関空から福岡天神までの帰省日記
久々の実家帰り。この日の天気は大阪は雨。
ありがたいことに家を出た時は小康状態。
私が外に出る時は降ってても傘いらずの霧雨。良かった。
今回は新駅箕面萱野から難波まで行き、そこからラピートに乗り関西国際空港まで行く。
ラピートは南海電鉄、難波から関西国際空港間を運行する特急列車。ラピートはドイツ語で“速い”
関空は大阪駅からけっこう距離がある。
市内からの移動時間短縮をしてくれるのが南海ラピート。
今回ひとりで実家に帰るので、自分の中で目的というかテーマを決めた。
自分が好きと思える、楽しそうと思える場所やモノを選択する。
やりたい事をやってみる。
行きたい場所に行く
最大限のできる範囲で
できる範囲といっても時間も予算も少ないが、ケチらずできるだけ最大限に満喫していこうと思う。
そういう理由で出発地点にもこだわった。
今回は最近開通した箕面にある
北大阪急行終点の箕面萱野駅から出発!
個人的に箕面は好きなところ。たまに癒されに箕面の滝に行く。
箕面市は大阪の北摂地区に位置している。
大江戸温泉や、勝運の寺勝尾寺などがある。
箕面の滝は、阪急宝塚線で阪大石橋駅にて阪急箕面線に乗り換え、終点箕面駅で降りると行くことができる。
この新しくできた箕面萱野駅から箕面の滝に行くためには、阪急箕面駅行きのバスに乗ると行ける。
阪急箕面駅からこの滝までまあまあ歩くが、道が整備されているので歩きやすい。良い運動にもなる。
話はそれたが箕面萱野駅。
新駅なので当たり前だけど綺麗だった。
やはり最近できたばかりの新駅なので、写真を撮ってる人が数人いた。開通初日は人がすごかったらしい。
ここから難波まで約35分程度。
江坂から名称が変わり大阪メトロ御堂筋線になる。理由は運営する鉄道会社が違うから。
乗り換えなどはなく、会社が違うから江坂で乗務員が交代するだけと聞いたことがある。大阪あるあるややこし事例。
難波駅到着。難波で降りたのは初めて。間違えたらいけないので、この写真の奥にある南海電鉄の案内所でラピートに乗る場所を尋ねた。
乗り場はその案内所の隣にある改札から行けるようだ。
改札を確認できたので、ちょっと時間があるから近くにあったケンタッキーで福岡空港までのスタミナをつけておく。
なんかツイスターが小さくなったような…気のせいかもしれないが。
食事をして改札に。
南海デジタルきっぷで購入したのでQRコードを専用の読み取り機でかざす。
何やら白い機械があったのでそれで読み取りするのかな?と思ったが、間違えたら嫌なので駅員さんに教えてもらった。やはりその白い機械だった。
私の前に外国の方がいて、どこで読み取るか分からなくて焦っていた。私もその気持ちよく分かる。
改札を入り、足元に案内が書いてある。これは見やすくて助かる。
ほら足元を見てごらん。それがあなたの進む道。
の歌を思い出した。
私の人生もこんな感じで良い人生への道案内があればいいのに。
ラピートは乗車する前日までに予約が必要。当日予約はできないらしい。
そして南海のサイトから乗車券を買う方がお安くなる。指定席で、スーパーシートとレギュラーシート2種類ある。どう違うかを調べたが、頭に入っていかない。
予算の関係で今回はレギュラーにした。1,300円だった。
本来梅田からリムジンバスで関空へ行く予定だったが2,000円位かかる。
それならラピートの方が早く着けると思ってこちらにした。梅田からだと難波まで行き、ラピート乗る方がお安い。
萱野駅から難波まで530円 約35分
(御堂筋線梅田駅⇆箕面萱野480円)
(御堂筋線梅田駅⇆難波240円)
難波から関空ラピート1,300円 約40分
ラピート乗車の客層は外国人ばかりだった。
乗り心地としてはとても快適。走る時になんとなく重厚感があり揺れも少ない。まるで新幹線のよう。
関空ピーチの搭乗口は第二ターミナルにある。
第1ターミナルから無料シャトルバスで第2ターミナルまで向かう。
案内板を見ながらシャトルバス乗り場へ。
第一ターミナル国内線はJAL、ANAがあった。
ラピート、南海電鉄、JRなどの鉄道の乗り降り口も第一ターミナル側。
伊丹空港や大阪などから出るリムジンバスなら第二ターミナルまで行ってくれる。それを考えたらリムジンバスでも良かったとちょっと後悔した。
初めてピーチ搭乗するのでなんだか心が落ち着かない。早く搭乗口に向かいたいから第1ターミナルを見るのはスルー。
シャトルバスを降りてピーチの搭乗口へ。
ピーチの運賃は3種類。
シンプル、バリュー、プライム。
私が購入した搭乗券はシンプル。1番お安いタイプ。手荷物預けや指定席はオプションになる。
指定席無しで荷物は7キロまでの制限あり。
荷物が思いのほか重い。7キロ超えている気がしてたので、測ってみたら10キロだった。
航空券を購入する時に荷物預けオプション追加したら1950円。
航空券購入後ネットでの追加はは2490円。
現地での追加は3050円。
国際線か国内線かどうか、また荷物の内容などで金額が違うみたいだ。しっかりサイトで確認した方がいいかもしれない。
1人なので7キロいけるでしょ!と思ったが思いのほか重かった。心配になって色々持って行ってしまう性分なのだろう。これでもけっこう荷造りの時減らしたのだが。
搭乗1時間前ならネットで手荷物預けをした方が500円ほどお安く済ませられる。慌てて荷物預けオプション追加した。早めに着いててよかった。
