきました。いつもデザインでお世話になっているsodaの柴田さんに呼んでいただきました。

Netflix「ポケモンコンシェルジュ」ウォッチパーティー2023.12

コダックとぱーてぃーちゃんがポケモンを見る会

クリスマスにコダックとぱーてぃーちゃんとの生配信企画をやりました。
この時期ローンチするものが多すぎて、記憶が飛び飛びだったりするのですがかなり癒されたお仕事でした。あと、初代〜バイオレットスカーレットまで全部やってるし、映画も全部見てるポケモンのお仕事ができたのはとても嬉しかったです

NHK「あたらしいテレビ2024」.2024.01

毎年お正月に放送する、エンタメ&コンテンツのいまとこれからを考える番組

「あたらしいテレビ」自体は昨年から作家として参加していたのですが、今年は演出でした。6月にNEP坂部さんにお話いただいてから、自分自身もいろいろと作りながら「コンテンツの今とこれから」について考え続けた半年で、ひたすらコンテンツの因数分解と時代の潮流を読む作業の繰り返しでした。
会社の椅子をくるくる周りながら毎日「んーーーーー」って唸ってました笑最終的にコンセプト、企画、出演者、スタジオセットなどなど。今の自分がやれること・こだわりたいことは詰めきれました。
見て頂いた皆様が少しでも「あてられる」ことがあれば幸いです。

このお仕事ができてよかった〜しか無いです!

ちなみに番組内で「超個人的コンテンツアワード」という、エンタメ業界で活躍された方々に、今年みたコンテンツの中でおもしろかったものを紹介するという企画をしたのですが、自分が携わったものが一つもなかったのがかなり悔しかったです。

紹介して頂いたコンテンツはどれもおもしろかったので、複雑な気持ち
編集所でみんなでM-1見ながら本編進めた

第7回AUNコンビ大喜利王決定戦2024.01

もう7回。真空ジェシカは五連覇した

先日第8回開催を発表しましたが、1月はAUNもありました。
決勝が令和ロマンvs真空ジェシカでした。
予選である新呼吸から含めて、ずーっと面白かったです。

一度でもみて頂いた方はなんとなく、わかってもらえると思うのですがAUNはとにかく作ること・決めることが多いです。お題や本編の内容はもちろん、PR施策・グッズ・ティザー映像など。
1日の大喜利ライブに向けて、約半年前から会議が始まります。
生の熱量とクオリティをとにかく重要視しています。
なので、毎回ライブ時間が大幅にオーバーして会場の人にちょっと怒られながら撤収作業をすることなんて屁でもないです。これからもデフォで「25分押しです!」のカンペは用意するつもりです。

今回は学生版AUN「AUNZ」を開催したりもしました。

学生NO.1コンビ大喜利王決定戦AUNZ。肉友が優勝

たまごっちアニメ脚本2024.02

こどものころ育てに育てた、たまごっち。そのアニメの脚本をCHOCOLATEコッペくんから依頼いただいて、チャビーチーム(長崎、木庭、堤、佐々木)で担当することになりました。腕に「たまごっちuni」をつけて生活する日々です。大人になってから向き合うたまごっち、かなり良いです。たまごっち愛してます

フワちゃん記者会見2024.03

自分で記者会見を開くスタイルのフワちゃん

フワちゃんがこの4月から海外拠点生活になりました。
僕らといえば、ことあるごとに自分たちで記者会見を開きたがるので、
今回も記者たち(岡ちゃん🐵森本さん👔)を呼んでやりました。
概要についてはある程度周知かと思うので割愛しますが、
「フワちゃんらしい理由」「フワちゃんらしい選択」でしたね。

3年前の記者会見は、壁がくすんだ黄色の貸し会議室を借りて
みんなでコンビニプリントを貼り付けた(金丸マネージャー書)


大喜利×物語のライブ「回答者」2024.03

お客さん全員が額にQXと書いた紙袋を着用。

試行と挑戦という意味でいうと、ここ最近で一番だったかも。
ノーミーツチームと画餅の神谷さんらと一緒に作り上げたライブ。
基本的にお芝居をして物語が進んで行くんだけど、回答者である芸人さんは物語を知らずその都度、大喜利を答えてもらうという内容。「大喜利によって物語が変わる」形にもなっていて、入念な準備をして迎える”舞台”と、ライブ感を存分に楽しむお笑いライブ、の融合になった、、はず。(本当はあと8回くらいシミュレーションをしたかった)
※芸人さんの理解力の速さと俳優さんたちの柔軟な対応に救済されました。
これもまたやりたいやつ

番外編:チャビーに新プロデューサー入社2024.03

188cm90キロの大型新人。僕よりでかい

僕の会社「チャビー」は放送作家とプロデューサーが在籍する企画会社です。ホームページを全然更新できていないのですが、作家が現在14名います。そんな、ぼくらの尻を優しく叩き上げ、褒めて褒めて伸ばしてくれる人はいないかなぁと思っていたところ、木庭さんに出会いました。
木庭さんはそこ抜けに優しく、柔軟で、ぼくよりデカいです(188cm90キロ)
元々広告の制作会社に在籍して、CMやMVを制作していた木庭さんですが、自分でも「バスを待ちながら」というコンテンツをプロデュースしていました。

