平日午後の映画会

講習会室または会議室の様相の部屋

スクリーンも小さめで

銀座にあった道路下の映画館

シネパドスを思い出した

市の運営する映画会への参加を果たした

古いフランス映画が上映された

1970年代の作品なので私的にはあまり古いとは言えないが

一般的には古い映画の部類に入るのだろう

主人公からアメリカ人ではない雰囲気を感じるのは

髪型と振る舞いのせいからだろうか

こういう人がフランス人には多いのか

筋肉質でもなく

どことなく洒落たキザな雰囲気だ

客席には年配の方が多い

平日の午後なので当たり前か

若者はほぼ０

席は全て埋まっていた

映画のタイトルは忘れてしまったし

さほど面白くも感じられなかったが

2時間弱もあった映画はいつの間にかエンドロールを迎えていた

椅子は本物の映画館にある様な立派なものではなく

普通の椅子だったが最後まで疲れなかった

いやたしかに途中で寝てしまったけど

寝てたのは10分くらいじゃないかと思う

映画鑑賞とはかくも不思議な体験であるものとあらためて感じた

この映画を見ながら何かと考えることもあった

この映画のどこの何がそうさせてくれたのかは皆目検討もつかない

メモを取りたくなったがそれはかなわないことと諦める

有意義な平日の午後だった

こんなお気楽な映画鑑賞も良いものだ

また映画会に参加するとしよう

映画のラストはバイクで逃走するシーン

そのシーンに流れるBGMと相まって

ルパン三世のファーストシリーズを思い出した

制作されたのは同じ70年代

なんだか雰囲気が似ていた

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