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妊婦も授乳中も妊活中も積極的にコロナワクチンを接種すべき理由

陰謀論、噂話、非科学的な話が飛び交うコロナワクチン

今まで積極的にはコロナワクチンについて発信してきませんでした。
いろんな考え方を持っている人がいるからです。
特に妊婦の方々は心配だと思いますし、実際に心配で接種しない人がたくさんいます。
僕も子どもを持つことを考えている当事者の1人として、海外報道も含めていろんなメディアや専門家から情報を集めました。
僕は普段周りの友人などからいろんなニュースについて解説を頼まれたりします。
それは僕が元々ジャーナリスト志望で世の中のことについて調べることが大好きだからです。
最近よく聞かれることがコロナワクチンについてで、僕は自分の主観ではなくできる限りデータや専門家の意見を紹介するようにしています。
実際に今日はInstagramで妊婦とコロナワクチンについてのニュースやデータを紹介したところ、多くの妊婦や授乳中の知人から連絡をもらいました。
コロナとワクチンはいろんな情報があって非科学的なものや陰謀論に惑わされてしまう人が多いんですね。
「友達の友達の友達がワクチンで死んだ」とか不確実な情報も飛び交っています。
そういうわけで、今日はInstagramで発信した情報を共有します。

アメリカは接種OKから接種すべきに変更

まずコロナワクチンですが、アメリカでは先日まで妊婦に関しては希望者は接種できるという姿勢でしたが、数日前に米疾病対策センター(CDC)は積極的にワクチンを接種すべきという姿勢に変わりました。

厚生労働省もいつでも接種OKに変更

日本の厚生労働省のサイトでも、妊婦とワクチンについてこのように書かれています。

Q.私は妊娠中・授乳中・妊娠を計画中ですが、ワクチンを接種することができますか。

A.妊娠中、授乳中、妊娠を計画中の方も、ワクチンを接種することができます。mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンが妊娠、胎児、母乳、生殖器に悪影響を及ぼすという報告はありません。

妊婦だけでなく、授乳中、妊娠を計画中の方も接種できると書かれています。
実は先日まで「妊娠12週までは接種を避けていただく」という明記があったのですが、最近その文言は消されていつでも可能という表記に変わりました。
その経緯については以下の記事に詳しく書かれています。

パートナーのワクチン接種は必須

そして妊婦がワクチンを接種すること以上に重要なのはパートナーが接種することです。
妊婦の感染の多くはパートナーからの感染なんです。
妊婦の方がどうしても接種できない場合は、パートナーが絶対に接種すべきですし、接種している人意外とは可能な限り対面で会わないことが大切になります。
NHKでも報じられています。

妊婦の感染はおよそ8割が夫やパートナーからの感染だとして、妊婦だけでなく夫やパートナーについてもワクチンを接種するよう呼びかけています。

コロナ感染の妊婦の悲しいニュース

昨日妊婦とコロナでとても悲しいことがありました。
それは新型コロナに感染して自宅療養中の妊婦が受け入れ先の医療機関が見つからず自宅で出産し新生児が亡くなってしまったのです。
この報道にワクチンの情報はありませんが、妊婦がコロナに感染してしまうととてもリスクが高いです。
記事にもある通り、妊婦を優先的に搬送するルール作りや事前に受入先を決めるなど準備が急務になっています。
リスクを減らすために妊婦の優先的なワクチン接種とコロナに感染した妊婦と対策が今求められています。

他にも情報がたくさんあるのですが、わかりやすいものをまとめました。
上記の情報や他の情報も含めて総合的に判断するとコロナに感染した妊婦のリスクはとても高いので、ワクチンは接種すべきだと僕は思っています。
妊婦に関わらず命が関わっていることなので、非科学的な情報や変な噂話、陰謀論に惑わされずに判断してほしいと思います。

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