チョッパーをリアルに描いてみた
こんにちは！鉛筆画家の望月宗生です。
【ONE PIECEキャラ写実化企画】
大人気漫画「ワンピース」のキャラを写実的に描いたらどうなるのかというこの企画。
今回写実化しましたキャラクターはチョッパー！
チョッパーをリアルに描きましたよ。その一部始終いかがだったでしょうか。
ではさっそく描いてみた感想を述べたいと思いますのでよろしくどうぞ。
◼️参考にしたのはトナカイ…ではない！
いやー、ついに手を出してしまいました。
ワンピースの中でも随一の人気を誇る看板キャラクター、トニートニー・チョッパーさんです。
その可愛さたるや世の女子達を虜にしています。
右を見ても左を見ても女子達から聞こえてくるセリフはチョッパーチョッパー。。
くそっ…！羨ましいやつめ…！！！(突然の嫉妬)
デザイン的にもドラえもんやキティちゃんのような愛らしいキャラクターと同じ白銀比で描かれています。
白銀比は日本人が美しいと感じる比率なんですね。
しかしなんといってもチョッパーの可愛いところは表情豊かなお顔です。
子供みたいに素直でウソップにすぐ騙される純粋無垢なチョッパーですが、参考にしたのは
猫です。
ええ、チョッパーはトナカイですよ？でも参考にしたのは
猫です。
いやね、人獣型の時のチョッパーの顔ってどう見てもトナカイじゃないんですよ。
もはや猫の可愛らしさそのものです！
作中ではタヌキと呼ばれて怒ってたりしますが、今回は猫を参考にさせてもらいました。
もちろん猫そのまんま描いた訳ではなく、以前描いたトムとジェリーの時ようにちゃんとデザインを考えてます。
ポイントはまん丸おめめとほっぺの赤み。そして大事なのはチョッパーはトナカイなのでキバを無くしました。
あ、参考にした猫ちゃんにはキバはちゃんとありましたよ😸
チョッパーは元が可愛いキャラなので、写実化しても可愛くなるようデザイン頑張りました。
トナカイも一応調べたのですが思った以上に“馬”だったので笑、猫を参考にして正解でしたね！
◼️萌え萌えキュン💕
顔面は猫を参考にしたチョッパー。ツノは鹿を見て描きました。
いやそこはトナカイじゃないんかい！って突っこまれそうですが猫よりは近づいたんじゃないでしょうか笑
トナカイのツノって生え方が独特で、チョッパーもちょっと変わってますよね。
その独特なツノの形を尊重して表現するとなると、写実化する上で大事になってくるのが質感です。いかにツノに見えるようにするか。
「俺に描けないものはない」と豪語する僕ですから何でも描ける人であらねばならぬゆえ、どんなに変な形のツノだろうがツノにしなきゃいけないんです。
「ツノっぽくなぁれ、ツノっぽくなぁれ、萌え萌えキュン💕」と30半ばのおじさんが魔法の言葉を言いながらリアルなツノを再現していきました。
そして出来上がったのがそう、
プレッツェルでした。
僕もまさかとは思いました。一瞬何が何が起きたのか分かりませんでした。
ツノが描きたくて、ツノになるよう星に願いを込めて描いて。そして出来上がったのがそう、
プレッツェルでした🥨
いびつな造形から光の反射具合までもう完全に一致ですよね。
「俺に描けないものはない」と豪語する僕ですからこれは非常に具合が悪い。
僕のメンツを保つためにも鹿のツノとプレッツェルが同じでいてもらわないと困る。
あ、でもあれじゃないですか、誰も鹿のツノって食べたことないじゃないですか。
もしかしたらですよ？鹿のツノってプレッツェルの味がするかもしれないじゃないですか。
だってあんなに見た目が似てるんですもの。
だから「鹿のツノ=プレッツェル」って方程式はまだ成り立つ可能性はあります。
なんでも描き分けられちゃう僕が言うんだから間違いない。
鹿のツノ=プレッツェルです。
◼️独自のデザインを加えました
さて。
見苦しい言い訳&とんでもねぇ虚偽をぶちかましたところで一番工夫した部分をお伝えしましょう。
写実的に見えるようデザインする上で「う〜ん、どうすべきか…」と悩んだ部分はヘルメット(帽子？)です。
原作を見ながらこれどんな素材なんだろう？といろいろと思案しましたが、最終的に革素材にすることに決めました。
ベルトの部分とメットの部分が一体化してるので、モフモフした素材だったり、ヘルメットとベルトが別素材だったりでは都合が悪いなぁと。
また、尾田先生がシワを描いているところからして革で表現するのがベストであると判断しました。
さ・ら・に！
メットのトレードマークの部分にご注目↓
尾田先生、×印のところに少しモフモフ表現をしております。
なるほど、なるほど。そこの部分は帽子のツバと同じようにモフらせてるんですねぇ、先生。
という事でトレードマークは、円の中はモフモフ、それ以外の部分はフェルト調にして描きました。
今回はだいぶ独自のデザインを加えましたが、難しかったのが革のハイライト表現。
チョッパーのヘルメット型に革を加工させたので、表面のゆがみ具合によるハイライトとシャドウを想像しなければなりませんでした。
しかし概ね上手くいったのでわりと気に入ってます。失敗したところと言えば左ツノの金具の角度がおかしいとこですかね。
こんな凡ミスをたまに、いや結構やらかします笑
これからもやらかすと思いますがどうか広い心で見守っていただけたら嬉しいです！
✳︎
ちなみに、今回のメイン音楽はお友達のKIMくんに作ってもらいました！
めちゃくちゃカッコいい音楽作ってくれました！KIMくんどうもありがとう！✨
ではでは、チョッパーを描いてみた感想は以上になります。
次のキャラもお楽しみに！
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