歩みも考えも深化させる大切さ―ヤマザキマリ『歩きながら考える』―
確か2020年の冬だったと思うが、初めてヤマザキマリの書籍『たちどまって考える』を買って読んだ。
コロナ禍で日本に長期間いることになった(従来は日本とイタリア、その他の国を行き来する生活だったらしい)ヤマザキがパンデミック下の中で、自らが考えたこと、そして取り組んでみたことなどをまとめた本である。その「続編」ともいうべき本『歩きながら考える』を最近買って読んだ。
国内外への移動制限がかなり改善されてきた中で、自宅と近場のみの外出から、国内の行き来、そして国外への行き来と、