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【イルカとライアー♡】

週末、友人の照井かなこさん主催のイベントに参加した。彼女はバイタルダンスのファシリテーター仲間でもあり、自動書記の講師やリーディングなどもされていて、その豊かな美しい感性の赴くまま、いつも素敵なイベントを企画してはご案内を送ってくれる。今回のイベントは、ライアーのライブ演奏と私の愛してやまないイルカちゃんとのコラボレーション!

秋吉まり子さんのライブ演奏会「イルカとクジラが教えてくれた大切なこと」

もう、このタイトルで、ズキュンとハートを射抜かれて、イベント情報がSNSで流れて来たのをキャッチしてすぐに申し込んだ。かなこさんとお会いするのも久しぶりだ。
会場は、神楽坂にある「瑠璃光殿」。お寺のご住職が自宅のリビングルームを解放した心地よいアットホームな場所だ。イルカとコラボとは、映画『Mother Ocean』映像をバックに、ライアー演奏者の秋吉まり子さんが演奏するというものだった。
イベントの最初は、パリ生まれ、ハワイ育ちで現在は屋久島に滞在中の「レイナさん」という日本人女性とZoomで繋がって、お話しを伺うところから始まった。レイナさんは、映画『Mother Ocean』 の登場人物で、ハワイで、イルカやクジラと長年一緒に暮らしていた経験から、ドルフィンスイムのリトリートなどを主催しているこれまた魅力的な人だった。彼女がお話しの中でシェアしてくれた、ネイティブアメリカンの伝説にある「5番目の夢」という詩がとても印象的で、イルカたちは私たち人間の夢を見ているというのだ。詳しくは、こちらを見て頂きたい。

何とも示唆に富んだ素晴らしい『夢』のお話だなぁと思った。
そして、レイナさんとイルカたちが一緒に泳いでいる『Mother Ocean 』映像が、これまたため息が出るほど美しい!母なる海に抱かれて、まるで生命のダンスを踊っているようだ。

この美しい映像をバックに、秋吉まり子さんのライアーの演奏が始まる。「グランドルフィン」と名前の付いた少し大きめのライアーの弦をまり子さんがそっと指でなでるように弾くと、何とも優しい音色が生まれる。まるで、自分が薄い天女の羽衣に覆われた繭の中にいて、繭の外側の音を聴いているような、微細な響きが感じられ、まずその繊細さに驚いた。身体全体がふわっと包み込まれ、その優しい音の振動で身体の細胞の一つ一つをノックされているようだった。しばらくすると、意識の半分がどこかへ飛んでしまって、ぼーっとなり、起きているのか寝ているのか分からないような状態になった。
深〜いところで、楽器のように調律されているような、何かをダウンロードされているような不思議な感覚だった。

ライアーの音色は、星々の歌のようという人もいれば、光の音という人もいる。感じ方は様々だ。私はどちらかというと、海の中の記憶、太古の昔に海にいた頃の記憶が呼び覚まされたような、とても懐かしい感覚があった。

演奏が終わっても、余韻がいつまで身体の中に残っていて、しばらくは瞑想をしているような状態だった。ライアー奏者の秋吉まりこさん曰く、「私はライアーと出会って、人生がとても豊かになりました。ライアーはすべてをそのまま受け入れてくれる不思議な楽器です。弾いていると、自分の心の中がすべて現れるのです。だから嘘が付けません。(笑)」とのこと。それを聴いて、以前バハマで野生のイルカと一緒に泳いだ時の感覚と全く同じであることを思い出した。

グランドルフィン テーマは『JOY』

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