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【チョコレート♡】

最近のお茶のお供は、Hotel Chocolate 70%Dark Chocolate Batons。旬子さんに教えてもらったイギリスのチョコレートブランドだ。ダークなので、甘さ控えめで、カカオの風味をそのまま楽しむ大人向けのチョコレートで、バトンのようなカタチをした棒状のチョコレートを、プラックコーヒーや緑茶と一緒に、一日の終わりに一本ずつ食べるのが、一日頑張った自分へのご褒美となっている。

子どもの頃から甘いものに目がなくて、チョコレートと言えば、ミルクがたっぷり入った甘〜いミルクチョコレートが好みだった。お店に行って、ダーク、ミルク、ホワイトと並んでいれば、必ずミルクチョコレートを選んでいた。また、宝石箱のような、いろんな味のチョコレートの詰め合わせを人から頂くと、ミルクやキャラメル入りの甘いものから捌けていって、最後に残るのは、敬遠しがちな、色の黒い、あまり甘くないダークチョコレートだったりする。

クリスマス・シーズンに、父がよくお土産に買って来てくれた、銀座のコスモポリタンのMorozoffのミルクチョコレートが一番のお氣に入りで、今でも時々、食べたいなぁと思い出すことがある。(最近、見かけないなぁと思ったら、随分前に廃業してしまったようだ。残念!)

なので、旬子さんから「私のお氣に入りのチョコレートなんです。よかったらどうぞ」と70%Dark Chocolateを一箱プレゼントして頂いた時には、さりげないそのお氣持ちがとっても嬉しかったが、「ダークチョコレートか…」とミルク好きのお子ちゃまの私は、正直言ってあまりテンションが上がらなかった。ところが、帰って頂いてみると…これが、想像以上にとても美味しかった!びっくり。
甘さが少ない分、あっさりとした口当たりなのだが、その分カカオの風味が引き立っていて、後味もスッキリとしている。最初は、少し物足りなさを感じていたが、続けて食べているうちに、だんだんしっくりと馴染んできた。あれ?これが本来のチョコレートなのかもしれない。やっと大人の味がわかるようになってきたのかな?
旬子さんのおかげで、今ではすっかりダークチョコレートのファンになってしまった。

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