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仲間と一緒に音楽をしたい(切望):小沼俊太郎

あとから読み返したら、「こいつ何言ってんだろう」って思うんだと思います。タイトルですでにメンタルブレイクしてるじゃん。

はい、はじめまして、テノール歌手の小沼俊太郎と申します。

北海道の留萌市に生まれ、隣の増毛町に育ち、大学受験の為に18で東京で一人暮らしを始めました。尚美学園大学音楽表現学科声楽コースを卒業、同大学院を修了して以来、演奏活動を中心に、声楽指導、ボイストレーニング講師、合唱指導などをしながら生計を立てています。

尚美?きいたことないな?って思われる方は多いと思います。こういう有名じゃない音楽大学を出ながら、音楽を仕事にしていった過程なんかも、そのうちお話しできればと思っています。

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まあ、桜の写真でもどうぞ。

さて、最初の投稿でメンタルブレイクしている理由は、こいつにあります。

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そう、コロナウィルスです。

これのせいでお仕事が6月末まで壊滅してるため、音楽業界は阿鼻叫喚、の時代はとうに過ぎ去りほぼお通夜。

なかには「もう廃業しようかって本気で悩んでる」「来年まで演奏家やってるかわかんない」などの声もあります。それはそうですよね。お金稼げないんだもん。掛け値なしに収入0です。日本の文化活動が、こんなにもろいものだったなんて、そりゃ悲しくもなります。

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あ、車の写真でもどうぞ、かっこいいね!

でも経済活動のお通夜以上に、僕のメンタルをブレイクしてるのは

”みんなと一緒に歌えない”という事実です。

僕たちはあんまり一人で演奏するってことをやらない生き物なんです。一番上の写真だって、一人で歌ってるわけではありません。ピアニストがいてくれるわけです。当たりまえですけど、合唱なんて一人でやってもむなしいだけです。多重録音なんてやってもむなしいだけですよ。楽しいけどね。

演奏家はひとりで生きていけません。

みんなと一緒に歌いたいんです。こうやってブログじみたものを書いていても、寂しいんです。

寂しいからNOTE始めました。

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寂しさを現す心象風景

我々演奏家には、潜在的にたくさんの仲間がいます。

一度でも一緒に演奏したことのある人は、仲間です。これは切れ事とかでもなく、本当にそうなのです。エヴィデンスはとか聞くなうるせえな。馴れ合いのように思う人もいるかもしれません。他はみんなライバル、孤高であることを是とする人にとっては、甘っちょろくて反吐がでる言い方なのかもしれません。

誰が何と言おうと仲間は大事です。浅く聞こえるかもしれませんが、これについてもそのうち書きますね、ネタは大事。

僕にはお金がないし、影響力も少ないです。ぶっちゃけ頭も悪い。まじでせいぜい、歌うくらいしか能がない人間です。

でもこんな僕でも、なにかできないかと思って、準備を進めています。(暇だから)

随時NOTEやほかのメディアをとおして、出して行けたらなと思っています。

この最悪な状況を脱して、また集まれるようになったら、前以上に濃厚な音楽ができるように。


やっぱり仲間と、音楽がしたいので。

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敬具

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