物理・数学がニガテになる理由
まず、巨大な前提として、科学を知らなくても人は生きてゆけます。
携帯の仕組みを知らなくても携帯は使えるし、雨が降る仕組みを知らなくても天気予報が教えてくれます。
だから、科学とは、理科とは、嗜好品であることをまずは知りましょう。
そうです、学問とは、生きていくうえで必要ありません。
どうやったらお金を稼げるか、異性を振り向かせるためにはどうすればいいか、そういったことを考える方がよっぽと役に立つでしょう。
「こんなこと勉強して、何の役に立つの?」
「勉強なんて、全然楽しくない。」
「人生に科学は、勉強は、必要ない。」
そう思うのは、
そう思ってしまうのは、
あなたが、何を勉強しているか分かっていないからです。
分かりづらいので、例を挙げましょう。
あなたは女の子(男の子)にモテたいという目的があるとします。
その目的を達成するために、あなたはどんなことをしますか?
髪型を整えます。服装をオシャレにします。お化粧を練習することもあるでしょう。
例えばお化粧を練習するなら、メイク道具の種類を覚えたり、技術をネットで調べたりします。
学生が学校で勉強しているのは、この道具の種類とか、使い方とかです。
なんと、ほとんどの学生は、異性にモテるという目的をしらないまま、メイクの道具を覚えているのです。
もう気付いたと思います。そう、物理や化学、数学は、現実にある科学のための道具なのです。
特に物理や数学は、道具の中でも基礎の基礎にあたる理論が多いため、学生は何の役に立つのか非常に分かりづらいです。
では、それを教えない教員のせいなの?と思う方もいるかもしれませんが、だからといってそれを教えるのも難しいのです。
科学は複雑で難解です。教えている理論を現実に直結させるのは無理なのです。
昔の人が、なぜリンゴは下に落ちるのか考えました。そこから物理は、いえ、科学は始まったのです。
皆さんは、現実に起こっていることに疑問を持ったことはありませんか?
壁を歩くヤモリ、遠くの人と会話できる電話、夜を照らす電気…
人類は、目に見えないものまで操れるようになってきました。そのために必要だったのは、しなくてもいいはずだった科学に興味を持ち、人生を捧げた偉人たちです。
皆さんに人生を捧げろとは言いません。
だって、科学は嗜好品なのだから。
楽しめばいいんです。
きっと、あなたの人生を豊かにするでしょう。
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…と、長々と偉そうに言ってきましたが、実は僕も科学を知らない凡人の一人です。
だから、これからみなさんと一緒に、少しずつ科学を勉強していきたいと思っています。
下の記事では、日常の中の不思議を説明できるような科学を取り上げています。
「大人の自由研究」くらいのレベルです。
ぜひご覧になってはいかがでしょうか。
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