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妻に支えられて乗り越えたコロナ禍の大ピンチ

先日『訪日スペース』のインタビュー前半に引き続き、インタビュー後半もYouTubeで公開されました。

【訪日スペース】
「訪日スペース」は、インバウンド観光事業者へのインタビュー動画シリーズです。
世界的パンデミックの到来で大きなダメージを受けた観光業界。海外との往来が遮断されていた中、特にインバウンドビジネスは大きな危機を迎えました。業界内の事業者の奮闘エピソード、どのように危機を乗り越えてきたか。そんな中でも事業を続ける思いや、ウィズコロナの時代でインバウンド業界はどのように変動していくのかについて赤裸々に語っていただきます。

前回は僕の起業までのストーリーを話しましたが、後半はコロナ禍での挑戦を話しました。
今日はインタビューで答えた内容をもう少し詳細に書こうと思います。

インバウンドビジネスをやっている僕らの売上は2020年4月にほぼなくなりました。
売上ゼロでも半年以上は生き残れるキャッシュは会社にありましたが、インバウンド復活の兆しは全くなく、これでは社員たちの生活も守れません。
さらに一つ残っていた大きな仕事のキャンセルの連絡が来た日は絶望的な気持ちで眠れませんでした。
そんな僕を見て妻が「自分の収入で家庭はなんとかなるから、会社メンバーたちの給与をまず考えて」と言ってくれました。
家庭と会社の2つのうち、この一言で会社1つに集中できたため精神的にはかなり楽になりました。
そして、自宅にあるホワイトボードで夜な夜な妻と会社について作戦会議をしました。
インタビューにもあるようにそこから様々な挑戦をして、助成金なども活用し最終的には黒字で終わることができて、雇用はもちろん誰の収入も下げずに生き残ることができました。

今期はかなり復活して、しっかりと利益を出して終われそうです。
まだまだコロナのピンチは続きますが、一旦最悪のピンチは脱することができました。
妻にもとても感謝していますが、もう1人僕がアドバイザー的なことをやっている会社もコロナで大ピンチの中でずっと契約を続けてくれました。
自分から辞退しようと思いましたが、ずっと気にかけてくださり感謝してもしきれません。

結局僕の会社は利益も増やして生き残ることができましたが、僕の力ではなく、多くの方に支えられて生きているということを実感した日々でした、というか日々です(現在進行形)。
その他にも支えてくれた人はたくさんいます。
その恩を一生忘れずに自分もピンチの人に手を差し伸べて生きていけるように強くなりたいと思います。

後半も面白いのでぜひ見てくださいね。


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