手荷物を預ける手続きをした後保安検査へ。その時手荷物の重量の確認があった。先に測っておいて良かった。
10年近く飛行機に乗っていなかったが、現在の手荷物検査は厳しくなっていた。
検査では荷物をカゴに置く、上着は脱ぐ、足元の確認など。
関空のピーチのゲート内には食べるところ1軒とお土産屋1件あった。ペットボトル、ビールなども販売していた。値段はそれなりの値段。
機内持ち込み7キロギリギリであれば、飲み物などはゲート内で購入する方が良いかもと思う。
ピーチの座席は3列。窓側に座るとトイレに行きにくいかもしれない。トイレは搭乗前に行ってた方が良い。
福岡空港
福岡空港から地下鉄にのり福岡天神まで行く。当日実家に来客が来ていたため、その間の時間潰しとして福岡天神を歩いてみる。
荷物をコインロッカーに預け、時間の許す限り自分の中だけの懐かしい場所巡りをしようと決めていた。昔よく行っていたところ、覚えているところ、好きだった場所、記憶に残っているところ。
私が知らないところ、新しい場所は除外する。
行ってみたいところはたくさんあるが、今回行けそうな範囲で行動した。
まず西鉄天神ソラリア。
福岡天神は学生時代多く過ごした場所でもある。
ソラリアは天神駅の隣にある商業施設。
荷物を預けるロッカーが駅とソラリアの間にあったのを覚えていたので地下鉄天神を降りてまず目指す。
地下街からソラリアまで地下街を歩いた。
福岡天神の地下街は相変わらずモダンな雰囲気。
ソラリアに向かう途中にあった河童と水のオブジェ。子どもの時親とたまに天神へ行った時必ず見に行っていた。
水が流れていて当時はちょっと幻想的な雰囲気で有名だった。もうないかと思っていたがまだあった。水は流れてなかったが。
それから記憶を頼りにソラリア周辺へ向かう。まずはコインロッカー。荷物が重たくてしんどくなってきた。なんせ10キロ。
地下街から地上に上がり、記憶だけを頼りに向かっていた途中、懐かしいものを見つけた。
目立つので当時友達と待ち合わせする時はここだった。
新天町。ここのマクドはよく行っていた。当時マクドはどこも時給が安いで有名だったが、ここだけは時給が高かった。そのかわりとても忙しいところだった。
学生時代友達とよくここでおしゃべりをした。夜遅くまでよく話したものだ。当時はゴミが散乱していたのを覚えている。
その後そのゴミ問題が報道されて改善していくように取り組みがなされているとの事だった。中まで入っていないからどうなってるかはわからなかった。
この公園の隣に福岡天神駅の改札口がある。
以前そこの近くにロッカーがあったので、今もあるかとちょっと不安になりながら探したらあったので助かった。
やっと重たい荷物から解放される。
大名
荷物を預けていざ出発。今から行くところはけっこう歩くであろうところ大名地区。
ここは福岡天神駅から西側にある。百貨店岩田屋正面玄関から奥側の道向かい。確か西日本銀行があり、その道向かいから入って行ったところ。
当時は今みたいにスマホがなかったので、目的のところに行き着くまで慣れてないと時間がかかった記憶がある。今回もスマホを当てにせず自分の記憶を頼りに歩く。
大名、ここは私の好きだった場所。
食事するところ、心惹かれるファッションのお店がたくさん集結している。
そしてちょっと奥まったところには、昭和レトロな雰囲気の建物内に小洒落た飲食店などがあったと記憶している。当時はそんな穴場なお店を探すのが楽しみだった。
薄気味悪い雰囲気もなく、なんとなくオシャレで落ち着いた空気感に包まれている感じがする。個人的見解だが。
そしてこの大名のとあるビル内に、ピアノ教室があって学生時代そこに習いに行っていた。
そのピアノ教室は私が習っている時に閉鎖したが、その建物はまだあるかも見てみたい。
その道中に見つけたもの。
ピアノ教室だった建物を探しながら大名界隈をあてもなくぶらついている途中、知っている懐かしのお店がいくつか見つけた。
この写真は当時から(約20年以上前)から存在していたお店。まだあったので驚いた。一風堂は食べて帰った事がある。
それ以外は行ったことがないが、気になっていたお店。今でもあるのなら人気なのだろう。
残念ながらピアノ教室だったところは建て替わっているようだ。螺旋階段が特徴的なビルだったのだが見つからなかった。
さすがに足が痛くなってきたのでここら辺でおしまいにして電車に乗ることにした。
次は明るい時間に来てみたい。
とても懐かしく当時を思い出しながら歩いたが、やはり20年以上前のこと。記憶も定かではなかったが、感覚としては迷うことなくブラつけたと思う。
学生時代を思い出し、当時仲良くしてくれた人達は元気にしてるのかと気になった。
それでも岩田屋周辺は当時の記憶とあまり変わらない。なんとなく全体的に綺麗になっているように思えた。
そして落ち着いていて、どことなく平和な感じがした。大阪梅田や神戸を練り歩くよりも安心して歩けたような気がする。
まあもうちょっと遅い時間はちょっと危ないかもしれないが。それはわからない。
まだまだ歩いてみたいところはたくさんあるが今日は身体が疲れている。
今から電車とバスで実家に向かう。おそらく1時間以上はかかるだろうからその体力も残しておきたい。
懐かしくて楽しかった場所は今でも楽しめる場所でよかった。良い思い出をありがとう。
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