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全打席ホームラン~ウルトラセブン第38話「勇気ある戦い」~

いつも楽しいジェネレーションギャップを見せてくれるウルトラセブン

毎週日曜の朝を楽しみにしています

今朝のサブタイトルは「勇気ある戦い」

(あらすじ)
手術を怖がる子供を勇気づける約束をするウルトラセブン
一方、霧の中で車30台が失踪する怪事件が起きる

噴水や洋風の池などがこの当時1968年の建築には多く盛り込まれており

ウルトラセブンにも度々登場する

私の子供の頃にも近隣の公園にある噴水がライトアップされていたが

今ではそんな噴水は見かけなくなった

この当時の建築様式のはやりだったのであろうか


「人を信じること」そして約束

時代こそ違えど大切なことと思う

ウルトラセブンの頃と比べると今の世ではこの「人を信じること」が薄れている気がするな

子供の手術に立ち会うと約束したことをウルトラ警備隊員らに話すウルトラセブン

そんなことを公にする雰囲気は今の社会にはない


車を食べる怪獣と言うことで有名だった「クレージーゴン」が登場

どこからどう見てもロボットなので車を食べるというよりは

車を回収しているという方が見た目にも合うが

メディアからの「車を食べるロボット怪獣」という表現が今でも私の体には染み着いている


クレージーゴンはパンダ星人が地球にとってよこした資源回収機

パンダ星人の資源回収ステーションを見て

「これはパンダ星人のもの」と口に出してしまうモロボシダン

「どうしてそんなことを知っているんだ?」と同僚の隊員達から突っ込まれてしまう

視聴者である我々は「モロボシダン=ウルトラセブン」と知っているから何でもないが

隊員達は「モロボシダン=パンダ星人」

もしくは「モロボシダン=パンダ星人の関係者」と疑ってしまうのではないかと思うが

隊員達には全くそんな素振りはない

いつでも彼らの信頼関係はとてつもなく強固だ


消滅した車のことばかり気に掛けているウルトラ警備隊だが

車の中に乗っていた人の心配はなぜかトントしないのである


パンダ星人の情報源がラジオの渋滞情報だとは何とも安易な世界

パンダ星人はラジオの渋滞情報を聞いてクレージーゴンを現場に派遣していたと

しかもそれが本当だったので

パンダ星人をとっとと罠にかけてしまうキリヤマ隊長


いくら有名な医師でもあまり時間に追われてしまってはうまくいく手術もうまくいかないのだろうが

そこはドラマの都合上せかされてしまう

これを見た子供が大人になってそんな感覚を引きずったままだったとしたら大変だ

そこは人命第一、安全第一で取り組まなければならない

しかもクレージーゴンが近づいて来るのに退避せず手術続行

安全より職務遂行

そんな時代だったのだな


思いっきり滑走路なしで森の中から飛び立つ地球防衛軍機

どんだけ優秀な機体なんだ


小さくなって弾丸のごとく飛んでいくウルトラセブンを目視することが出来るなんて

ウルトラ警備隊員らの恐るべき動体視力

プロ野球選手に転職したら全打席でホームランが打てそうだ


「人間の愛と信頼の戦い」

と締めくくったキリヤマ隊長

そして勇気ある行動

この作品が制作された1968年のマインドが心に染みる


クレイジーゴンをやっつけたのはいいが

巨大なスクラップと化したクレイジーゴンを片付けもせず去っていったウルトラセブンなのであった

そしてビルも2棟、盛大に壊してたけど多分そのまま

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