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焼肉の匂いをおかずに白米を食べる~蝙蝠と蛞蝓(その2)~

肉を焼く匂いだけをおかずに白米を食べることは出来るのか

それが今回のnoteのテーマです

肉を焼く匂いをおかずに白米を食べることは私には無理だ

小学生の頃にとある漫画にもそんなシーンがあったので

自分に出来るかと考えてみたことがある

私はそこまで想像力が豊かではない

裏の家に住む女は劇中の表現をそのまま引用するとおめかけさんということになるらしい

そのお妾さんを妬み、ひがむ男

お妾さんの名はおしげ

どうでも良い話ではあるが

私のお祖母さんの名は「シゲ」だった

お繁さんを妬み、ひがむ男の名は湯浅順平という

お繁さんはたまに縁側で七輪を使って肉を焼いて食べている

お金のない貧乏学生の湯浅順平はそれを見ながら白米を食べる

慎ましやかに白米を貧乏学生に手渡す下宿の女の名は、お加代

お繁さんは七輪で肉を焼いている最中、終始笑顔だ

湯浅順平が自分のことを見ていることを分かっているのだろう

様々な伏線とミスリードも含まれた密度の高いシーンが続く

湯浅順平役の栗原類さんは二枚目だったり三枚目だったり

はたまた異質の何かだったりする

なんとも多才な演技

そこれは見る者を引き付ける

何度観ても得るものがあって思いつくこともあるこのドラマ

素晴らしい

然るにこの湯浅順平という男は焼き肉の匂いだけをおかずに白米を食べている

彼にそこまでさせているものとは何か

私にはそこまでさせられる何かがない

そこまでさせられる何かがあれば白米のおかずなど無用のものなのか

人の思いはおかずをも越える

しかし

湯浅順平にとっても白米だけは必須なのであった

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