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ヒトカラ

先日、久しぶりにヒトカラへ。

米津玄師の『M八七』は既に習得した。声域が近いので歌いやすい。声域は近いが、声質が違うので軽く聴こえてしまうのが難点。ここから、よりベストな歌唱を探っていきたいところ。

歌う上での最近のこだわりは、リズムだ。令和の音楽は、とかくデジタルの要素が強い。凝ったリズムや、機械的なアップダウンをいかに人の声で再現するか。一にも二にも、正確なことが求められる。

音楽的にそれが良いかどうかはここでは置いておきたい。昭和歌謡のような、リズムも歌い方も歌い手に大きな裁量のあったものとはまったく違うものとして歌う必要がある。個人的には、郷に入っては郷に従えではないが、時代時代の歌い方をするのがベストだと思っている。

正確に歌うには、原曲を聴き込むことだ。原曲通りのリズム感、息継ぎ、ビブラートの入れ方、音の切り方等、なるべく正確にコピーする。それがその曲のベストだから。あとは、自分の声質や、技量に応じてずらしていく。

いろいろ工夫して歌うのがヒトカラの醍醐味なのだ。とはいえ、人と一緒に行くときは、ここでの試行錯誤はすべてリセットする。人と歌う用のモード、それ用の歌い方、選曲があって、また違う楽しみ方がある。カラオケはかくも奥深いのだ。ちなみに、対人用の持ちネタは中島みゆき。特徴があるので真似しやすい。ヒトカラでは歌わない。

どんな状況においてもカラオケを楽しめるようになって、真のカラオケマスターなのである。ヒトカラもタイマンも、宴会もなんだってかかってこい。

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