謙虚はフリでいい
僕は昔から、馬鹿正直で小心者で、人から何かを頼まれると断れない性格だ。
それは小さいころから親に、いい人でいなさい。他人に優しくしなさい。謙虚でいなさい。など、旧道徳的なものをさんざんと言い聞かされてきたことも影響はしていると思う。
今現在、僕は自営業をしている。
自営ということは、もちろんお金の話もたくさんしないといけない。
小さい頃の習慣とは恐ろしいもので、いい歳こいて言いたいことも言えずに、駆け引きすらできない自分に今更気づく。
気が付けば、損ばかりするようになっていた。
それでも根っからのプラス思考がさらに追い打ちをかける。
損して得を取れと言うしな。次はきっとちゃんとしてくれる。
など、甘い考えばかりの、頭がお花畑状態。
世の中そんなに甘くない。
自分の提供した価値にはそれ相応の対価をもらうべきである。
遠慮はしてはいけない。
それが自分の仕事に対するプライドである。
今更になってこのことに気づく。
なかなかこんなおめでたい人はいないと思うが、もし居てるのならば、ぜひともこのことはわかってほしい。
遠慮しなくていい。
謙虚なふりをしているだけでいい。
対価はしっかりもらう。
そうしなければ、成功できることもできなくなってしまう。
小心者は少々わがままくらいでちょうどいい。
人に嫌われようが関係ない。
いい人ぶっていても結局嫌われるから。
自分の生きたいように、やりたいようにしたらいい。
それでも仲間は絶対見つかるから。
こうやって書きながらも、自分の肝に銘じている僕です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。