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【極寒♡】

ここんところ、あまりの寒さに、朝起きて、ベッドから出る時に自分を奮い立たすためのチカラが半端ない!

家を出る支度にかかる時間を逆算して、
ギリギリまで、温かいぬくぬくの布団の中で粘ったら、
最後は『エイ!ヤァー!」と氣合を入れて、ガバァーと掛け布団を剥いで起き上がる。

これが寒い朝の儀式となっている。
本当は、そのまま温かい布団の中で、熊のように冬の間、冬眠出来たらどんなにいいかと思う。

南の島や海好きの私にとって、寒〜い冬は試練の時だ。冬の朝、みんなはどうやって起きているのだろう?

かの清少納言は…

春は明け方
夏は夜
秋は夕暮れ
冬は早朝

がよかったようだ。

 冬はつとめて。
 雪の降りたるは言ふべきにもあらず、
 霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、
火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし。
 昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、
 火桶の火も、白き灰がちになりてわろし。 

「火など急ぎおこして…」
では、その時の様子が目に浮かんでくる。きっと、今より隙間風がひどくて寒かっただろうなぁ。当時の人たちの生の生活感が伝わってくる。

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