見出し画像

【できる事はたくさんある♡】

今日も昨日から引き続き、音読のレッスン!
旬子さんのお家が会場で子どもの継続レッスンだった。生徒さんは、10才の男の子、本日が2回目のレッスンとなる。お母さんの運転する車で、妹と一緒にやって来た。今回は旬子さんのお家なので、絵本やゲームなど遊び道具がたくさんある。お兄ちゃんがレッスンをしている間、飽きることなく一人で遊んでいられる環境だったのがよかった。所々、遊びながら、こちらの音読の音をキャッチしては、真似をして一緒に発声してみたりして、とても可愛い。実は、レッスンを受けている本人より、側で何となく耳にしている妹の方が学んでいたりする。かの紫式部が優れていたのは、お兄さんが父親から漢文の素読を学んでいるのを傍で聴いてみな頭に入っていたからだという。妹の今後も楽しみなところだ!
さて、2回目のお兄ちゃんはお母さんと並んで座ってレッスンを受ける。まずは母音と子音のおさらいをしてから、カタカムナの5首と6首の音読をする。時々、高層階のベランダの窓から見下ろせる線路の上を通り過ぎてる電車に氣を取られながらも、(お母さん曰く、子鉄らしい)「ほらほら。」と言われて、引き戻されては音読をしている様子も素直で可愛い。こちらが発音の注意すると、すぐに了解して、言い直せる順能性が素晴らしい。きっとすぐに上手になっていくのだろうなぁと、子どもたちの柔軟なスポンジのような吸収力にはいつも感心してしまう。
後半のサイコロ暗算も、最初は九九を口に出して答えを出していたが、旬子先生に「今度は、九九を言わずに答えだけ言ってみようか。」と促されると、素直に従って、多少、時間がかかっても、目をくりくりさせながら答えを導き出していた。相変わらず、窓の外の電車は氣になって仕方ない様子だったが(笑)…電車のおかげで、少年の氣分は上げ上げ状態のままレッスンを進めることができた。
こうして一時間のレッスンをあっという間に終わり、「よく頑張ったね。また今度ね!毎日1回はお母さんと一緒に音読してみてね。」と言って、親子3人を送り出した。

その後は、旬子さんと私は急いで支度をして、旬子さんの家を出て次の約束の場へと移動する。約束というのは、松永先生の指導を受けている息子さんのお母さんが埼玉にいらっしゃり、2月23日(㊗️)に大宮で開催する松永先生の講演会のお手伝いをしてくださると言うので、実際にお会いして顔合わせをすることになっていた。予約していた大宮にある自然食のお店へと向かう。
約束の時間の少し前に到着すると、程なく、お母さんもいらっしゃり、美味しいカレーをいただきながら、いろんなお話を伺った。松永先生の音読の指導を受けて、文字や漢字の理解が難しかった息子さんはすごく変わったそうだ。その息子さんの書いた素晴らしい作文を、実は私も松永先生から読み聞かせてもらっていたので、「本当に素晴らしい作文で、感動して涙が出ました。」とお伝えすると、とても嬉しそうに笑いながらお母さんも涙ぐんでいらした。

2月23日(㊗️)の松永先生の講演会では、たくさんの悩めるお母さんや、教育関係者に来て頂き、「古典音読の持っている計り知れない素晴らしい可能性を知ってもらいたい!」と3人の意識合わせが出来たところで、どうやって告知していくか、具体的なアイディアを出し合いながら、作戦を練っていった。
「もう少しチラシもらえますか?知り合いに渡しますので。」と言ってくださり、旬子さんも私も何とも心強い味方を得られて力を頂いた。しかも、最近力を入れ始めた私たちのInstagramの投稿を見て、「もっとこうした方がいいですよ。」と具体的なアドバイスを次々とくださり、まだまだやる事、できる事がたくさんあることを教えて頂いた。旬子さんも私も目を白黒させながら、アドバイスをメモって…いきなりは無理だとしても、少しずつ投稿を改良していきたいと思う。(@ondokusaitama)
お母さんと別れた後は、旬子さんと二人で大宮氷川神社の方へ行って、「大宮ぷらっと」の様子を観に行く。こちらで「音読の出店をしてみては?」とある人に勧められたからだ。主催者側の若い女性とお話して、どんなカタチの出店ができるかなど相談することができた。

そう、求めれば、できる事はたくさんある!そんな事を実感できた充実した一日だった。全てに感謝。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?