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なりたい姿

今日の人事の方との面談は非常に有意義なものであった。

すごく大袈裟に言えば、人生の何かのターニングポイントになる話だったのかもしれない。


自分が将来なっていたい姿とは何なのか

それを達成するためには20代のうちに何をすれば良いのか
そして30代では、40代ではどこまでになっていればよいのか


次々と質問され、



そんな事まで考えてねぇよ



と途中で言いたくもなった。



でも、とても熱心に僕の将来のビジョンについて考えてくれた。


最善の方法は何なのか最速の方法は何なのか含め。



正直自分の無力さに途中で面談を終わらせたいくらいの気持ちだったが、最後まで聞いていた。



強調していたことは


自分が将来何をしていたいのか、どういう目的があるのか、まずはそれを決める。それがいつまでに達成していたいのかを含め。



次にそれが決まれば現時点との差がわかる。


その差を埋めるためには何をしていなければいけないのかを考える。
例えば
・知識スキル
・行動力
・スピード感
・信頼


そう考えていけば、20代のうちに何をしなければならないのかがわかってくる。何を得なければいけないのかがわかってくる。


それが、社会的地位や信頼なのか。
また収入なのかスキルなのか。



という説明を受けた後に


んじゃあなたの生きている目的はなに?
20代のうちに何をしていたいの?



という事を聞かれると何も答えられなかった。


第一に就活を始めた事も

教員でも社会を見ておいたら?

という誘いから。


リクルーターの人も


どうせやるなら内定を目指そう


といい、選考はいけるところまでいきなさい



というアドバイス。



そんな気持ちで就活をしていたぼくに答えられる質問では到底なかった。



ぼくの大きなビジョンの中に



山形に貢献できる人間になりたい



というものがある。



普通に働くだけなら間違いなく東京で働く意味はないよ。
山形で就職した方が絶対に山形に貢献するには近い道になるよ。



というように言われた。


僕は山形に貢献する一つの手段として、教員というものを考えた。


まあ教員といっても様々な人がいるが、


他にない唯一無二の教師


になる事ができれば、より発想力や行動力のある若者を育てる事ができ、何年後かの山形の発展に繋がるのではないか

と思っていた。


なんか今日の話を聞いていてそれもどうなのかなと思った。


人事部の方からは


山形に支部をもって、信頼できる部下を集め、新事業を始めれば良い


という提案もいただいた。


本当に可能なのかなとも思ったが、


東京のベンチャー企業で働くことは、


相当な目的、信念、覚悟


が必要だよ。と言われた。


たしかにそこがなければ新事業なんて始められない。


なんか、就職が第一志望ではない僕の為にこんなに話をしてくれて申し訳なくも思い始めた。


その会社は入社後5年以内に年収1000万を超える人もいるそうで、


やはりそのような会社の採用担当ともなると

伝え方も上手いし、成し遂げてきた事も違う

何より考え方の見通しや幅には歯が立たない。



面談の終わり際に、


こんなに自分が考えている事が浅く、何もビジョンがないとは思っていなかった。自分には考える能力がなさ過ぎた。


と言うと、


この会社には俺(人事部の方)よりもはるかに頭が良い人、伝え方が上手い人が沢山いる。
やはり自分よりも上の人と出会えば自分の弱さに気づかさせるよな。


と言われた。


正直自分は将来の事に限らず、いろいろな事を考える事ができ、頭が働く方だと思っていた。



そんなの今までの環境の中で少し優位に立っていただけ。



社会に出て、企業で成功している人はもっと頭が良い。
そしてもっと妥協をせずに生きているし、もっと人生を充実させている。




私はそんな人に就職活動中に出会えただけでも良かったと思っている。

それと同時に僕の為に合計10時間以上も割いてくれた企業にとても申し訳なく思うと同時に、素晴らしい人だし会社だなとも思う。 



私は今後どうしていったら良いか再度考える必要があると感じた。


また、今のところ教員志望者が就活をするべきかと聞かれたら自分の答えとしてはNoである。


また、教員になりたいと思っている人も(自分含め)教員になって何がしたいのかがなければ教員になる意味もないと思った。それも何がしたいのか具体的に考えがなければ無いのと同じ。


山形に貢献する


聞こえは良いが何もわからない。


それを言えばモンテディオ山形に募金するだけで貢献はしている。


人生・将来について考えるのがこんなにも難しいとは思わなかったし、それに気が付けたのも僕は就活をしたから言える事。


まあそれだとしても教員志望者が就活をしても自分の無力さに気づくだけだし、社会を見ていない教師は嫌だなーくらいで就活するのはあまりにも甘過ぎるなとも思った。



最後に人事部の方から言われて印象に残った言葉を紹介する。


自分が嫌だなとか面倒だと思う仕事や作業は、人からは必要とされている事


これは今、新チームになった蹴球部を再建しようとしている現状でとても響く言葉だった。



もっと自分の将来についてしっかり考えていきたいと思う。

#就活














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