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【不幸をもたらす思い込みの原因とは?♡】

本日は武田邦彦先生のオンラインサロン、「幸せ砂時計」のライブ配信の日だった。テーマは、私たちを不幸をもたらす思い込みとは何かということ。先生がよく人生相談を受けていて、感じていらっしゃることからお話が始まる。
先生曰く、我々人間の思考体系に欠陥があるので、人は悩みを抱えた時にその原因となる人や会社など、「対象物」を求めてしまうとのこと。
なるほど、何か良からぬ事が起きると、それを誰かのせいにして、その人を何とかしようとしたり、排除しようとするが、何ともできなくて悩みが深まることはよくある。特に相手が家族や肉親となると深刻だ。
「他人を変えることは出来ない、変えられるのは自分だけ」と自分に言い聞かせても、どうしても、悩みのタネとなる「対象物」に意識がいってしまったりするが、それが、思考の欠陥によるものという視点は今までなかった。

武田先生は、どうしたら不幸になる思い込みをはずして幸せになれるのか、3つのポイントをあげてお話された。
一つ目は、「将来は明るい」と信じる。
10年前に「幸せですか?どうして幸せなのですか?」と国連で調査をした時、一位はベトナムで、なんと96%の人が「幸せ」と答えたと言う。その時日本はわずか30%。では、ベトナムの人が幸せと答えたその理由は何かと言うと「今日より明日がよくなると思うから」だったそうだ。ベトナムの所得は、日本と比べたら決して裕福でなく、生活水準もそう高くはないはず。しかし、かつての日本がそうだったように、今がどんな状況であれ、「今日より明日が良くなる」と思えれば、私たちは幸せを感じることができる。

二つ目は、周りの事が私たちの氣分に大きく影響していることを自覚する。
1950年から研究が始まったアフォーダンスという概念があり、例えば、イチョウの木を見て、これがイチョウの木だと私たちが認識しているのは、イチョウの木が「私はイチョウの木です」と言っているからだと言う。えっ、どういうこと?昔、教育番組で大きな木のキャラクターがしゃべっているのはあったけど…。
つまり、私たちが木を目で見て、脳が反応して脳内で検索が始まり、「これはイチョウの木だ」と認識するのに要する時間よりもはやく、イチョウから発している信号を私たちの感覚がキャッチして「イチョウの木」だと分かっているというのだ。面白い。それだけ、私たちは思っている以上に繊細に、周りからいろんな信号をキャッチしてあらゆる影響を受けているということだ。
だから、古民家のような家に行って、畳や縁側を見ると心が落ち着くし、定期的に海や山に行って自然と触れ合うとギスギスした心が丸くなったり、家の中を整理整頓すると氣持ちがスッキリしたり、いつもと違った道を歩いてみたりすることで氣分が上がったりして、人と穏やかに接することができるようになる。

三つ目は、最初に入った情報を本当のことだと思ってしまうことを自覚する。
私たち人間は、最初に入って来た情報に脳が占拠されてしまうので、それが真実だと思い込んでしまうらしい。その最たるものが、マスメディア等が報道する「環境問題」などだ。一部の人たちのお金儲けの為の「フェイクニュース」が実しやかに流され、多くの人が信じている。
環境問題についてはこちらにも書いている。⬇️

だから、脳が占拠されてしまうことを予め自覚して、マスメディアが流す不安や恐れを煽るような報道を間に受けずに、さらりと受ける。「大きな地震が起きる可能性が高い」と報道があったなら、その地震に備えることをする、例えば、家の中を見渡して、重いものを高い場所に置かないなど行動を取れば、氣持ちはスッキリしますとのこと。いつ起こるかも起こるかも分からない大地震をただむやみに悩むのではなく、自分で出来る行動を取って備えればいい。

こうやって、3つのポイントを押さえて、他人と関係なく、自分の基礎的環境を整えることで、幸せに生きることができると言うお話だった。
確かに、自分の身体や心が健康であって、「元氣があれば何でも出来る!」という名言もある。その元氣は、武田先生のおっしゃる3つのポイントを意識すれば、自ら作り出せることができるのだ。
さぁ、あとは実践あるのみ!私たちの将来は明るい!

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