芸人さんがバスを待ちながら雑談するチャンネル。
おもしろいかわいい

かなり心強い仲間が増えてうれしいです。
最初からいたんちゃうかっていうくらいチャビーにフィットしています。
ますます面白いものが作れそうです

TRAINTV「黙喜利」2024.04

しゃべってはいけないシチュエーションで大喜利をする番組

「見たよ!」の声で言うと一番あったかも。
4月から開局したJR車内サイネージなどで放送される番組を企画しました。
ダイアンユースケさん、笑い飯西田さん、令和ロマン、真空ジェシカ、怪奇!YesどんぐりRPGらが出演。
いろんな企画募集・お題があるけど「1分で無音」はなかなかしびれました。
無音で伝わるお題、無音で伝わる回答、無音で伝わる前フリ。
クリアした上でクスっとでもしてもらるものが、できたつもりです
監督で柿沼さんにも入ってもらい、編集・映像の色味もかなり好みです。
あと「HIKAKINからの挑戦状」「ココ食べ!」もチャビー企画番組です

テレ東TXQFIQTION「イシナガキクエ」を探しています2024.04

テレビ東京大森時生P×フェイクドキュメンタリーQチーム、近藤亮太監督らと制作

「このテープ持ってないですか?」ぶりにテレ東 大森くんとのお仕事。
毎回Twitterトレンド1位になり、TverやYouTubeもかなり回りました。
元々大好きで見ていたフェイクドキュメンタリーQの皆口さんや寺内さん、近藤さんと、繊細かつ緻密に作り上げる会議が毎回とても楽しかったです。
寺内さんに「長崎さんの本読みました」って言われた時、心臓止まるかと思いました

ど深夜で放送して、一部の人が熱狂したTXQFICTIONシリーズ。
「世にも奇妙な物語」のように新たなホラーの王道になるのかもしれません

YouTubeチャンネル「COCHOCOCHO」2024.05

こどもと、元こどもの心をくすぐるYouTubeチャンネル「COCHO COCHO」

「かわいい…」と口からこぼれおちてしまう、真っ白でまっさらな世界です。こどもたちの「初めての瞬間」をいろんな確度から切り取っています。
すでにインスタは500万回ほどみられている動画もあり、多くの人に見てもらい、ちょっとでも癒されたりドキッとしたりしてもらえると幸いです。

#1 お金・おやつ・家族・友達・勉強、大切な順番に並べると?
#2 こどもセラピストが、夫婦の悩みを診てみると?
#3 大人が食べてる”おつまみ”ってどんな味?
#4 現役小学生たちのランドセルの中身は?
あたりから見てみてください。

昨年「こんな企画やりたいねー」と作家の堤と話していて、清水恵介さんを巻き込んで形になりました。清水さんのおかげで最高の制作チームと作れています。すくすく成長させていきたいです

フワちゃんとGoogleLAオフィスに潜入2024.05

御殿場のららぽーとくらいオフィスがデカかった

フワちゃんとロサンゼルスのGoogleのオフィスに行ってきました。
天井がとんでもなく高くて、なんか犬がオフィスの中を歩いてて、ランチがビュッフェ形式で。ちゃんと想像を超えるスケール感でした

お仕事したあと、Googleのひろきさんと大谷の試合を見に行った
フワちゃんは野球のルールを何もわかってなかったけど、一番たのしそうだった

5月はフィリピンにいって、そのあとロサンゼルスに行って、
日本よりも海外にいる方が長かったです。おかげで帰国後マルエツプチで肩がぶつかった時に「excuse me!」がナチュラルに出ました


フィリピンのボラカイ島に留学。岡田さん、佐野くん、ゆみちゃんと。
全員常にグラサンに日焼けクリームぬりまくっててちょっとだけきもかった

GUの夏のキャンペーンWebCM2024.05

kemioさんとミチさんの仲良しコンビが出演

kemioさんとミチさんの仲良しコンビが「欲張る夏にしよう」をコンセプトに遊びまくるWEBCMをお手伝いしました。
これもわりとがっつり広告お仕事。
ばばさんにお誘いいただきホーダウンチームと制作しました

令和ロマンの令和の出会い方2024.06

令和ロマン×齊藤なぎさが令和の出会い方を考える番組

Tinderさんがスポンサーの番組をチャビーチームで企画を担当しました。
今の出会いについて徹底的に考察する番組ということで
歴史学者の方に来ていただき「出会いの歴史」から学び、考えました。
ナレーションのベテランちくんが、あの頃の関西の深夜帯番組の味がしてとても良いです


以上です。これ以外にもたくさんお仕事させていただき、
皆様のおかげで今日まで生きてこれたことを実感しています。
ひとりひとり、最近ハマっているトリュフのサブレーを差し入れしたい気持ちです。

引き続きどうぞよろしくお願いします。

長崎周成

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