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結果を出すシンプルな方法 〜ティッピングポイント・ブレイクするとは何か〜

おはようございます!
しゅうです!
早速ですが本日は、結果を出すとてもシンプルな方法について、ティッピングポイントとブレイクするという切り口から書いていければと思います。

その前にそもそも、ティッピングポイントってなんぞや?ってとこからです。
ではまず、以下Weblio辞書から参照しましたのでご覧ください。

ティッピングポイント:それまで小さく変化していたある物事が、突然急激に変化する時点を意味する語。(Weblio辞書より)

つまり、これまでずっと成果や成長が見えてなかったけど、急にある瞬間を超えてから目覚しく成果が出るようになったり、成長が見えたりするということですね。また、これは、「ブレイクする」ということと同じだと思うんです。よく芸人さんや俳優さんなどに言われるフレーズですね。ただ、ブレイクと言っても何だか謎めいていませんか?そもそも、ブレイクのタイミングなんて予想もできないし、自分には関係のないことだ、とか。僕も最初はそう思っていました。
でも違いました。これは我々全員が経験できる事象だということに気づいたんです。ではなぜ気づいたのか、それは自分の過去の経験にヒントがあったんです。ということで本日は、このティッピングポイント、ブレイクするということの仕組みについて、自分の原体験を元に紐解いていきたいと思います。
また、そこからどうしたら成功を手にすることができるのか、その本質についても過去の原体験からの気づきをもとに書いていきたいと思います。

大会で1勝もできなかった1年間

僕は、中学校の時、卓球部に所属していました。(本当はテニス部に入りたかったというのはオフレコで!笑)
中学1年の時、卓球に出会って僕は目の色を変えて、練習しまくりました。毎日毎日、もちろん部活ですから、毎日やるものですが、部活だけに飽き足らず、外部のクラブにも所属して、大人や他校の生徒と一緒に、部活後に夜遅くまで練習していました。おそらく、平日は1日4~5時間くらい練習していたと思います。休日だともっとしていたかな・・?さらにさらに、顧問の先生にお願いして朝練もしましょうと持ちかけ(他部員に大反対されましたが根回しをうまくしたりなどして無理やり可決させました笑)、朝もプラスで1時間くらい練習をしていました。
それだけ練習して卓球漬けの毎日を送っていたわけですが、ここでひとつ僕には悩みがありました。それは、どうにも、試合で勝てないということ。1勝すらです。。
部内の練習ではそこそこ強い方でしたが、試合となるととことんダメ。。
そんな日々が約1年ほど続きました。その間にも他の部員は着々と勝ち進めるようになったりと、他人と比べてすごく悔しく、また虚しくなっていました。
「こんなに練習しているのに何で勝てないんだ」そう思うのも無理はありません。何せ、僕は外部のクラブにまで参加して夜の時間も捨てて練習していたんですから。人一倍努力していた自負があったし、「他のみんなは勝てるのに、何で自分は。。」と、試合の後はいつも隠れて泣いていました。とにかく悔しかったから。両親も、毎回期待してくれていて、応援してくれていて、だからこそ、結果を出せなくて辛かったし、いつも、父の前で「今日も勝てなかった」と涙していた記憶があります。しかも、父には特に申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。僕の所属していた外部のクラブは家から車で20分くらい離れたところにあり、毎日そこに車で送り迎えをしてもらっていたからです。(注意。田舎で基本車社会なのです。。。笑)毎日負担をかけていたからこそ早く結果を出したい。そういう思いが強かったんです。
時には、練習にいきたくない日もありました。練習を適当にやって、顧問の先生がいるときだけしっかりやるみたいな時も、恥ずかしながらありました。
でも、卓球からは逃げずにいつか試合で勝てる日を夢見てガムシャラに練習に励みました。

突然の勝利と成長

中学生活も2年になった頃、毎年年度始めの頃に行われる試合に例によって出場しました。
ここで驚くことに、試合で、なんと、勝てたんです。
しかもあれよあれよと連勝し、いきなりベスト16という結果を出してしまったのです。自分でも訳がわからず、大会が終わっても信じられませんでした。でもとにかく嬉しくて、親にもすぐに伝え本当に喜んでくれました。さらに快進撃はこれで終わりません。次くらいに行われた大会で、何とベスト8になり、県大会に出場することになったのです。すごく嬉しかったです。やっと成果を出せたと。とにかく嬉しくて、練習にも以前よりも前のめりになって取り組みました。その頃の自分は、マリオのスター状態のような感じで、練習したらした分だけ成長していくようなそんな感覚でした。そして、最後の夏の大会では、ノーシードから駆け上がり3位になることができて、再び県大会に出場できることとなったのです。と、まあ自らの栄光を何の躊躇いもなくひけらかしたような感じになってしまって恐縮なのですが、これが僕にとっての、まさにティッピングポイントを超えた瞬間、ブレイクした経験だったのです。

なぜティッピングポイントを超えることができたのか?

