トムとジェリーとクロエをリアルに描いてみた
こんにちは!鉛筆画家の望月宗生です。
2021年3月19日に公開されました映画「トムとジェリー」。現実世界にやってきたトムとジェリーのドタバタコメディーですが、なんと彼らはアニメのまんま!
それなら僕がリアルにしちゃおうじゃないの!ということで写実化しました💨
トムとジェリーをリアルに描きましたよ。その一部始終いかがだったでしょうか。
ではさっそく描いてみた感想を述べたいと思いますのでよろしくどうぞ。
◼️お笑いコンビ『トム&ジェリー』
トムとジェリーは子供の頃から大好きで、今でも何かしらのメディアで目にするとテンションが上がってしまいます。
トムとジェリー、通称「トムジェリ」は、猫の“トム”とネズミの“ジェリー”とのドタバタコメディのアニメ。
トムジェリがおもしろ過ぎて、子供特有の永遠に同じことを繰り返すを発動し、同じビデオを何度も何度も見てはゲラゲラ笑っていた子供とはこの僕です。
キャラクターとしてもすごく愛らしく、見てるだけで楽しい気持ちになります。
そんな彼らが映画化するとなっちゃあ黙ってられる訳がないですよね‼️
映画では現実世界にやってきたトムジェリが大暴れするんですが、彼らはアニメのまんま!
写実化大好き人間の僕としては余計黙ってられる訳がないんです笑
「こりゃあ俺が写実化しねぇといけねぇな!」と。
映画でも相変わらずふざけ合ってる彼らですが、このアニメの醍醐味はその非現実性。
毎度ジェリーのイタズラによってトムが痛い目に遭うのですが、その“痛い目”がぶっ飛んでるんです。
主にトムの体型が著しく変形するんですが、それがコメディとしてすごくおもしろいんですよ。
スコップで叩かれた顔がスコップ型になったり、空気を吹き込まれて風船みたいにぷかぷか浮いたり、小さなパイプに詰め込まれてパイプ体型になったままチョロチョロ歩いてたり。。
「そんなことある!!?笑」と思わずツッコミたくなることを全力でやってるんです。
その飛躍した全力の滑稽さって子供にはまぁウケるものでして、お笑いで言うところのコントの“ボケ”に通ずるものがあります。
コントでも基本的には飛躍したおバカが繰り広げられるのですが、ボケ役のキャラは大真面目なんですよね。ぶっ飛んだことを大真面目にやってるんですが、
本人はボケてるつもりが1ミリもないんです。
ボケてるつもりのない人のボケってめちゃくちゃおもしろいじゃないですか。
笑っちゃいけないんだろうけど、それが余計笑いのスパイスになってしまう。
トムも笑わせるつもりなんて一切なく、全力で滑稽なことをしてくれます。それがおもしろい。
予想をはるかに超えた滑稽さでいつも笑わせてくれる彼らが僕は本当に大好きです。
◼️️セクシーなくちびる💋
人間側のヒロインとして登場するのがクロエ・グレース・モレッツ。
子役として幼少の頃から役者をしていて、映画『キック・アス』で一躍有名になったようです。
「キック・アス」は日本でも放映され、新進気鋭の美少女として日本でも話題になり国民に広く知られましたね。
僕自身もクロエを初めて見た時は「なんて魅力的な顔立ちなんだろう!」と見惚れてしまいました。
世界中には(全体の割合としては少ないとは言えど)多くの美男美女がいます。彼ら彼女らに対しては
「素敵だな」
「話してみたい」
「付き合ってみたい」
「あんなことやこんなことしてみたい…🤤」
そんな妄想をしてしまうでしょう(え?最後の妄想はしない?僕だけ…?)。
こんなに容姿端麗なのだから被写体となれば皆きっと絵になるんだろうなと思いますよね。
ところがどっこいですよ、美人は美人でも絵になる人とならない人がいるんですよ。
まぁこの辺は個人の感性によって判断が違ってくると思うのですが、僕の中ではかなりはっきりとその線引きがあります。
でも厄介なことに具体的な判断基準がないのです…!
顔のここがこうだから絵になる!とかはなくて、見た瞬間ハッとさせられる顔立ちというか。
不思議な吸引力があって目が離せなくなる。それは美人が全員そうかと言われたらそんなことはなかったりします。
感覚の問題なのでご理解いただくのが難しいのですが…
クロエも見た瞬間にグワッと全身を襲う魅力があって、物の例えじゃなく本当に秒で惚れましたね。
彼女は顔全体としては童顔な印象がありつつも、パーツ単体で見ると色気があります。
太いふたえがトロンと恍惚な視線を演出し、唇は両端がぷっくりしていてとてもセクシー。
幼い印象の中にも大人の色気が入り混じったそのギャップが人を惹きつけるのでしょう。
特に唇は描いてて一番力を入れたところでした。動画だと早送りで分からないと思いますが笑
もともと好きなのもあって、クロエは描き甲斐があったなー✨
◼️筆おろし
今回トムジェリの写実動画を作るにあたり、いくつか下準備をしました。
まずは擬似化された動物を写実化するためにデザインを考えました。
ただリアルにするだけだと単純に猫とネズミを描くだけになっちゃうので、キャラクターっぽくデザインする必要があります。
事前にどんな感じがいいかデッサンして、3次元のキャラクターになるよう考えました。
原作アニメに近過ぎず、実際の動物にも近過ぎず。
そのバランスが難しかったですが、こういった試行錯誤は楽しかったですね。
また、今回は3体の被写体を描くことになるので「こりゃ時間がかかるなぁ」と思い2日間に分けて描くようスケジュールを組みました。
いつもはひとつ約10時間前後で描くので、1日で一気に完成させます。
しかし3体となるとさすがに1日ではキツいと判断し、初の2日にわたる撮影をすることに。
そうなると自然と動画の時間も長くなるので“寄り”のシーンも入れて単調にならないようにしました。これも初めての試みです。
こんな感じでトムジェリの動画は初めてづくしでだいぶチャレンジングな制作となりました。
もうまさに筆おろし撮影でしたね。
………?
…え?下ネタはよせって?
いやいや、
筆下ろし(ふでおろし)とは、新品の筆を使用可能な状態に調整すること。新品状態の筆は、穂(毛の部分)がばらばらにならないように糊で固められており、直ちに墨を含ませ使用することができないので、この準備作業が必要となる。
こういった意味で言っただけなんですけど…
あ!
えーっと、、もしかしてなんかイヤラシイこと想像してました?
ちょっと!!やめてくださいよー!
僕そういうの苦手なんでー🥴
筆おろしって聞いてそんな発想しないんでー🥴
新しいことを始めるにあたっての準備作業のことを言っただけですよ?🥴🥴🥴
でもまぁね、正直あなたの頭の中がピンク色なのは知ってましたよ。なので許してあげます。
ちなみに描いてる動画では実はトムのヒゲを描き忘れています笑
やっぱり初めての時って大抵うまくいかないものですよね!(意味深)
撮影後に気づいて描きなおしました笑
今回はチャレンジングな撮影でしたが、大好きなトムジェリ、そしてクロエを描くことができてとても楽しかったです!
よーし、映画見に行こー!🐁💨💨💨🐈⬛💨💨💨
ではでは、トムとジェリーとクロエを描いてみた感想は以上になります。
次のキャラもお楽しみに!
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