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独創的な人の驚くべき習慣

こんにちは!しゅんです!

いつもは本を読んだりしたものをアウトプットとして記事にするのですが、今回は僕が英語学習で利用しているTEDをもとに記事を書いていきます。

ちなみに、TEDとは世界中の著名人がプレゼンをした動画が視聴できるサイトになります。(正確に言うとTEDは非営利団体の名称を指す)

TEDについては、今度記事にしたいと思います。

さて、今回はこのTEDからアダム・グラントさんがプレゼンをした「独創的な人の驚くべき習慣(The surprising habits of original thinkers)」から学んだことをお話したいと思います。

タイトルだけでは何のことだと思いますが、簡単に言うと成功者の秘訣が伝えられています。

また、英文をちょくちょく交えながら今回はお話を進めていきたいと思います。

それでは行きましょう!!

成功するためには先延ばしが重要?

皆さん、人生の中で成功するためにはどのようなことが必要だと思いますか?(少し考えてみてください)

勉強すること、数々の挑戦をすること、たくさん働く…たくさん要因はありそうですよね。

おそらく、上記のようなことが思いついたのではないのでしょうか?

これらはどれも正解であり、大切なことだと思います。

何か成功するためには勉強して知識を付けたり、多くのことに挑戦して経験を身に着けたりとおそらく世界中の成功者はこういったことをやっていると思います。

しかし、グラントさんは成功者や独創的な人は先延ばしをすると話しています。

先延ばし(procrastinator)って一般的にやらなければいけないこと物事の期限を伸ばしていくイメージがあるのでマイナスの意味でとらえれていますよね。

グラントさんも昔は先延ばしはマイナスのことであり、成功するなら期限前倒し(precrastinator)にするべきだと言っています。

では、なぜグラントさんは先延ばしを推奨するようになったのでしょうか?

それは、グラントさんのもとを訪れた人の話がきっかけとなっています。

簡単にその話の概略を書きます。

グラントさんのもとに生徒が自分たちの会社設立のために、資金の出資をしてほしいと訪れます。

そして、グラントさんがいくつかの質問をします。

「業界で成功するために夏をささげたのか?」、「卒業したらフルタイムで働くのだぞ?」といった質問をします。

しかし、学生たちは「失敗したときのためにインターンを申し込んでいる」、「失敗してもいいように別の会社に一応付きます」といった答えを返してきます。

そして、最終的には会社をローンチする半年前にも拘わらず、ウェブサイトすらありません。(オンラインで販売する会社を立ち上げたいにも拘わらず)

なので、グラントさんは出資を断りました。

普通に考えたら当たり前の話ですよね。

しかし、のちにこの会社は大きな成功をします。

その会社とは世界的に有名なメガネブランドWarby Parker(ワービーパーカー)です。

ここから、グラントさんはどうしてワービーパーカーが成功したのかを考え、たどり着いた答えが先延ばしです。

先延ばしがなぜ重要?

では、なぜ先延ばしが良い結果をもたらすのでしょうか?

その答えとしてグラントさんはいくつか考えを述べています。

1つ目は次のように述べています。

It's only when you're told that you're going to be working on this problem, and then you start procrastinating, but the task is still active in the back of your mind, that you start to incubate. Procrastination gives you time to consider divergent ideas, to think in nonlinear ways, to make unexpected leaps. 

上記を簡単に説明すると、問題に取り組むことを告げられてから、その問題を先延ばしにすることで、頭の片隅にはその問題は常に動き続けており、問題に対するアイディアは育っています。そして、先延ばしによって、様々なアイディアを考える時間が持つことができ、思わぬ結果を招いてくれると述べています。

ここで、重要なことは先延ばしによって課題や問題に対するアイディアを考える時間が持てるということです。

そして、2つ目として何かビジネスや新しいことをやるときは、先行者のものを改良したり参考にするほうが成功に近づけるということを述べています。

グラントさんはTEDの中で次のように述べています。

What you see is that the first movers had a failure rate of 47 percent, compared with only 8 percent for the improvers.
It's much easier to improve on somebody else's idea than it is to create something new from scratch.

こちらは、先行で新しいことを始めた人は47%の割合で失敗するが、後発でやった人はわずか8%の割合で失敗をしたということです。最後の2行では、誰かのアイディアを改良するほうが新しく作るより簡単であると言っています。

その例として、グーグルはヤフーの後にウェブブラウザを出した、フェイスブックはMyspace(SNSの一つ)の後にSNSを確率したといったことを述べています。

確かに、誰も確立していない分野で先行でサービスなどを作ったほうが世間的にもインパクトはありますし、認知されやすくなるかもしれません。一方で未開拓地では成功するか分からないというマイナス要素もあります。

そういった面からみると、先行的にやるより、先行でやった人のものを改良したりするほうがいいのかもしれません。

最後に

いかがでしたでしょうか?

マイナス面で見られている先延ばしにも実はメリットがあることが分かりました。

ただ、勘違いしてほしくないのは、何もやらずにただ先延ばしをするのは意味がないということです。

何かを考える時間を作る、自分のアイディアに成功者のアイディアを取り入れるための時間を作るといった意味で先延ばしをすることが大切です。

今回は英語スピーチから学んだことをお伝えしましたが、本よりも量はなかったのですが、英文をまとめるというのはとても大変だとわかりました。

しかし、アウトプットをしていると頭の中が整理されるのでこれからも本だけでなくこういったスピーチやプレゼンでインプットしたことも発信していこうと思います。

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