ティッピングポイントを超えるタイミングは誰にもわかりません。正直、暗闇の中を走っていたら突然視界が開けて、明るくなったという感覚でした。
でもまさにティッピングポイントを超えるというのはそんなことなのかなと思います。練習しても練習しても、なかなか結果が出ない。でもある時急にグンと伸びて成果が出る。それが、ティッピングポイントを超えるということだと、過去を振り返って気づいたんです。
つまり、最初のうちは結果は出づらいということです。最初練習や努力をしている段階では、なかなか成果や成長は分からないということ。
だからこそ、「継続」が大切なんです。
なぜティッピングポイントを超えることができたのか、それは、諦めずに継続し続けたからだと僕は思います。こういうことを言うと自慢しているようになってしまって嫌なのですが、でも、これは本質だと思います。
世の中の結果を出している人、成功してブレイクしている人はみなそうだと思います。努力していないように見えて実は裏で血の滲むような努力をしているし、時には泥水を啜ってでも、這ってでも、努力を惜しまず継続してきたからだと思います。とてももったいないのは、成果が出ないからと諦めてしまうことです。どんだけ失敗したって、最初は結果が出せなくたっていい、でも、そこで諦めてしまったら、それは失敗で終わってしまうんです。でも、諦めなければそれは失敗ではなく、成功までの過程になるのです。
つまり、成功に必要なことは「継続」だと思います。
この1点に尽きると思います。

ひとつ、僕の大好きな動画で、西野亮廣さんの近畿大学でのスピーチの話を挙げさせて頂きたいと思います。
西野さんはこうおっしゃっています。

涙する夜もあるし、挫折もするし、傷も背負うし、謂れのないバッシングを浴びることもある。(中略) 失敗はその瞬間に止まってしまうから失敗なのであって、失敗を受け入れてアップデートして試行錯誤して成功するまで続けてしまえばあの時の失敗が必要であったことを知る。つまり理論上、失敗なんて世の中には存在しない。(平成30年近畿大学卒業式動画より)

また、以下のように続きます。

時計って面白くって、長針と短針があって、あいつらは1時間に1回重なるんです。(中略)毎時1回は重なるように出来ているんですけど、11時台だけは重ならないの。11時台だけは短針が先に逃げ切っちゃって2つの針が重ならないんですよ。次に2つの針が重なるのは12時。鐘が鳴るときですね。伝えたいメッセージが何かというと、『鐘が鳴る前は報われない時間があるということ』これは僕にもあったし、今後皆さんにも必ずある。『人生における11時台』ってのは必ずある。でも大丈夫、時計の針っていうのは必ず重なる。だから挑戦してください。(平成30年近畿大学卒業式動画より)

僕はこの話を聴いて、成功するために必要なことは「継続」だと再認識しました。

結果を出すシンプルな方法

ここまでお読み頂けたら、僕の言いたいことは何となく察しがついてしまうかもしれませんが、結果を出すシンプルな方法それは「継続」。
とても大切なことだと思います。
つらい時期を乗り越えて、継続できた人だけが成功できる。結果を出せる。
とても大きな学びでした。
そして、誰にでも「11時台」はある。そんな時に頑張れるかどうかが、結果を出せるかどうかにかかっていると思いました。

では、その継続をするためにはどうしたらいいのか・・・

これにも僕なりの解があるのですが、
それはまた別のnoteで書きたいと思います。またお読み頂けると嬉しいです。
「三日坊主だった僕が、継続できるようになった話」的なタイトルで書こうかな。。。笑

おわりに

ここまでつらつらと自分の体験を書いてきましたが、書いていると、何だかあのときの熱い気持ちを思い出せました。今の自分はあのときの自分に負けてるんじゃないか。そんな感情が湧き上がってきました。
そして、そんな感情を呼び起こしてもらったきっかけは、朝渋knockの三浦将さんの講義でした。三浦さんの講義では「習慣化」をテーマに講義頂いたのですが、本当に学びが多くて、今の自分に凄く響きました。さすがコーチングのプロだと。
また、三浦さんの本もとてもオススメです。
本日のテーマでもあった、「成功」ということについて余すことなく、こちらの『自分を変える習慣力』という本に書かれているのでぜひ読んでみてください!
継続のヒントがたくさん書かれていて本当に学びが多い一冊です。

ちなみに今自分はまた「11時台」にいると勝手に思っています。
新たな挑戦に向けて試行錯誤してますが、なかなか上手くいきません。しばらく1年半くらいはそんな状態が続いています。でもやっと最近小さな、わずかですが、光が見えてきているような気がしています。自分の進むべき道が何か、それはまだ分かりませんが、とにかく今は継続を大切にして、やっていきたいと思っています。

お読み頂きありがとうございました。






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